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2013.11.05

11月5日(火) / ひみつの庭の“ママの日”だより・ひみつの庭の子ども達(水曜外あそびの日10/30)

 <ROSES!>
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最近は、庭のバラの手入れができていないのを申し訳ないと思いつつ、遅い秋バラが今でも少しずつ返り咲いてくれるのを有り難く思うこの頃。
お昼間に園長室に戻ると思いがけないプレゼント・・・。
何種類かの愛らしいバラが、英字新聞に守られるようにキュッと包まれていて素敵なラッピング。
思わず顔を近づけました。感謝。
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今日はよいお天気になりました。各園舎では、送り迎えグループごとに交通安全教室が行われています。各グループ途上での注意事項を確認したり、クイズ形式などを取り入れて楽しく学んでいる様子がうかがえます。

週末「ひみつの庭」のビオトープを久しぶりにゆっくり眺めていました。緑色の藻がふんわりとなぜか綿のように集まっているところにオタマジャクシやヤゴが見え隠れしているのを微笑ましく見ていると、7月に放流したタナゴがすっかり大きくなって数匹で悠々とやってきて、二枚貝が生息しているあたりを気にしながら泳いでいるのに出会えました。小さかったタナゴはすっかり大きく長くなり、しなやかに泳ぎ回っていました。近くの水中の石の上には、嬉しいことにヨシノボリらしき魚がじっとしているのも見えました。
ヨシノボリが来たのならばと腕まくりして水中に二枚貝を探ってみると、これまた大きくなった二枚貝(ドブ貝)が健在でした。琵琶湖で採取した二枚貝は大方食欲旺盛なオタマジャクシの食料になっていましたが^^;、元気に砂泥に生きている二枚貝を確認しとても嬉しくなりました。
池の中の様子は陸上のように手に取るようには見えませんが、もし魚になって水中を探検することができたなら、驚くような発見がいくつもあるはずです。
11月に入って水温も低くなり、夏場に比べてビオトープの水もいくぶん澄んできました。一度も特別なエサをあげていませんが、メダカ、タナゴ、ヨシノボリたち魚も、水中に豊富にある食べ物を求めてスイスイ泳ぎとても元気です。
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さあ、今日はひみつの庭の外に植栽しているライラック(9本)の足元に、栄養補給と冬支度をかねて腐葉土を入れる作業をしました。お馴染みの園芸店さんから送っていただいたものです。
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久しぶりにお目にかかれたMママと一緒に、スコップで元の土をほぐしながらたっぷりと腐葉土を入れます。ライラックの足元には丈夫なフッキソウの植栽がありますが、どちらも元気に育ってほしいと願います。
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腐葉土でふかふかになったライラックの足元。ゲートの左側部分のフッキソウの植え込みも、シャベルで元土をほぐしお話しながらも手早く作業は進みます。
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ギンモクセイ側、ピンコロ石の縁もそっとほぐして柔らかくして空気と栄養を補給します。今年の春に植栽したこのギンモクセイは、キンモクセイよりも遅れて11月後半頃から12月にかけて上手くいけば花をつけてくれるかも知れません。ギンモクセイの香りはキンモクセイよりもたいへんささやかですがとても上品な香りです。小学生の頃、西の空の夕焼けをバックに庭の白いギンモクセイの花を、冷たくなった手をこすりながら眺めていた記憶があります。
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フッキソウの足元に敷き詰めた腐葉土。大きくなる植物なので密になりすぎると移植が必要かも知れないと話をしながら。大きなモチノキの足元も手入れをすることに。
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土はどうしても固く締まってきます。十分に水分と栄養が行き渡るようにスコップでほぐし腐葉土をすきこんでいきます。
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広葉樹からつくられた腐葉土。フッキソウが柔らかな腐葉土を得て喜んでいるようにも見えます。
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実をつけはじめたフッキソウ。よく茂るので繁栄の象徴として名付けられたフッキソウ(富貴草)。小さな白い花が春に咲きますが、秋になるのは乳白色の小さな実。後日、築山の横に植栽したクリスマスホーリーの足元にクロッカスを、またどこか隅にクチベニスイセンを植えたいと思い球根を購入しています。いずれも春を教えてくれる花。
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数本あるうちのなぜか一本だけ現在満開のベニバナトキワマンサクの花。キボシカミキリが夏場からずっと過ごしていたイチジクを確認。幹には産卵した跡が見られますが元気に下から新芽をのぞかせてくれました。「多いときには10匹ほどが群がっていましたよ」とけんてつ先生。
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ひみつの庭の北側、陽の当たりすぎない場所にハーブを植える予定です。今日の後半はハーブのための土壌づくりに時間を費やしました。
前回、メキシカンセージとラベンダーを別エリアに植えましたが、奥の門に近い場所をもう一つのハーブエリアとしました。ここには、誰もが知るフランスの某有名画家の庭からあるご縁でいただいたセージの苗があり、これは大切にしないと!と、ひみつの庭の隅で絶やさないように守り育てることにしました。
ミント各種、レモンバームなどは生のままポットに入れて熱湯を注ぐだけで新鮮なハーブティーが作れます。先日のママの集いより、ここはグリーンの葉が美しいキッチンガーデンにするアイデアが出ています。ハーブの種類によりどのように区切るかを検討しているところです(右上写真)。
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では、土づくり開始。週末に竹の根切りを庭師さんにお願いしたハーブエリアをシャベルで耕します。石、ガラス片、粘土土の塊などまだたくさん出てきます。とても手作業が優しく優雅なMママ。手つきも細やかで見る見る土も生まれ変わったようになめらかになっています。
ハーブに適した土にするには、たっぷりの腐葉土、ピートモス、そしてなるべく酸性にかたむかないように苦土石灰を後日入れます。苦土石灰はカルシウム補給、土壌pHの矯正、マグネシウムの補給などの役割。
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バラのこと、酵母のことなどつぎつぎにお話しながら取り組んでいます。まだまだ小さな陶器のかけらなどもありなるべく丁寧に取り去ります。
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腐葉土をたくさん投入します。つづいてひみつの庭の植栽に使用してきたピートモスの残りもすべて投入してミックスします。土の感触はとても気持ちがよいものです。触っていると癒される思いがします。     
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手で細かく土を混ぜ合わせ平たく敷き詰められたハーブ植栽の基礎となる土壌が完成しました。
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ご用事を終えて合流して下さったお母さま達。皆さん今日のお天気のようににこやかな笑顔で嬉しくなります。
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今日はご協力下さり有り難うございました。あっという間でしたが手足を動かしながら話し笑い、楽しい時間でした。
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お昼になりましたが少しの時間でも、と動いて下さるお母さま方。とても心強く感謝です。
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築山の上にもいつも落ち葉があります。熊手は落ち葉集めに本当に便利です。本日追加でたくさん調達しました。今後の森での活動の必需品でもあります。チョウの好きなブッドレアの花も11月の今も咲いてくれています。
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横の大きなカシの木から木漏れ日が射しています。今日は寒くもなく暑くもなくとても気持ちの良い一日でした。
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<前回水曜日半日お外あそび中の“ひみつの庭”の子ども達>
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「あっ、あれはなんだろう?」
子ども達の眼差しの先には、夏場から数ヶ月間もイチジクの木に住んでいる「キボシカミキリ」の家族がいます。
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カミキリとカマキリ。間違えそうだけどぜんぜん違う二つの昆虫を手にする年長児の男の子。どちらもかまれると痛いけれど、体の上から、後ろから、なかなか上手につかんでみています。右写真は帽子の中にそっといれたゾウムシの子ども達。幼虫はアベマキの実から穴を開けてでてきたようです。
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手の平にのせたゾウムシの赤ちゃん。土にもぐってサナギになり来年の夏に成虫になります。サンタさんのお帽子のようなクスノキの実も見つけました(右写真)。

明日もまた、園庭とひみつの庭で過ごす水曜日。幸いお天気は晴れの予報です。お山の自然の中を所せましと心ゆくまで過ごせますように。

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