2024.04.12
4月12日 (金) / 👦👧🌹第75回入園式~春休みの風景🏠🌸
< 第75回入園式 > 胡蝶蘭、薔薇、ダリア、ピンクバンダ、ラナンキュラス、カーネーション、
エピデンドラム、キンギョソウ、アンスリウム、小手毬ほか
年々季節の訪れ方が異なる近年、園内のオオシマザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラなど春前半に咲くサクラが満開となる中、本日はこの上ない春日和☀🌸の一日となりました。
ご入園おめでとうございます。
入園式では入場後は親子で着席。なにであそぶのかな?と辺りを見回したり、やがて前を見て園長先生のお話に耳を傾ける子ども達の姿があり、会場後部ではスーツ姿のお父様方が見守られていました。
式後は眩しいほどに太陽が照る園庭で記念撮影をしました。最前列には子ども達、椅子に座って揃えた両足がまだ下につかないくらいの幼子です。しっかりと自分の足でお山を上ってきたので偉いことですね。その後部にお母様、最後部にはお父様が並ばれてのお慶びシーンの撮影は、前方で左右に踊るぬいぐるみを見ながらカメラマンさんに何枚もお写真を撮っていただきました。
クラス毎に撮影が終わると、続いて園舎にてクラス会を持ちました。ご家族の皆さんでお顔を合わせ、改めてクラス担任と対面したひと時となりました。一年間どうぞよろしくお願い致します。記念写真は出来上がり次第、お手元にお届けします。
新たな2024年度が昨日の始業式に続いて始まりました。週明けはお天気も晴れ予報で☀、初日からみんなを応援してくれる態勢となりました。登園後はクラスでみんなで過ごしたのち、早速お外あそびに出る予定です。朝の登園は年中、年長児さんと一緒に手をつなぎ元気にお山をのぼってこられることを楽しみにお待ちしています。
教職員一同力を合わせて進んでまいりますのでどうぞ宜しくお願い致します。
(入園式後撮影📸🌸)
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春休み中のこと🌸
春休みに入る前からまず造園の方が来て下さり、本日4/12(金)まで春休み中はほぼ全日お山の中(幼稚園~山の学校エリア内)での大木の刈込み作業を中心に活動されました。
こちらは園庭横の第一園舎のアーチ屋根です。テント素材ですが経年劣化とともに破損した箇所があり全面張替えをしました。園舎の通路部分で雨除けスペースです(第一園舎ゆきぐみ入口上のアーチ屋根はこちらで整備を行いました)。
こちらはひみつの庭の築山です。長年の間に芝が草一面の築山に変化💦いよいよ全てを一旦取り除き、鞍馬土で整地をしたのち新たに野芝の張替えをしました。
庭の隅っこに咲くムスカリの花。
ひみつの庭の奥のフェンスを外して森の中から資材(トラック何杯もの土やブルドーザー)を運び入れます。土は園庭にも投入しました。お砂場あそび用の土も約100袋ほど土嚢にして予備ができました。おだんごづくりをする土もたくさんあります💕 お山の上に園はあるため、雨と共に土や砂がどんどん下へ下へと流れ出ることは避けられず時折補充をします。そして普段から遊んだ土やおもちゃについた土をお砂場に戻し、大切に使うように子ども達にはお話をしています。
築山の上からみた景色。新たな土の敷き詰め完了。
一方、第一園舎では3名の職人さんが内側の白い天井テントを張った後、表テントの張り込み中。
園内のシダレザクラが満開近くに🌸
遠目の撮影ですが、朝早くから野芝のターフを全面に敷き詰め完了。向こうのカナメモチの生垣がやがて真っ赤になる時も楽しみ。手前はユキヤナギやマンサク科のヒュウガミズキが満開💛
第一園舎テントの張替え終了。
数年ぶりにことりぐみは手を加えました。赤いテントは園内のケルヒャーで洗うと綺麗になりますが、室内は工事、壁面張替作業が必要となりました。東からの陽が入る明るい園舎のことりぐみ🐤
横長のシンクは今では手に入らない型で、下の水漏れが不安な部品を取り寄せてもらい補修中。手洗いシンクの周囲は第三園舎の水回りと同様に油性の入った塗装をし、絵の具などの汚れがついても拭き取り可能なタイプに。上部壁面は壁紙を張ってもらいました。
天井部分も張替え。
大方完成。
ことりぐみ内部。天井が高く気持ちがよい室内です。タオル、コップかけ部分は塗装、それ以外の壁面は壁紙を張替えました(トイレ内部含む)。
この日は春休みに入ってすぐの頃。雪が積もった翌朝でした。サクラの手入れ中の職人さん。古木になったサクラはこまめに手入れが必要です。市街がみえるほどの高さで私はたんぽぽぐみから撮影。たんぽぽぐみも入口玄関、窓周囲の塗装、入口扉の補修を加えました。
園庭の可動式鉄棒、アスレチック、下のお庭の雲梯、鉄棒、そして周囲の銀色の柵も再塗装し、ペンキ塗りたての表示があります。
ほかに、第三園舎つきぐみのタオル掛けスペース、入口扉(ピンク)を補修しました。一番上のひみつの庭築山から山の学校までの広範囲にかけて樹木の刈込みをしていただいたので、まるで空気が浄化されたような園内です。
ほぼ満開近しシダレザクラ。
そして今週に入り先生達が出勤し園内が賑やかになってきました。
🌸新しいサクラ”関山(かんざん)”を植樹🌸
4月後半に咲く八重桜です。ひみつの庭に植えたものと同品種で桜の塩漬けに使用される花びらが多くオオシマザクラを基として生まれた栽培品種です。場所が斜面なので植込みのサツキを少し除去し、ウエーブエッジを入れその上からお山の孟宗竹を鉈で縦に割き、編み込むように囲いをつくり土壌をつくるスタイル。
京都の桜はどこも植樹後100年近く、園庭のソメイヨシノもすでに30年ほど前から古木の仲間入りをし、枯れた枝を剪定しながら切り詰めて今の状態です。今年は花がよく咲いてくれましたがさすがに幹は割れて小さな株になりました。昔はブランコ近くまで伸びた何本もの枝先に花がたわわに咲き、入園式ではご家族でその枝とともに写真を撮影されていたものです。あれから30年。
細い幼木ですが樹高は相当あるので数年で大きくなるでしょう。
アンティーク家具の補修と樹木を植える仕事も生まれ変わったらしたい職種の一つかも…と思いながら職人さんと話す時。でも植物博士や音楽家♪にもなりたいし…など脳裏によぎりつつ^^✾
ひみつの庭の築山の現在の姿。別件でkanade先生と庭に入ったところ、ふと目に飛び込んできた築山の風景に思わず大笑い(´∀`)。なぜって、子ども達もよく知っている横の大木メタセコイアから大量の松ぼっくりが築山一面に落ちていたのが驚きの量!
芝を張ったばかりの上に… こんなに一度に落ちてきたのは過去にないことで😲
不思議なこと!
メタセコイアの松ぼっくり。みんなも知ってる👦👧✌
しばらく養生期間に入るので入れませんが、「何とかして一面に散らばった松ぼっくりを子ども達と拾えたらいいのにね」といいながら築山を後にしたのでした😊
こちらのシダレザクラは地球温暖化京都会議(1997年)があった時に記念植樹したものです。あれから約30年。近年加速する温暖化、自然災害から未来の子ども達を育て守ることができますように…