2025.04.19
4月19日(土) / “👩ママの絵の会🌸”体験会~春の香りを滲ませよう(4/18(金)記録)
💜春の香りに包まれた色鮮やかな作品💜
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“👩ママの絵の会🌸”体験会~春の香りを滲ませよう(4/18(金)記録)
昨秋にはじめた”ママの絵の会”。新学期春の体験会を行いました。
講師は卒園児ママの東端哉子先生。たくさんの春の花をご用意されました。先生のご自宅お庭に咲くフルーツの香りをしたチェリーセージなどとともに、今満開の八重桜など園のひみつの庭の花も数種加わり春色の花が勢揃いしました。
水干絵具や岩絵具など、鮮やかな春色の絵の具が小皿に分けられました。水入れ、筆、パレット、膠を溶いた液、水などがテーブルに並びます。
材料についてなど、一通り分かり易く説明をされました。
いろんな顔料があります。例えば粉末のこの絵の具は…
水晶を粉にしたものですが、粒子の細かさによってこのように色が変わってくるのです。
こんなにも色に差が出てきます。
これらの粉を膠液や水で溶き、その粘り気で紙の上に色を定着させることができるのです。
これが膠をお湯で溶いたもの。
鮮やかな紅色の粉に膠液を加え。
それぞれの目の前にある春色の絵の具を溶いていきます。
指で混ぜながら溶きます。
鮮やかな色💙
春にピッタリの淡い色合いの粉絵の具。
指でくるくると伸ばしながら。
その後、私はプレイルームを後にして園庭、次に第一園舎へと出向き、お昼過ぎにこちらに戻ってくると…
春の色が漂う空気の中、静寂の時間が続いていました。
黄色はミモザ。ツルニチニチソウも見え隠れする紙面。
こちらは八重桜”関山”、ミモザ…
春の光が眩しいほどに照りつけるようです✨
優しい春色。丸い紙にも。
蔓性マメ科植物の花が美しい💜 パレットも春の花のよう💗
花瓶のバラを印象深く描かれた絵。ミツバツツジも。
体験会後、ずらりと並べたところで、
それぞれの感想を述べられました。
日本画を久し振りにされた感想、趣味とされる油絵との違い、またイラストなどペン画との相違点など興味深く拝聴しました。和紙に絵の具を乗せながら色づくりをしたり、滲みや定着を調整したりする独特の描き方は、平安時代から現代まで続く日本画独特のものだと改めて興味深く考えさせられました。
~春の香りを滲ませよう~
春の花々を前にして、細い筆先を駆使したそれぞれの絵からも春の甘い香りが漂ってきました🌺🌿
一ヵ月に一度、自然物を伴ってゆったり描く時間を過ごしている日本画”ママの絵の会”は近く春コースがはじまります(園プレイルームにて)。その場に一緒にいるだけでも静かでほっと癒され、いつしかゆったりと呼吸していることに気づきます。近く新スケジュールが届き次第お届けします🌺 このたび体験参加をされていない方も、お気軽に描く体験をぜひ💕お申込みは園までどうぞ🌿