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2007.04.20

4月20日(金) / ヤエヤマブキ・お庭あそび・園内通信

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<ヤエヤマブキ>(八重山吹)  バラ科ヤマブキ属  別名 ヤマブリ(山振)
                     学名 Kerria japonica ‘Pleniflora’
もともとヤエヤマブキの原種は、一重咲きで花びらが5枚の「ヤマブキ」。これは、お山を上る途中にあるヤエヤマブキで、毎年4月に入ってから同じ場所で案外長い間咲いてくれています。
24色の色鉛筆には、このヤマブキ色が大抵含まれていますが、私の小さな頃、黄色とひと味違ったヤマブキ色がお気に入りの時期がありました。先日、山の学校の小学生に「色鉛筆にある色で、黄色ではない色は?」とたずねたら、すぐに『ヤマブキ!』と返ってきました。本当は、みんなよく知っている花です。
私が花のヤマブキの名を知ったのも、小さかったその頃。お決まりの歌を歌いながら、当時流行っていた「ゴムとび」を近くのお友だちとする時に、長い紐ゴムの一端を結ぶのにいつもヤマブキの枝を借りて楽しんでいました。ところが、ヤマブキの高さ自体がせいぜい1~2mで、案外細い枝をしている上に、ゴムとびをする度に花をたわわにつけたその細い枝ごと上下に大きく揺れてしまい、子ども心にも「ちょっと悪いなぁ」と思いつつ、でもやっぱり友だちが集まってはいつも練習をする定番の場所に決まっていました。なので、今もヤマブキの花を見ると、何だか有り難いような悪いような思いが頭の片隅に残っています。
ヤマブキの花に近い仲間に、同じバラ科の“シロヤマブキ”があるので、一度見てみたいと思う。
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本日は、昨日につづき爽やかな青空の下、各学年ごとに思いっきりお庭遊びを楽しみました。お砂場,ブランコ,すべり台,ジャングルジムとどこも大賑わいの大繁盛。子どもたちで鈴なりのグローブジャングルは壮観でしたが、あれは年中児グループさん。年少児さんは、一人一人が黙々とそれぞれの遊びに取り組み、お庭を歩いていた1匹のダンゴムシを大事そうに手に包みながら、続いて落ち葉の下からたくさんのダンゴムシの仲間を見つけて虫かご一杯に集める姿もありました。ジャングルジムもとても人気がありましたが、驚いたことに、年少児さんどの子もが手摺をしっかり掴み、足場を確かめながら、ジャングルジムの中を横へ移動して端っこまで行ったら、次は上へ登り、また横に移動して戻ってきたりと、黙々と忍耐強く取り組む姿は偉いものでした。園でじっくり遊びはじめてからたった2日目なので、思わず、「ジャングルジム上手ねー、どこで練習したの?」と聞くと、「ここー」と今登っている鉄の横棒を指さしてくれます。「公園のは、大きいからしないの」ということでした。すべり台もお砂遊びも、みんな真剣そのもの。その姿が、黙々と仕事をしている大人とどこも変わらず、手抜きなどは一切ないので、子どもたちって本当に偉い・・とつくづく思いました。
今日で、早一週間が経ちましたが、やはり初めての環境に慣れつつある今、日々お疲れのことと思います。年少児さんに限らず、週末はご家庭で十分休養と充電をされまして、また来週にはみんなの元気なお顔に会えることを楽しみにしています。
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本日は、園内通信「お知らせ9」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保護者会でお話した内容のまとめと補足
◇ 年間行事予定について
◇ 園児名簿と電話連絡テストについて
◇ 課外教室・ひねもす教室・カプラ教室について
◇ 「幼稚園児のための総合保障制度」のお申し込みに関すること

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