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2022.12.18

12月18日 (日) / 満開のススキ・ひみつの庭の”ママの日special✾”だより””✾(12/6(火)記録)・焼き芋🍠をしたよ(年長クラス12/1(木)記録)~焼き芋の炎🔥の絵(年長12/2(金)記録)


 <満開のススキ(芒、薄)> イネ科 学名 Miscanthus sinensis  原産地 日本、中国など

広葉樹のコナラ、イロハモミジ、クヌギ、モクレンなどが一年のお役目を終えてハラハラと風に舞い落ちる園内。樹木は新たな一年に向け準備の冬に入ります。自然の移ろいに習い、私達もこの一年を振り返りながら新たな年への準備に入る12月半ばとなりました。

そんな中、イロハモミジの紅葉をバックに秋の七草の一つ”ススキ”が今満開です。見ると風に揺られて左へ、右へ…。またある時には穂の束を上下に揺らしながら夕陽を受けて煌めく姿は何ともいえない美しさです。自然の風景にしばし目を留める幸せな瞬がありました。
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ひみつの庭の”ママの日special” “ボルシチ”でランチタイム🍞☕”✾(12/6(火)記録)

この日はひみつの庭の”ママの日の”最終回でした。季節は日に日に寒さをましてきた12月初め。

11月のママの日終了後のティータイムに話題にのぼったことから、ロシア料理”ボルシチ”の会を開催することができ、終了後に記念撮影をしました。曇り空の合間に時折青空がのぞく天候で、一日を今振り返るとすでに懐かしく思い出します。

ボルシチは年少Oママのレシピにより園長室でKママ、Oママが朝から作りはじめ、後半は”ひみつの庭”で煮込み仕上げをしました。パンは北山の2店舗(And Bread、ユノディエールなど)でKママが調達、アップルパイはpâtissièreNママのお手製🍎こちらは出来上がりの写真です。

ボルシチのトッピングはサワークリームしかないと思っていましたが、本場ではマヨネーズが活躍しているそうです。何種類ものマヨネーズがあり、お好みによって使い分けられるそうです。サワークリームよりいくぶんまろやかなお味になるのがマヨネーズを使用した場合👆

園長室でボルシチ作りの傍ら、”ひみつの庭”で会場セッティングのママ達はたくさんのテーブル、椅子のお運びが終わるとビーツのサラダ作り、パンのカッティング、デザートの切り分けなどを担当されました。

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骨付き肉でブイヨンづくり/~園長室キッチン

大鍋(φ40×H25)にスペアリブ用骨付き豚肉をオリーブオイルで炒めたあと、アクを取りながら煮込む。

別の鍋にオリーブオイル多めを熱し→玉ねぎ(大きめみじん切り)を炒める。(右上写真はあとでブイヨン鍋に入れるキャベツ千切り)

そこへ人参を加えて炒める。

ビーツ(皮をむきスライサー荒おろしくらい)を加え炒める。+トマト缶を入れ30分ほど煮る。

・大鍋のブイヨンができたら豚肉を取り出し、骨をはずして小さくカット。
・ブイヨンの鍋には小さくカットしたじゃがいもを入れ10分弱煮て塩で味を調える。
・じゃがいもが柔らかくなったら、二つめのビーツ入り野菜のペーストを加える+ローリエ(園長室庭の木から生葉をカット)とともに。
・キャベツ(太め千切り)を入れる。
・豚肉を大鍋に戻す。
・にんにく(みじん切り)、本場ロシアのスペシャルスパイスを入れ煮こむ🍲🔥

園長室が一段落し、ひみつの庭の奥にくるとすでにテーブルが並べられ…

数種類の”魔法のスパイス”でお味つけ✨✨  ひみつの庭の長椅子にコンロ(風の影響をうけないタイプ!)をのせ、さらにゆっくり煮込んでいくOママ。

11月ママの日のティータイム☕で、Oママとは語学の話をしていた流れでボルシチづくりのご提案が✨!😊 すぐに全会一致でママ達とともにこの日のボルシチづくりの会が叶う流れとなりました。12月のひんやりした空気の中、温かなボルシチスープの香りが漂うひみつの庭💕

骨付き豚肉を煮込みながらブイヨンをつくったのは今回の大事なポイント!また、缶詰のスライスビーツはお馴染みのものですが、生の野菜ビーツを使用していることも今回のポイント!そして煮込み用のスペシャルなロシアのボルシチスパイスは何よりの特別なポイントですね!😊

pâtissièreNママが切り分けた手づくりアップルパイにホイップクリームを添えておられるところ🍎 

手つきが本格的… 美しく、見とれてしまいますね💕

Kママが持つボウルはビーツのサラダ。畑のからし菜もお持たせ野菜で生き生きしています。

こちらは私のお気に入りの黒パン ポンパニッケル。神戸のフロインドリーブで以前はよく求めたものでしたが下鴨で見つけて以来はもっぱらこちらのもの。もともとベーカリーオンリーだったユノディエールが最近はカフェになりました。なかなか出向けないのでKママが調達してきて下さいました😊💕 そして北山エリアのAnd Breadのパン。人気でいつも売り切れるそうです!バターが間に合わず💦バゲットやフォカッチャなどはオリーブオイルをつけて下さい😊

だいぶ煮込んでお味が深まってきたようです。トースターで黒パンを焼きましょう~🔥

さあ、Kママがそれぞれのボウルにボルシチを入れていかれます😊

大きなレードルでたっぷりとボルシチを入れて各テーブルへ。

メキシカンセージは夏から今もまだ開花中。本当にながらく咲いてくれるブッシュです。 畑野菜もすくすく育っています🌿

お昼前。青空が一面に広がり、ひんやりするけれど気持ちのよいひみつの庭💙💚

太陽が南から射します。子ども達は各園舎でお弁当タイム🍱

みなさ~ん! ボルシチいれますよ~~📢 いよいよ黒パンも焼けました~。Kママ😊レンジガードをいつも有難うございます!(^_-)

西の空も青空に💙

いつの間にか素敵な紙ナフキンも… 手際のよいママ達です。

ビーツサラダ✾
・ビーツをやわらかく煮る。圧力釜で20~30分。ふつう鍋で約1時間。
・さいの目切りにしてお好みの味にあえるだけ😊

すぐ横の緑がきれいです。ビワの木には冬の白い花が満開!甘い香りが漂います。

こちらはロシアのお菓子。Oママのご親戚からのプレゼント🎁🍬 感謝!

さまざまなチョコレートのお菓子をみんなで少しずつ頂戴しました! ロシアと言えば音楽ではチャイコフスキーやラフマニノフの特にピアノ曲が好きですが、お料理ではビーフストロガノフやつぼ焼き、工芸品では小さな頃にお土産にもらったマトリョーシカ人形を思い出します。ホフロマ塗りの器やスプーンも大好きな工芸品で、日本の塗りのお皿に合わせたりティータイムに使います。

さてさて、いよいよ出来上がりました~~ボルシチ完成です🍲🔥

Oママからのレシピを、お得意の挿絵をあしらってまとめて下さったKママ💚 ぜひ皆さまもつくってみて下さい🌿
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焼き芋🍠をしたよ(年長クラス12/1(木)記録)
 そして次の日には焚火🔥の絵を描いたよ!

 〔焚火で焼き芋🍠〕~最後の残り火と炭

こちらは焼き芋が終わってからも残り火がまだ熱を持って燃え続けているところです🔥このあとバケツのお水をかけて消火しました。
🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠 🍠

さてこの日は今月初め。前日には各クラスで茶色系の色画用紙を薪に見立てて手でちぎり、画用紙の上で本番さながらに薪となる木の枝を組み、のりづけするシミュレーションをした年長クラスです。庭師さんに以前に剪定してもらったエノキ、クスノキなどの樹木はすでに十分に乾燥して燃えやすくなっていました。太い、細いを上手く組み合わせながら中に空気が入るよう火床を組んでいます。

なかなかいいですね~! 「この太い枝はどの木の枝でしょうか?」というクイズがkaoru先生から出て…

あれだよ~!! と指をさす子ども達👆👆

クスノキの細い枝葉とエノキの枝なども。

枝を選んで火床へ。

組み上げた上にはどこかで見たオレンジ色の紅葉の葉っぱ。これはなんでしょう?
Ans.メタセコイア(園内に数本あり)。あら、竹の皮も入っています😊

種子島から取り寄せた安納芋。結構大型のお芋です。先生達が濡らした新聞紙で生芋を包み、さらにアルミホイルでしっかりと包んであります。

組んだ薪に入れていきます。

自分で場所を探します。美味しい焼き芋🍠ができますように…の願いを込めて。

ほらみて、こんなにおおきいよ😊 うまく焼き芋ができるかなあ。

組んだ薪の中に手を伸ばして…

いい感じですね。                     点火後、少しずつ園内の落ち葉も🍂

みんなで集めたモミジ、コナラ、クヌギ、クスノキの葉がてんこ盛りに…

お山の幼稚園なので薪には不自由しません。ただし、袋に集めて置いておくと生葉の場合はどうしても袋の中に湿気が回ります。すっかり乾いてしまうとよいのですが、紅葉の色どりが残っていると目には嬉しいものです🍂

勢いよく燃える炎🔥 一気に周りの空気が温かくなります。

時間が経過します… はじめは火の勢いが出て大きく燃えますが、お芋の中にじっくりと火を通すにはまだまだ焚火の力が必要です。散らばった落ち葉を集めながら…

いちどみんな集まって! 竹串で仲間で火が通ってやわらかくなっているか見てみようね! あ、残念! まだまだ固いみたい、どうしよう…?

あっ、竹串が半分くらいしか入らない… さあ、みんなどうしようか?

なんでも簡単に上手くはいきません。そんな時にはみんなでどうするかを考えて進みます。

ようし! それならもっと森から薪にできるものをみんなで力を合わせて運んでこよう!ということになり、張り切って再び森へと走り出しました。私も加勢し、ひみつの庭の夏アジサイの枝も急いで刈込み資材にしました😊 森では大きな長い枝や燃えそうな落ち葉を集め、子ども達は何往復もして火🔥の中に入れながら動き続ける時間が過ぎました。

中の太い木がじっくりと種火になり、後から入れる枝葉に火が移り、中のお芋🍠がじわじわと熱くなっていることを祈るとき。

さあ、お芋🍠に無事に火が通ったかどうかを試してみると…
ようやく仲間で竹串が通り、お芋が柔らかく火が通っていることがわかりました。よかったね!大成功😻✌

よい頃合いに燃えた焚火🔥

中から一つずつお芋を取り出していきます…。そして一つずつ大人がホイル、新聞紙を取り除いていくと… 中からよく焼けたお芋🍠が😊🍠🍠🍠

本格的に火がまわり始めてから約1時間少々、みんなで頑張った甲斐がありました。火が中まで通った喜びもそこそこに、さっそく温かいうちにみんなで「いただきます」!

手を拭き、熱々のお芋なのでタオルで持っていただきます。

おいしいよ!

そこへ森から戻ってきた年中クラスが通りました。まわりの空気があたたかいね~、焼き芋のいい匂いがしてる😊と見ています。

これほんとおいしいよ😊                 ほんと、あまくておいしい!とasami先生も。

あまいよ~~👧👩                    もうタオルはいらないの。

ほらっ、すごく黄色いでしょ🍠 いい色ね💕        あま~~い!

おいしい!                        ずっとたべていたい👧👩🍠

とても甘いそうです!よかったね~💕 大きなお芋でしたがお弁当もこの後に待っているのですが… 半分を残してお家に持って帰った人、持って帰らずすべてぺろりと平らげた人😊、それぞれでした😊 残さないよ!と言っていたけれど、あとでお母さまに聞くとちゃんとお土産にされたとのことでした💕

✌ピース👦👩✌

よかったね🍠👧🍠👩🍠👩🍠

黄色いお芋で美味しいそうです。なにせ熱々は何よりですね💕

パクパクパクとすすみます🍠🍠🍠

持ち帰りは袋に入れてお名前シールをつけます。

美味しく、嬉しい笑顔が溢れます💕

お芋🍠をつつんだ手もあたたかそう。            こんなにたべちゃったよ😊

たくさん食べましたね😲                 う~~ん!(おいしい)

もうなくなってしまうなあ~~🍠🍠

まだまだ燃えそうでもったいない気がしましたがお水で消火しました💦

それでは~~ごちそうさまでした👏。事前に森や園庭で集めていた木々や落ち葉などを使って12月に入った園庭で、年中少クラスが11月中にすでに済ませ、続いて年長クラスが生芋からみんなで力を合わせた焚火🔥と焼き芋は大成功✨でした! 達成感とともに美味しいお芋を食べられたところで焚火🔥の絵を描くつもりでしたが、さすがにお昼前になり、感動も記憶に新しい次の日に絵画の取組みを行いました。

~焼き芋炎🔥の絵(年長12/2(金)記録)~


こちらは前日の焚火🔥を思い出してスパッタリングで日の勢いを描いているところです。最後は黒を使い黒い炭のイメージを描くことで引き締まります。

手に持った網とブラシで絵具を勢いよく飛ばし、下の画用紙に色を落とします。焼き芋をする前日に千切ったり、ハサミでカットして薪を組んだ上に、炎🔥が勢いをつけて燃えていく、そんな様子です。

手にも絵具がついてしまうの。               ウ~~、がんばる!😊💕

黄色、オレンジ、赤を単色やミックスしてサッ、サッと飛ばします。

網をトントンとブラシで叩いたり、網の表や裏を試して自分なりの方法で焼き芋の炎🔥を再現中。

こちらは年長クラスがクリスマスお楽しみ会に向けてグループ活動で話し合いながら取り組み中のツリー🎄 🎄お楽しみ会🎅ではグループごとにテーマを決めて順に発表をする予定です。

こちらのクラスも鋭意取組中。

少しずつ重ねていくことで、焼き芋🍠が出来上がるための大きな炎も出来上がっていきます。

だいぶ燃えてきましたね🔥

ザルの目が細かいのでなかなか大きな🔥がつくれないようでした。そこで網を外してブラシの絵具を直接手で振り下ろすようにすると… 大きな火の粒が飛び散りました!

たくさんの火の粉が鮮やかに。

それからは…リズミカルにトン、トン、トンと色の粒をダイナミックに落とすことで気分もノリノリに。左右にジャンプするように体を動かしダンスをしているようにも見えるRちゃん💕

最後は黒の炭をザルを通して表現します。

しっかりと燃えている焚火の炎🔥のできあがり。

こちらも鋭意取り組み中の子ども達。

こちらは真っ赤な絵具で。

細かな霧のような色の粒。熱でゆれる空気のようにも思えてきます。

こちらも炎🔥が燃え上がっています!

なかなかダイナミック🔥

薪の組み方がいいですね。さ次はてスパッタリング。

勢いのある焼き芋の炎を思い出すと、スパッタリングでの炎🔥づくりにも力が入ります。

どんな体験も躊躇わずにチャレンジできる子ども達。このスパッタリングは周りに絵具が飛び散る!こともあり、広い園舎内だからこその活動の一つです。私も服に絵具が知らぬ間についているのはたびたび😊です。昔の園の子ども達のスモックは確かに比較的綺麗でしたし、さらに30年も前はスモックが汚れることに躊躇いを持たれるご家庭も少なくなかった時代でしたが、現在の園の子ども達のスモックはさまざまな活動の賜物で汚れています。後で思うと汚れは勲章であると思っていただき、一方そうした園の取組みをご理解いただけるとすれば何より有難いです。

こちらはまず黄色の炎🔥をつくっています。新しい発見は、筆を使わずにザルについた絵具をそのまま上下に振って下に色を落としていることです。

パッ、パッ、パットと振り下ろす、横へ動かすと一味違った炎が出来上がっていました😊

こちらは炎のつくり方で別の楽しみを見つけたSくん。流し絵、垂らし絵のようです。絵の具が流れ、薪に絵具の道をつくりながら垂れてくるのを観察中です。たしかに一緒に見ているとどういった法則で絵具の水分が下へ、または横へ移動するのかが知りたくなるほど不思議でユニークでした。さまざまに発見ができる子ども達です。

その後は両クラスとも自由あそび時間。薪を作るために千切った色画用紙の残りを見つけたのでくるくると丸めていると、続いてそれを見たSちゃんがいくつもの画用紙の渦巻き🌀をつくりました。これは時計なのだそうで、なぜかと言うと丸めた渦がくるくると回転しながら広がっていくのは時計にとてもよく似ているとのこと。そこへIくんが加わりたくさんの時計の渦が出来上がりました。

そろそろお弁当の時間が近づいてきたようです。先生からお片付けの合図があると・・・
どこかから机にエコバッグが二人分現れ、お互いに持ち帰る量を相談することもなく、目にも止まらぬ速さでそれぞれが上手に収納したことはこの日一番の驚きでした😲!素早い!!

~焼き芋🍠をふり返って~

年長クラスが使用したのは、種子島産の「安納黄金(あんのうこがね)」という品種です(年中少児は安納紅(あんのうべに))。
安納芋・・・生の状態の糖度は16度前後。熟成させてじっくり焼き込むと40度前後まで糖度が達し、お芋の中でも蜜芋と呼ばれるほど甘い品種。粘質でネットリ、シットリ…。実の色もとても濃い黄色で濃厚な美味しさでした😊🍠

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