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2007.06.21

6月21日(木) / ホタルブクロ・カブトがいたよ!・園内通信

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   <ホタルブクロ>(蛍袋)    キキヨウ科 ホタルブクロ属
                      学名 Campanula puncutata
ラテン語学名の「Campanula」は小さな鐘を意味しますが、カンパネラと言えばリストの代表作で、鐘の音が遠くから響いてくるように、オクターブの指使いで音色を効かせる美しい曲「ラ・カンパネラ」が思い浮かびます。また、別名ツリガネソウとも言うように、下向きに揃って咲く様子はなるほど可愛らしい鐘のようです。私は、小学生の時に信州の山で高山植物の存在を知り、ヤマホタルブクロに出会ったのがこの植物を知るきっかけでした。
このお山にも、たった一株ですが、毎年同じ場所に咲いてくれるホタルブクロがあります。この和名ホタルブクロの名の由来は、子どもがちょうどこの花が咲く季節に現れるホタルを中に入れて、虫かご代わりにしていたからとか、提灯を「火垂る(提灯の古語)」と呼んだからなどと言われていますが、どちらも風情豊かな初夏の風物詩を思わせます。実際に、ホタルがこの花の中にいることがあるようで、実はこの中で休憩するのが好きなのかも知れません。
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6月も早後半。お山は毎朝、ウグイスの声やコゲラ(キツツキの仲間)が木の幹をつつく音が響きます。そして朝9時前になると、入れ替わりに子どもたちの元気な声に包まれてお山の一日がはじまります。
子どもたちの大好きなダンゴムシは、昆虫ではなくエビやカニと同じ甲殻類の仲間です。お母さん(メス)は、真っ黒のお父さんダンゴムシとは異なり、背中に金色の点々がついていることは今ではみんなが知っていますが、そのお腹をひっくり返してみるとお腹の袋(育房←いくぼう)に、たまごをたくさん抱いているのが近頃見られます。お庭遊びの最中、子どもの手の平でお腹の袋が破れ、薄黄色の赤ちゃんが山ほど(100匹以上)出てくるところに出会うこともあります。赤ちゃんは、秋を過ぎて冬を越して、来年の夏まで約1年かけて大人になります。ほかに、糸のように細いカマキリの子どもにも出会います。手の平に乗せて観察しているシーンをよく見かけます。
こうしてたくさんの命が育っていることを嬉しく思うこの頃、保護者のお母さま方の中には、ご出産を控え大切な命を身ごもっていらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。先日、「陣痛が始まりましたので、お迎えは代わりの○○さんに・・・」とお電話を頂戴したときには驚きましたが、無事ご出産されますようにと、ただただ祈るような心境になりました。そして、無事のご出産をお聞きした折りには、皆で安心しました。今後、夏休みから秋にかけ、暑い夏を乗り越えてご出産される方もおいでです。どうぞお体ご自愛下さいますように。
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【お庭にカブトムシがいたんだ!】 / 年少児外遊びのとき        
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  <カブトムシのメス♀>     <ぼくが見つけたよ!ってKくん>
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<昆虫ゼリーをあげたら、ペロリと二つ食べちゃったよ。またお山に帰してあげよう>
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本日は、園内通信「お知らせ31」「お知らせ32」「お知らせ33」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ31」
◇ 昨日の避難訓練(左京消防署より消防士さん3名来園)についてのご報告
「お知らせ32」
◇ 1学期生活発表会(保護者鑑賞日)・左京地区PTAバレーボール大会のお知らせ
「お知らせ33」
◇ 悪天候(注意報,警報発令)の場合の保育について

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