2012.04.18
4月18日(水) / しだれ桜・登園7日目保護者会の日・園内通信
<枝垂桜>(しだれざくら) バラ科 学名 Prunus pendula
(Prunus サクラ属,pendula つり下がる)
しだれ桜を見上げる 全景
お山のソメイヨシノも満開を過ぎ、今日は穏やかな青空の下をフワフワ花びらが舞い降りてきています。見上げると、花びらが落ちたあとの萼(ガク)がよく見えます。これがパラパラと落ちてくる頃にはなぜかパウダリーなよい香りが漂うのです。これが桜の香りです。特に夜、よい香りで満ちることがあります。
上の写真は、先日、岡崎公園内の京都会館東側にあった見事なしだれ桜を思わず撮影したもの。
昔、日本からアメリカ合衆国ワシントンDCに桜の木がプレゼントされ、当地では毎年この春の時季に“桜の女王cherry blossom queen”が選ばれるといった内容が、私が中学生の時の英語の教科書(4月)に載っていたことを覚えています。
今年は、日本からワシントンDCに桜が贈られてからちょうど100年目に当たる記念の年だそうで、アメリカ,日本の両国で記念切手も発行されています。
4月初めは赤く濃い色をした寒緋桜や白い大島桜が見られましたが、春は少しずつ進んでいます。もうすぐ4月下旬。次は八重桜が楽しみです。
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今日は保護者会の日でした。子どもたちにとっては登園7日目を迎えました。
一日一日をゆっくり着実に積み重ねながら、お外遊びも十分楽しめるようになり、また今週は保育時間が長くなりましたが、お母さんの手作りお弁当を楽しみにしながら元気に過ごしています。本当に子ども達はお弁当が大好きです。「おべんと おべんと うれしいな・・・」を合唱したら「いただきます」をして、お友だちと一緒にとても静かにお口を動かしていただく姿があります。
保育を重ねるにつれて日に日にクラスにも慣れ、子どもたちの笑顔がキラキラと輝くようになっています。特に年少児はお母さんを思い出して涙がぽろりと出ることもありますが、お馴染みになったピアノの音が流れてくると、お友だちと目を見合わせて楽しく歌いながらニコニコ笑顔に戻れる様子もありました。
何より、先生の紙芝居が大好き(アンパンマンは特に!)で、子どもたちの集中力には驚くほどです。お手洗いにも随分慣れて、上手く行くこともできるようになってきています。
昨日、年少クラスのお部屋の入り口までお子さんの姿を見に来られたお父さまがいらっしゃいました。お子さんの成長された姿を窓越しに見て驚かれ、「大人は一日でこんなに成長することはできません」と仰っていたのが印象的でした。
昨日できなかったことが今日突然できたりもします。こうして目に見えて毎日成長する姿が見られることは、ご両親にとっても私たち園側にとっても何より嬉しいことです。
特に新入園児さんは社会生活の第一歩がスタートし、自分の足で歩いての登降園を含め今までと大きく環境が変化しました。どのお子さんも着実に新生活に順応されてきていますので、私たち大人の側としては、毎日できるだけ安定した環境を提供しつつ子ども達の成長を長い目で見守り楽しみに待ちたいと思います。
今日は、年少ことりぐみさんと一緒しましたが、おもちゃで遊んだ後はお片付けがみんなででき、自由画帳を開いてクレパスで好きなお絵描きを楽しみました。着々とお帰りの支度も整い、保護者会を終えたお母さまがお部屋にお迎えに来られるまでの時間調整に、まみ先生から何と4冊!も紙芝居を読んでもらうことができました。やっぱり紙芝居はみんなとてもお気に入りです。おかばんを背中に背負ったお帰りの姿で、全員が真っ直ぐ前を見て先生が繰り広げる一枚ずつの絵とお話の世界を集中して見入っていました。
登園一週間目にして先生のお顔を見てお話が聞ける、そして十分理解して楽しめる姿には感心します。
各クラスにお迎えに来られたお母さまもとても穏やかな笑顔で、子どもたちにとっても嬉しい再会ができた半日保育の日となりました。
今後、十分体力がつくまでの間は目にみえない疲れもあるかも知れません。帰宅後は十分に休養され、ゆっくりと心身を休めてお過ごし下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ7」をお出ししました。
内容は、
◇ 園児名簿持ち帰り<園児名簿について>
◇ 写真袋のお持ち帰りについて
◇ 絵画教室講師について
◇ “山びこクラブ”開催のご案内(山の学校主催)
◇ “お山のミニミニ幼稚園”について(未就園児さん対象)