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2011.01.28

1月28日(金) / ラナンキュラスの思い出・これ何だろう?・園内通信

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<ラナンキュラス> キンポウゲ科  原産地 中近東,地中海沿岸
              学名 Ranunculus asiaticus 別名 花金鳳花(ハナキンポウゲ)
花の名称ラナンキュラスは、ラテン語のrana(ラーナ=カエル)が語源で学名ラヌンクルスを英語読みしたもの。葉の形(写真では見えません)がカエルの足に似ていることが名前の由来とのこと。
ラナンキュラスの花を初めて知ったのは中高生の頃だったでしょうか。その当時、一般にはほとんど流通していない花だったので現実には見たことがなく、デパートのアートフラワー(造花)のコーナーで目にした時にはてっきり創造された花だと思いました。作家がフランス人で、ヨーロッパではラナンキュラスが園芸種としてすでに数多く育てられていたことも後でわかりました。
本物ではない上にそのアートフラワーがあまりに精密に作られていたため、素直にそれを綺麗だとは思えず、“ラナンキュラス”と書かれたプレートをしばらく見つめていた記憶があります。
その時一緒だった母に伝えてみると、母の返事は、これほど本物に近いものが作れるのは技術として素晴らしい、と言うことでした。確かに今になってみると当時の母のようにも思えます。実際にお生花が日持ちしない真夏には、私もアートフラワーを置いてみることがありますから。
当時デパートで見たその作品は、今では花の彫刻家として世界的に有名なフランス人エミリオ・ロバ(クチュールフラワー作家)のものでした。自然を愛し色彩の美しさに魅せられたという彼の数々の花の作品は世界中で人気です。まだご存じない方はいつか現物をご覧になるとちょっと驚かれるでしょう。
上の写真は、お花屋さんで先日一目惚れした勿論お生花のラナンキュラスです。中央のバラと上部のシンビジウム以外はラナンキュラスで、コーラルやオレンジ色が鮮やかです。
ラナンキュラスは他に赤,白,ピンク,紫系などがありますが、八重咲きから万重咲きの花びらをこうして眺めていると、逆に作られたもののようにも思えてくるから不思議です。
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 【ほら、こんなの見つけたよ!】
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昨日の朝、登園してきた年長児Nちゃんが見せてくれました(上写真)。
種がプロペラ様の形になっていて空を飛べるモミジの種のことはみんなよく知っていますが、これは一体何でしょう?
写真ではもう取れてしまっていますが、茶色で細長い種の上に放射線状に白い羽がくっついていました。
Nちゃは、3才児の頃に初めてお母さまとこのお山に来られた頃から、自然の中にいる様子がとても生き生きとした女の子です。木や植物の名前もよく知っているのですが、一緒におられたお母さまも「これは何でしょうね~?」と仰います。
目を近づけて見ていると、「先生にあげるよ!」とキラキラした瞳で差し出してくれました。お山の下の方で拾ったの、とのことでした。
調べてみたところ、どうやらススキの種のようです。でも、ススキと大変よく似たオギという植物の種に更に似ていて、銀白色に光る羽(小穂ショウスイ)はどうやらオギのように思えます。
お山の下辺りに生えていて今まで私がススキだと思っていた植物は、実はオギだったのかしら・・?と思ったり。
また今朝は、ナンテンの葉の真ん中に、まん丸の穴(何かの幼虫が食べた跡)が大きく空いているユニークな一枚の葉を手に登ってきたのは年中児のSちゃんでした。本当に子どもたちは自然のメガネを持っているとつくづく思います。
子どもたちのお陰で、長い間お山に住んでいてもまだまだ新たな発見や?がありそうです。
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昨日、園内通信「お知らせ71」をお出ししました。
内容は、
◇ 節分の豆まき
◇ お山のミニミニ幼稚園(未就園児さん対象)2月3月の予定
◇ 小学校半日入学及び入学説明会の日のお帰りについて(年長児)
◇ 第2グループ朝の出発時刻の変更について
◇ 平成23年度小中学生総合保険のご案内(年長児)

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