2014.04.14

4月14日(月) / ミツバツツジ・登園二日目・園内通信

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             <三葉躑躅>   ツツジ科    原産地 日本
                         学名  Rhododendron dilatatum

週が明けて登園二日目。みんなとても元気にどのグループも着々と幼稚園に到着しています。8時50分頃にまず第5グループ、そして第4グループ、第2、第6、最終第1グループが9時5分頃の到着となっています。
年少児さんも各クラスに到着後、先週と同じようにクラスの玄関で上靴に履き替えスムーズに中に入り朝のおはじまりが始まっています。毎年、急がず、ゆっくりと幼稚園、クラスに慣れていくのですが、ここのところ幸いなことに好天気が続きます。今暫くはあっという間に降園時刻となりますので短い時間ではありますが、明日以降年少児さんも少しずつお外あそびの時間を持ちたいと考えています。

“ひみつの庭”の中に春を知らせるミツバツツジが春先から長らく咲いています。先週はビオトープの向こう側が満開でしたが、今日は森への通路側がとてもきれいです。そしておもちゃ収納庫横のミツバツツジも現在はつぼみ状態で次に咲く順番を待っています。
ミツバツツジは枝先に3枚の葉をつける落葉樹ですが、近づいて見るとおしべめしべが上向きにカールしているのが何とも言えず愛らしい花です。花が終わったら葉が出てきます。
やがて毎年森の奥からやってくる「モリアオガエル」がこの水辺にもやってきて、ミツバツツジの木の上に登り白い泡状の卵を産卵する→卵からかえったオタマジャクシはビオトープに落ちてポトン! →泳ぎ回る、という作戦です。昨年に続き、今年もいろいろな種類のオタマジャクシがビオトープで観察できますよう願っています。
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クスノキからの木漏れ日がライオン壁泉を照らします。周辺の見上げる大木のクスノキ3本から、毎日半端ではない量の春落ち葉が風で舞い散ります。桜と言い、クスノキの葉と言い、春は秋以上に掃いても掃いても、、、の季節です。
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温かな春の光が射して花びらがキラキラと輝きます。ミツバツツジは細い木ですがすでに樹高5~6mはあるでしょうか。バックのクスノキの新緑とよく調和しています。
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水面にアメンボが数匹気持ちよさそうに泳ぎます。こちらは大型のアメンボで足を伸ばすと18㎝ほどはあるでしょうか。2本の前足を上手く動かして進みます。アメンボは飴のような甘い匂いがするのでそう呼びます。いつか紙コップに入れて試してみましょう。
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お山の中の通園路はピンク色の桜の花びらで覆われています。そっと踏んで歩いてみる・・。この時季だけの石段の楽しみ方かも知れません。
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子ども達が上へ上へと幼稚園を目指す姿を応援するように、お山の辻々でいろいろなお花が顔を出してくれます。白い貴婦人のようなシャガ、紫色をしたアヤメ科の多年草ハナダイコン、タンポポなどが明日も子ども達を待っています。
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本日は、園内通信「お知らせ4」「お知ら5」「お知らせ6」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ4」
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ 住所変更届について
◇ お誕生絵本について[住所等変更届つき]
「お知らせ5」
◇ 送り迎え第6グループについて
◇ 送り迎えについて
◇ 持ち物について
◇ お弁当について
「お知らせ6」
◇ 保護者会について
◇ こどもの日の“ちまき”持ち帰りについて
◇ 「ひねもす教室」会員募集について
◇ 課外教室「絵画教室」について[申込書つき]

2014.04.10

4月10日(木) / 第65回北白川幼稚園入園式・園内通信

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         <枝垂れ桜>  バラ科  学名 Prunus pendula Maxim. f. pendula

春の心地よい陽射しの中、昨日の始業式につづき本日は第65回入園式を行いました。
お山の上は4月4日頃より桜の花びらが風に舞いはじめましたが、今日の入園の日を長らく待ってくれていたかのように園内のソメイヨシノ、ひみつの庭のヤエノオオシマザクラが喜びの日に優しい色を添えてくれました。
式後、クラス毎に園庭でご家族揃って記念写真撮影、そして各クラスで初めてのお顔合わせの会を行いました。
穏やかな空気に包まれ、再びご家族、職員が自然と園庭に集いのどかに語らい合う時間が流れるとても印象的な一日だったと振り返っています。
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ふと横を見ると、お山の中にはフキ、タチボスミレ、タンポポなど、日を追うごとにいろいろな小さな春の植物が顔を出しはじめます。そんな様子にも目をやりながら明日からはいよいよ新学期がスタートします。幸いなことにお天気も味方をしてくれそうです。
それぞれの送り迎えグループの列の中で、年中,年長児さん達に優しく手をつないでもらい元気にお山の石段を登ってこられる姿を首を長くしてお待ちしたいと思います。
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         「本日、記念写真を撮影しました。どうぞよろしくお願いいたします。」
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昨日、本日は「お知らせ2」をお出ししました。
内容は、
◇ 「お知らせ」について
◇ クラス担任、送り迎えグループ担当紹介
◇ 降園時間、送迎について
◇ 課外教室について
◇ 園児名簿関連

2014.03.18

3月18日(火) / 第64回卒園式をふり返って・課外教室からの卒園お祝いコーナー・卒園記念樹「ベニバナトチノキ」植樹(3月9日午前)

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先週末の第64回幼稚園卒園式を終えて以来、年度末の途切れないスケジュールの合間にも、卒園式の日のあのシーンこのシーンが走馬燈のように浮かんでは消え、子ども達の明るく爽やかな笑顔が今も懐かしく想い出されます。

恵まれた春日和。思い出のアルバムの音楽とともに保育証書授与式に臨む子ども達の姿は背筋が伸びて凛々しく、お名前を呼ばれた一人ひとりが壇上に上がり立派に保育証書を受け取ることができました。

「北白川幼稚園園歌」「思い出のアルバム」「春の光」と、会場には子ども達の透き通った声が響き渡ります。ピアノ伴奏をしながら子ども達の新たな門出を会場の皆さまと共に祝福できる幸せを感じていました。後部座席に座られたお父さまお母さま方の穏やかな眼差し、そして月A月B両クラスの園児たちが立派に成長した晴れの姿がいつまでも脳裏に浮かんでいます。
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式後、園庭に於いてクラスごとに親子全員で記念写真撮影をし、すぐ横の第一園舎でお母さま方の企画によりお食事会が催されました。有り難く入場、着席すると、手作りのプレースマットには四つ葉のクローバーが描かれ、職員一人ずつのネームプレートが添えられていました。
パステルカラーのおはながみで見事に作られた幾種類ものお花が、卓上や天井から飾られ思わずうっとり見とれてしまうほどでした。また、何種類もの食材から作られたお弁当を有り難く美味しくいただきながら、素敵ななBGMが流れる中を始終楽しく過ごさせていただきました。
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お食事会後、場所を第三園舎に移しての謝恩会。「し・ん・け・ん」と書かれたプレートのごとく、有志のお母さま方が本格的なフラダンスを披露されました。フラダンスの手振り身振りには一つずつに大切な意味があるとのご説明で、2パターンを取り上げて会場全員で手の動きを実際に体験してみました。その後、さっと開いた扉の向こうにスタンバイした約10名ほどのダンサーのお母さまが見事にダンスを始められました。手と体の動きがとても優雅で美しく、子ども達もその様子を無言で見つめていました。すでにその場はハワイ。時間を縫って本格的に練習されたことが伝わってくるフラダンスは本当に素晴らしく、指の先にまで気持ちを込められた動きを見ているとお母さま方の真剣さがひしひしと伝わってきました。子ども達とともに引き込まれるように鑑賞しながら豊かな時間が流れていました。
ダンサーの両サイドにはハワイの楽器を演奏されるお母さまがおられ、その一つ、マラカスの取っ手が「椰子の実」でできていること、また赤く染められた華やかなお飾りは「鳥の羽根で作られた羽根飾り」であることなど後ほどクイズ形式でみんなで楽しく考えてみる時間もありました。

全教職員の似顔絵(お母さまの手描きが素晴らしい!)のお面をつけたお母さま方が一人ずつ現れ、それぞれへのメッセージが順に語られた時間。その後に続くお面をつけたダンスを引き込まれるように観ていると、私自身もお母さま方のメンバーの中に入って一緒にダンスを踊っているかのような錯覚に落ちるほどでした。非日常を思わせる楽しい企画が見事でとても幸せな気分になりました。

元お山の幼稚園の先生だったお母さまお一人は、卒園する子どもと園内の樹木との心の通い合いが表現された内容の紙芝居を、昔懐かしい透き通った声で語って下さいました。その場はしーんと静まり、優しい語りの声にみんながすっと引き込まれていくようでした。
花束、アルバム、そして長年に渡り三人のご兄弟を幼稚園に通わせられたお二人のお母さまそれぞれから温かな謝辞を頂戴しました。先代からのご縁のお話とともに幼稚園への有り難いお言葉をいただき心より感謝申し上げます。

最後に親子全員で作って下さった長い花道。お一人ずつと言葉と握手を交わし園舎の外に出ると、この日の謝恩会に流れていたムードと同じような爽やかな春の空気が漂い、この日のラストを演出するかのように夕陽が辺りを照らしていました。
首尾良くスマートに、またとても心地よく構成されたお心づくしの謝恩会を催して下さり本当に有り難うございました。真心のおもてなしに心より感謝しお礼申し上げます。
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課外教室からの卒園お祝い
『ひねもす教室 コーナー』
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『絵画教室 コーナー』
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『書道教室 コーナー』
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  「先生からのお祝いメッセージ」
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  「花束贈呈で卒園児女の子二人からいただいた花束」
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<卒園記念樹ベニバナトチノキ植樹 3/9(日)午前8時~>
  ベニバナトチノキ 学名 Aesculus x carnea
              英名 Red Horse-chestnut
今年度卒園記念樹として、皆さまから“ひみつの庭”のシンボルツリー「ベニバナトチノキ」をお贈りいただきましたのでご紹介させていただきます。第1号のベニバナトチノキは、昨春に植樹後上手く根付かず残念な結果でしたので、この度保護者の皆さまより温かなお気持ちを頂戴し再挑戦となりました。
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サークルスペースのチェアが一旦移動され、ベニバナトチノキがひみつの森を通って搬入されました。枝先には嬉しいことに芽吹きが見られます。幼稚園“パパの日”でお馴染みの片石造園さんが植樹を担当して下さいます。
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紐で結わえてありますが多くの枝の咲きに芽がついています。シャベルで土に空気を入れ耕していかれます。私が土質について心配をしていると、この園内に広がる土はとてもよい土だといつも仰います。
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堆肥、パーライトなどをミックス。水はけのよい肥沃な土壌がベニバナトチノキには適しています。フランスの街路樹に使われているマロニエ(marronnier)は有名なセイヨウトチノキですが、このベニバナトチノキは北アメリカ原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキとの園芸種です。マロニエのように大きくなりすぎないくらいのベニバナトチノキが子ども達の“ひみつの庭”のシンボルツリーには適しているのでは、と昨年思い立った次第です。上手くいくと5月頃に枝先に円錐形のローズピンクの花を上向きにたくさんつけてくれるかも知れません。
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よく混ぜ合わせられた大きな植え込みスペースに、いよいよ根巻きのままゆっくり移動。その後、周辺の土をしっかり詰めていかれます。
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紐ははずし、根巻きの麻はそのまま崩れないように土に埋め込まれます。自然素材の麻はいずれそのまま土に帰ります。向こう側で堀り上げた土と新たな土を混ぜ合わせておられます。
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いよいよ根もとに土を投入していきます。しっかりと棒で土を固めながら。
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お二人のペアがタイミングよく作業を進めていかれます。ゲートの外から庭内部の様子を望む。
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ベニバナトチノキの根本に水鉢スペースをつくり完成です。シャベルで土をそっと整えられます。そして水をたっぷりと。
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チーク製のサークルチェアがシンボルツリーを囲むように元の場所に設置されました。子ども達の成長とともにぐんぐんのびて、やがて大きな木陰をつくってくれる大木に成長しますように・・・
ベニバナトチノキの成長については、またブログでご報告致します。有り難うございました。
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“ひみつの庭”の春の様子をお知らせします。
「スノードロップが咲きました!!」
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この日3月9日、“ママの日”に植えたスノードロップが可愛いつぼみをつけていました(左上)。同じく“ママの日”のチューリップも芽を出していました。
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今年度最終回“ママの日”(3/4)に枯れた茎を取り除いていただいたフジバカマの緑の新芽(左上)。口紅水仙も芽を出しました。
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ビオトープ周りのカシワバアジサイの春の新芽とシャクナゲの花芽。
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さて、こちらは本日撮影のベニバナトチノキの芽です。春の光を受けてわずかにふくらんできたようです。口紅水仙の芽も成長しました。今年はまだ花はつけないかと思われます。
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本日3月18日撮影のスノードロップです!可憐な白い花をつけていました。フランスのお庭からいただいた小さな球根でしたが、植えた30箇所ほどに確かに可愛らしい花を咲かせています。
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年々、株が大きくなってたくさんの花をあちこちで咲かせてほしいと願っています。

2014.03.03

3月3日(月) / 菜の花 “カンザキハナナ”・絵「おはよう、おやすみ展」ご案内・園内通信

写真 3 菜の花20130303
     <寒咲き花菜“カンザキハナナ”>  アブラナ科   原産地 ヨーロッパ
                             学名 Brassica sp    日本全国に分布

     写真 2 菜の花20130303

~春になると祖父の畑一面に咲く菜の花。その上をモンシロチョウがひらりひらりといっぱい飛びまわる~
花の香りをふくんだ春の畑の中で、夢のようにそれを眺めていた。私の幸せの原風景の一つです。
そのようなことを私の妹と懐かしく話していたら、送ってくれたのがこの画像でした。
滋賀県守山市湖岸道路沿いのなぎさ公園内に、“カンザキハナナ”という早咲き品種の菜の花が、約12,000本にわたり1月から咲いているそうです。寒咲き品種なので、今はもう満開を過ぎた頃かも知れません。
本日は3月3日ひな祭り。桃の花と菜の花を飾り、女の子の幸せな成長を願います。
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『おはよう、おやすみ展』
2014年3月4日(火)~3月9日(日)
『同時代ギャラリー 』
〒606-8082京都市中京区三条通り御幸町角 1928ビル1F
TEL075-256-6155 開廊時間12:00 noon~7:00pm
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「おはよう」「おやすみ」の時間の流れを感じていただけるような作品、展示を企画。
それぞれが表現した「おはよう」「おやすみ」の世界を楽しんでいただければ幸いです、とのこと。
こちらは、日本画を専攻している美大生の甥(前出の私の妹の子)が、高校時代の同級生と企画したグループ展です。小さな頃から絵を描くことが大好きで、なぜか私のことを「ママ」と呼ぶ脩(しゅう)くんが、いつもの日本画ではなく、どのように「おはよう」「おやすみ」を表現しているのか実はとても楽しみです。
場所は河原町通りから三条商店街を西へ、寺町通りをさらに越えてしばらく行った左側建物“同時代ギャラリー”。ご興味のある方は是非お出かけ下さいましたら幸いです。
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本日は、園内通信「お知らせ83」をお出ししました。
内容は、
◇ 生活発表会を終えて
◇ 努力賞授与について
◇ “卒園記念大文字登山”についての補足(年長児)
◇ 3学期ビデオ申込みについて(申込書つき)

2014.02.25

2月25日(火) / ラナンキュラス咲いた!・発表会program・園内通信

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       <ラナンキュラス>  キンポウゲ科  原産地 中近東,地中海沿岸
                      学名 Ranunculus asiaticus  別名 花金鳳花(ハナキンポウゲ)

幾重にも重なった花びらが魅力的なラナンキュラス。毎年この時季になると、春の訪れを知らせてくれる花として店先で見られます。
週末、神戸で見つけたときには何と真っ赤な固いつぼみでしたが、次の日には窓辺の陽射しを受けてご覧の通りに。コーラルピンクの花びらがとても優しいです。
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「生活発表会 programs」
先週末にお持ち帰りの発表会プログラム。赤いハートのついた表紙を開くと、先生の手書きのメニューが見られます。お雛さまとお内裏さまの衣装もいろいろな色柄があって何とも愛らしく、毎年手にするのがとても楽しみなお手製プログラムです。
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昨日、年中クラスの歌、リズムバンド練習を訪問しました。第三園舎のお部屋の隅に飾られたお雛さまに見守られながら、舞台の上で両クラスがしっかりと日頃の練習成果を発揮することができました。
1月20日頃より練習をスタートし、外遊び水曜日を除いて実質二週間と少々という短い練習日数にもかかわらず、みんなで力を合わせてよくここまで頑張ったと思います。
今回は、「子ども達の身近にあるお道具で良い音が出る物」や「手作り楽器」を使って演奏する箇所も含んでいます。発表会の日には、クラスが一つになって歌とリズムに取り組んでいる様子を温かく応援していただきますようお願い致します。
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本日は、園内通信「お知らせ80」「お知らせ81(年長児のみ)」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ80」
◇ 現在の子ども達の健康について
◇ 「置き靴(外遊び用)」についてのお願い
「お知らせ81(年長児のみ)」
◇ 卒園記念大文字登山について

2014.02.14

2月14日(金) / ストック“stock”・雪の朝・なわとびオリンピック選手!・抹茶ロールと手作りケーキ・Une petite ballerine !

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    <ストック>  アブラナ科   原産地 ポルトガル
              学名 Matthiola Aiton  英名 ストック  和名 紫羅欄花(アラセイトウ)

窓辺でよい香りを漂わせているのは南ヨーロッパ原産の多年草“ストック”。早春の花として毎年今の時季になると店先で見られます。英名ストックはスキーのストックが語源で、しっかりした茎や幹を持っているので名づけられた名前だそうです。また、和名は紫羅欄花(アラセイトウ)。葉がふんわりと分厚くポルトガルの毛織物ラシャ布「ラセイタ」に似ていることからアラセイトウと訛って呼ばれるようになったとのこと。和名については私は初めて知りました。
ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食用にもなるのだとか。花言葉は平和、思いやり、永遠の恋。
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「雪の朝」
今年一番の積雪となった今朝、思わずたくさん写真を撮りました。庭に上がると子ども達を待つ園庭は一面の雪景色。撮影中もやわらかな雪が降り続け、到着した子ども達にうっかり頭に積もった雪を指摘されるほどでした。
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 いつも園庭にいるテラコッタのカタツムリくん。今日はお顔を隠していました。
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 3~4㎝は積もっていたでしょうか。鉄棒の斜め鉄柱にもしっかり雪が積もっていました。
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 今日のブランコは白。雪のクッション。           鉄棒、雲梯、アスレチックも雪をのせて。
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 ジャングルジムもグローブジャングルも雪化粧。       まつぼっくりフィギーノから見える桜の枝も真っ白に。
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 レンガの丸窓からチラリとのぞくライオンの顔。       子ども達がすわるベンチにも雪。
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 「ひみつの庭」の雪景色。アラカシ、モミジ、ナナミノキ、サトザクラなどの高木にも美しく雪が積もりました。幼苗ライラックにも雪。
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 真っ白のお砂糖を振りかけたような「ひみつの庭」。     エントランスのサークルチェアも真っ白。嬉しいお知らせです!! キンメツゲのトピアリーの足元に昨年11月19日(火)と29日(火)の“ママの日”にみなさんで植えたスノードロップの芽が顔を出してくれました!数ヶ月で発芽するとはとても驚きです。フランス北部の街アミアンから海を渡って届いたスノードロップですが、ヨーロッパでは雪の中でも1月から花を咲かせているそうです。
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 3㎝ほどの小さな芽。上手く根付いてくれて本当によかったです。右上写真はメタセコイヤの小さな松ぼっくり(球果)とスノードロップの芽。
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 フェイジョアに雪が積もって低くしな垂れていたので思わず雪をはらいました。壁泉のウッドデッキも一面真っ白の雪が敷き詰められました。
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 額から鼻に雪をのせた壁泉ライオン“Leo”。御影石のライオンにとっても今年は初めての大雪です。
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 ビオトープも一面真っ白に。黄色のユズの上も雪帽子。ビオトープ水面はしっかり凍っています。エビ、メダカ、タナゴ、ヨシノボリ達はどうしてるかなあ?みんなにとっても初めての冬。
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 芝生の築山も真っ白です。青々とした夏の芝生で子ども達が遊んだ昨夏が懐かしい。チーク材のスネイルベンチも雪をのせて。
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 正面ゲートのアイアン製カブトムシくん、カタツムリくんも雪をたたえて雪化粧。
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 アイアンゲートのトップにも積雪。白い空からつぎつぎに舞い下りる雪。右上写真はサクラの枝一面に積もった雪。その中を鳥の群れが集まっているのが見えました。スズメではなく、ムクドリかな?ツグミかな?鳥をじっくり近づいて見てみたいといつも思う。
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 そっと近づいても一斉に飛び立ってしまう鳥たち。ざっと100羽近くはいるでしょうか。
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 「おはよう!」 8時50分頃。いよいよ第5グループさんが到着しました。真っ白に積もった坂道をみんな上手くのぼってきました。早速、足元一面に広がる雪にふれています。
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 ふんわりふんわり。真新しい雪を丸めています。       手袋をとって素手で雪の感触を確かめながら。
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 グローブジャングルの上にも積もっているね。ギュッギュッって音がして足跡がついてきます。温かな上着の上から防水のレインコートを着て、頭も体も全身が包まれています。
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 あちこちに積もった雪を見つけます。            ほら、こんなに大きくなったよ。雪だるまができそうね。
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 あら、年少児のKくんはちゃんとお部屋に向かっていましたが、何だか作業中の模様。「俵はご~ろごろ~、」のごとく雪玉を転がしていました。
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 「ほーら、こんなにおおきな俵ができあがり!どこにおく?」 「フフフ。ここにおいておこう!」みんなにあとで見せるのだそうです。
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 年少児たんぽぽぐみ前の花壇。こちらも赤ちゃんチューリップの芽がそろそろ出ています。たんぽぽぐみのみんなでいつも観察をしています。春になったら何色が咲くかな?楽しみだね。年長児園舎の風見鶏の上も雪。こちらは子ども達の到着前の撮影。
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 園長室前のテラコッタのウサギも今日は山盛りの雪。ちょっと重たそうかも。

各クラスとも来る発表会に向けての練習後には、思いっきり雪あそびの声が響きました。お家に帰ってもきっと雪だるまをつくるのでしょうね。
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「なわとびオリンピック選手!」(昨日2/13年長児)
園庭が賑わっています。お弁当のお茶を沸かす傍ら、暫しカメラを持って園庭に上がると・・、始まっていました!毎日年長児達が取り組んでいる「リレー式走りなわとび」です。自分に合った長さの縄跳びを選び、今では全員が背中から前にしっかり縄跳びの縄をまわしながら走ることができます。二人一組になりバトンタッチで走ります。上の園庭から下の通路を経由して石段を走りのぼってペアとバトンタッチします。悠々と走りながら縄跳びをまわす姿に驚かされます。冬休みにもお家で練習をしておられたと聞いています。まさに継続は力なり。
「20周目!」「29周目!」「30周いったよー!」と驚くほどのスピードで次々に走ってきます。階段の上り下り以外は走り縄跳びでビュンビュン走っています。ビデオ撮影でないのが残念なくらい、子ども達の気迫、勢い、真剣な眼差しを見ていると、あたかもただ今開催中のオリンピック選手さながらでした(この日お休みの方も有り全員ではありません)。
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「抹茶ロールと手作りケーキ」『茶のみやぐら』製
「焼き物の町」滋賀県甲賀郡信楽へは小さな頃に家族でたびたびドライブをかねて出かけました。目的は父の趣味用の鉢や母が家族の器やお皿を見繕うためでした。勿論庭には“たぬき”の置物もありました。お陰で私も陶器や磁器の器物が大好きになった訳です。
その信楽町には、1200年の歴史を持つ日本五大銘茶の一つ「朝宮茶」を生産する朝宮地区があります。畑は標高400mの山間地にあるそうです。本日は、朝宮茶の生産農家さんが作っておられる「抹茶ロールケーキ」を頂戴しました。感謝。
以前にもいただいたことのある「抹茶のくるくるロール」は、一番茶の抹茶のみでつくられたとてもソフトで美味しいものでしたが、本日は「煎茶のオトナロール」をティータイム(久しぶりの!)にいただきました。北海道産の黒豆が入っていてふくよかな大人の苦みがとっても美味。渋みのあとの香りと甘みは何とも言えず・・。おすすめです。
 お茶農家の店『茶のみやぐら』ホームページ
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 しっとりやわらかな生地の中に黒豆が入っています。ナイフを予めお湯で温めておくと生クリームがくっつきにくく上手にカットできます。
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 お茶道具が描かれたとても素敵なパッケージ。茶葉は全て自家茶園で栽培された朝宮茶が100% 。
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 またまた本日は先生による別ルートで手作りケーキも頂戴し、こちらも職員全員みんなで有り難く美味しく頂戴致しました。ハート型のチョコチップが素敵!
感謝。
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そして、ふと外を見ると、園長室のドアの前にボンと大きな雪玉が。「いっこせんせいにも見せておいてねー」とTくんがプレゼントで置いてくれたそうです(太郎先生談)。Tくんの笑顔が浮かんできます。有り難う!
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もう一つほほえましい姿をアップです。
「可愛いバレリーナUne petite ballerine !
数日前の朝のひととき。何かのお話からバレエの基本ポジションのポーズを披露してくれた年長児Aちゃん。名称も私にちゃんと教えてくれたのですがすべて覚えられず・・^^; 違っていたらごめんなさい。
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 おじぎ
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 バランス                              パッセ
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 プリエ                                1番
バレエの基本的なポジションだそうです。バレエは姿勢がよくなり体幹も鍛えられそうで何より楽しそうでした。頑張ってくださいね!
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本日は、園内通信「お知らせ78」をお出ししました。
内容は、
◇ 3学期生活発表会について
◇ 「3学期生活発表会ビデオ」の撮影,製作について
◇ 今月末のお帳面のお預かりについて
◇ 園児の健康ついて
◇ 園児名簿関連
◇ 実習生のご紹介
◇ “パパの日”について
◇ PHP推薦図書のご案内

2014.01.21

1月21日(火) / 南天(ナンテン)の実・庭の賑わい~おかたづけの鐘

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    <南天(ナンテン)の果実>
 メギ科  原産地 日本,中国,インド
 学 名  Nandina domestica Thunb.

夏に白い花をつけ、冬の今、真っ赤な実をたわわにつけているナンテンの実。
千両(センリョウ)、万両(マンリョウ)がお山の中でもたくさんの実をつけていますが、ナンテンは特に鳥が大好きです。葉先にぶら下がりながらも実を食べる様子をよく目にします。
この写真のナンテンは、「鳥が大好物だから庭のあちこちに種がおちて今年は山ほど実がなったから・・」と母がお飾り用にくれたもの。ナンテンは実を楽しむものでしょうね。

現在日本に自生しているナンテンは、平安時代に弘法大師が唐から持ち帰り、やがて日本中に庭木として広まっていったそうです。乾燥させた実には「南天のどあめ」にも含まれる「o-メチルドメスチシン」を多く含み咳止め成分を持つことも確認されています。
また「難を転じて福となす~」縁起ものの木としても親しまれています。私の母は、お赤飯を炊くと冷めた頃にいつも庭のナンテンの葉を上に飾っていました。それを子ども心ながら、綺麗だなあと思って眺めていたものです。綺麗なだけでなく、ナンテンの葉には「ナンニジン」という成分が含まれ、お赤飯の腐敗を抑えてくれる効果もあるそうです。
また「悪い夢を見たら床に南天を活けると悪夢が消え、枕の下に南天の葉を敷くと悪い夢を見ない」という言い伝えもあるのだとか・・。

観賞用、咳止め、殺菌効果、おまじない、庭木用、子ども達のつくる雪だるまの目^^)・・・と、赤い実のなる万能のナンテンに、寒く冷たい冬の間は有り難く肖(あやか)ろうかと思います。
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「本日のお庭」
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 先生 『にーんじゃにんじゃ』 子どもたち 『にんにん』
 先生 『にんぽう かくれみののじゅつ~~~』
いっせいに庭のあちこちに隠れにいく子ども達。園舎の横、収納庫まわりなど、小さな忍者たちがとても楽しそうな外あそび(*^_^*)。
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「ひみつの庭」につづく森の中「ひみつの森」へ朝からでかけて遊んできた年長児。続いて「ひみつの庭」で冬の自然を見つけていました。みんなでつくった雪だるまが庭のチェアの上に残っていたり、雪解けあとの冬の庭を観察します。雪がまだあったよ、と見せてくれるAちゃん。
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「ほらっ」と見つけた落ち葉を手にしたRちゃん。『ちゃいろとみどりがはんぶんずつのはっぱ、きれいでしょう』と説明してくれます。
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今日は「ママの日」でしたがさすがこの1月の寒空、今日は大寒。お母さま方はお休みでした。レギュラーのお母さまもお風邪とのこと、どうかお大事になさってください。ぽかぽかと太陽が温かいとよいのですが・・。
ゆっくりと「ひみつの庭」の入口前の植え込みを小さな熊手を使ってお掃除していたところ、落ち葉集めの作業が気に入ったようでお庭あそびの子ども達が、ミニ熊手で、また素手で落ち葉ひろいのお手伝いをしてくれました。
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「ほら、ゆきがまだあったよー」と見つけたYくん。子ども達の声が園庭、ひみつの庭に響きます。そこへ・・・
『リンリンリンリーン~~、リンリンリンリーン』と軽やかな鐘の音が響きました。これが鳴ったらお庭遊びのおかたづけの合図です。
以前は先生が大きな声で「おかたづけですよ~」と上のお庭や下のお庭に声をかけてまわり子ども達に伝達していましたが、大勢が遊んでいると声が届きにくいこともあります。そこで、3学期スタートからお庭に「鐘の音」を鳴らすことにしました。
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〔ベルのご紹介〕
音色として、スイスのカウベルのようなもの、小さな鈴のような軽やかなものなどいくつかを試してみた中で、最終的に選んだイタリア製の鐘。ブナの木製ハンドルと真鍮を磨き上げた鐘の表面が綺麗です。
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鐘の内部は6mmの鉄製の芯材です。鐘の音はお山の幼稚園のお庭には大きすぎず、小さすぎず、とても心地よく響いています。園長室にいてもかすかに聞こえてくるくらいです。
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子ども達がお弁当を食べにお部屋に戻ったあと、熊手、ほうき、てみで残りをお掃除しました。「ひみつの庭」入口左右の植え込みエリア。
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将来の「お山のライラック並木」!を目指すエリア。年末「ママの日」のコンポストの米ぬか散布作業のあと、約1ヶ月後は落ち葉のかさが確かに低くなったようです。コンポストの中で少しずつ発酵し始めているのでしょうか。約半年から一年で落ち葉堆肥になる予想です。
「あっ、あのばしょはね、おちばがだんだんつちになっていくところでしょ」とご明答のYちゃん。「カブトムシのようちゅうがみたいなあ~」という男の子も。早く来てくれたらいいね。ひみつの森の土を掘ってみたら寝ているかも知れないよ~。
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「ひみつの庭」エントランス部分に植えたスノードロップは、今年はまだ発芽しない模様です。来年の冬が楽しみです。右の写真、ワイヤーフェンスに絡まったハニーサックルも蔓が伸びて春の発芽を待っています。
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これはチェアの後ろに植えたオオデマリの芽。初夏には苗が大きくなって手毬のような白い花を咲かせてくれますように。右はシャクナゲ“太陽”のつぼみ。軽く5~60個のつぼみをつけています。春が今から楽しみです。
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2014.01.09

1月9日(木) / 3学期スタート・園内通信

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 『新春のお慶びを申し上げます』

午前9時前。今日から3学期。いよいよお山に子ども達の元気な声が戻ってきました。
「おめでとうございます。ことしもよろしくおねがいします」と丁寧なご挨拶ができる子、「おめでとー」と恥ずかしそうに走っていく男の子。何も言わなくても久しぶりの幼稚園が嬉しいような恥ずかしいような、みんなのそんな気持ちがよく伝わってきます。

「下の歯が抜けたよ、ほら」と指をさして教えてくれた年少の女の子。少し早くて驚きましたが、確かに奥に永久歯がのぞいています。そう言えば、歯が抜けたりぐらぐらしてきたことを毎年この冬休み明けに子ども達がよく教えてくれます。年長児の男の子Jちゃんも前歯がぐらぐらしていました。
お正月のご馳走をたっぷり食べて体が一回り大きくなっていたり、すっかり面持ちがお姉さんになっていたり、暫く会わない間の子ども達の成長に驚きとても嬉しくなります。
また今学期は、新しいお友だちもお仲間に入られました。寒い毎日ですが、幼稚園のお山の中でみんなで元気いっぱい過ごしていきたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ71」「お知らせ72」「お知らせ73」の3号をお出ししました。
内容は、
「お知らせ71」
◇ 諸連絡 新入園児さんのお知らせ
◇ 1月分保育料の取扱について
「お知らせ72」
◇ 第4回ふれあいサタデーのご案内
  “ひみつの森にあそびにいこう!!”参加申込み付き
「お知らせ73」
◇ 保護者会について
◇ 就園奨励費お渡しについて
◇ かいが展のご案内

2013.12.18

12月18日(水) / “プリマドンナ”・サンタさんありがとう!(クラスお楽しみ会のとき)・ひみつの庭の“ママの日”だより・カタツムリはげんきかな?・園内通信

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          <プリマドンナ>  サクラソウ科   原産地 中近東,地中海沿岸
                       学名 Cyclamen persicum

ウェーブラインが華やかなシクラメン“プリマドンナ ワイン”。オペラの主役であるプリマドンナの名がつけられただけあって、白と濃いピンクの取り合わせが華やかで美しい。冬の花、シクラメンが今年も窓辺を明るく飾ってくれます。
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サンタさんありがとう!(クラスお楽しみ会のとき)
今日は各クラスでクリスマスのお楽しみ会をしました。12月になるとお部屋ごとにツリーが飾られ、日に日にクリスマスムードが高まってきました。

今朝、年中クラスのお当番さん二人が園長室にお届け物をしにきてくれたときに、「ぼくたちがお部屋に飾っていたお手紙(サンタさんへの)がどこにもないんだけど、知らない?園長室にもない?」と開口一番に聞きました。
はは~ん、なるほど^^と思い、「お手紙はどこにいったのかしらね、ここにもないわよ~」とだけ応えておきました。
今日はサンタさんがこられるかもしれない日^^。もしかするとみんなのお願いのメッセージをみつけたサンタさんがあとでみんなのところに来て下さるのかも知れません^^。
「じゃあ、もしかしたらどろぼうさんかなぁ?」とどうしても合点がいかない様子で不思議そうにたずねるKくんAちゃんに、「どろぼうさんははいれないわよ。カギがかかっているんだから・・」と応える私。

さて午前10時頃のこと。園庭“ひみつの庭”の向こうに、トナカイのひくソリから下りて来られたサンタさんの姿が見えました。とても大きなお腹に真っ赤なお洋服、ふさふさの白いおひげ。大きな白い袋に入ったプレゼントをいくつも手に持って、次々に子ども達のお部屋をたずね「メリークリスマス!」とプレゼントを置いていって下さいました。

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7つすべてのお部屋をまわった後には、こちら園長室にも立ち寄られました。そして園長室から放送用のマイクを使ってしわがれ声で英語のメッセージを各お部屋に届けて下さいました。日本語にすると、
『メリークリスマス!可愛いこどもたち。わたしは北国からトナカイのソリにのってやってきました。みんなでたのしいクリスマスをすごしてください』とのこと。そしてサンタさんは隣にいた園長先生とにこにこ笑顔で握手をされました。
大喜びの子ども達がそれぞれのお部屋でサンタさんからのプレゼントを開けている頃、森に待たせていたトナカイのソリに乗ってサンタさんはふたたび高い空へ向かって出発されるところでした。
「サンタさーん、ありがとう~!!」と子ども達の声が山じゅうに響いてきた頃、ちょうど幼稚園の風見鶏の上をトナカイのソリに乗って飛んでいくサンタさんの姿がありました。サンタさんのお顔が一瞬にこっと笑ったように見えました。きっと子ども達の声がサンタさんに届いたのでしょう。
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“ママの日”だより (昨日17日火曜日)
今秋10月末より新たにスタートしたひみつの庭の“ママの日”ですが、昨日は今年最終回の取り組みでした。ふり返れば、7月にひみつの庭が完成、しかし宿根草の植栽を予定したエリアはそのままで、山の木々からは自然の営みにより毎日山ほどの落ち葉や木の実が落ちてきました。毎回、お時間を空けて来て下さるお母さま方のお力を頂戴し、ひみつの庭は美しく整備され、多種類の植物が植えられました。お庭は生きています。自然の生き物が姿を変えながらいつも訪れる場所となり、特にフジバカマ植栽後に早速やってきた蝶“アサギマダラ”を子ども達、お母さま方と観察できたことは私にとっても感動的な出来事でした。
10月24日(木) / ひみつの庭 “藤袴(フジバカマ)植栽!”
10月29日(火) / 幼稚園 “mama’s day ~ママの日~スタート”
ひみつの庭もこれから冬の最中を迎えます。体を動かしているとまったく寒くはないのですがさすがに吹雪など悪天候の日もあります。あまり無理なくあくまでゆるやかに活動できたらと考えています。

さて、昨日は、落ち葉のお掃除につづきコンポストの「落ち葉堆肥づくり」にトライしてみました。園内約1000坪から毎日先生たちの手により掃き集められる落ち葉は、ある特定の場所で自然の落ち葉堆肥にしています。この中では毎年カブトムシの幼虫がたくさん孵化し、秋には子ども達の手の平いっぱいの大きな日本カブトムシが育っています。残念ながら子ども達は踏み込めない場所になるので観察しにくいのがとても残念でした。
今回、お母さま方にご協力いただいたコンポストの腐葉土づくりは、微生物の力を借りて発酵し約半年~1年後にはひみつの庭の植物や樹木に子ども達の手でも与えられる堆肥となり、またカブトムシの幼虫などの生き物が身近に観察できる可能性を秘める作業になると考えています。一足飛びには完成しないプランですが、将来子ども達がコンポストの前で落ち葉でできた土を触ってみたり、自然の腐葉土を食べて成長するカプトムシなどの甲虫の幼虫や成虫を見ている姿を想うととても楽しみです。
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築山のイロハモミジもほぼ落葉しました。今日も小さなKちゃんの姿が。お手伝い有り難う。
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日頃手の届かないところも気づいていただきました。ウッドデッキまわりはいつも落葉があります。
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植栽の足元の落ち葉をてみで集めます。ウッドデッキ下のプールは来夏に水をためます。また普段の保育でも使います。
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さあ、ひみつの庭の奥に設置した散水栓から30mホースを延ばしてコンポスト前まで引っ張りだします。植栽を保護するために土の袋を置いてみました。ひみつの庭の外に散水栓をつくらなかったことを後悔することたびたび^^;。
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落ち葉のあるところに欠かせない大切な道具の一つ熊手。このエリアは毎年樹木が茂ったままで冬場は暗い場所でした。
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良質な玄米を精米する時にできた養分たっぷりの米ぬか。糖分やタンパク質も含まれ有用微生物の発酵資材になります。土が発酵するときには手を入れると温かく感じます。ご家庭でもコンポストを使い生ゴミを出さないご家庭も多くなっています。その際も米ぬかは有効です。10kg入りを3袋用意。手触りはさらさらと気持ちがいいです。
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以前のママの日にもコンポストの落ち葉の中から枝を取り出しましたが、落ち葉を一旦広げるとたくさんの木の枝が入っています。手で取り出す作業中です。
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約20㎝ほど落ち葉を敷き詰め→米ぬかを振りかけ→水をかける、この行程を数回繰り返しましょう。熊手を使って多量の落ち葉を手前にかき出します。
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さすがにこの作業はブーツが有効でした。私はうっかりいつもの靴^^;。ママたちはしっかりロングブーツ!
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落ち葉は一見軽そうですが、なんのなんの。とても重くて力が要ります。コンポストの上から失礼。
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コンポストの両外側に取りあえず枝を分けて置きます。下の方は良い土になってきているので重たくシャベルも活用します。
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ほら、見て下さい。白いカビのようなものが見えます。嬉しい瞬間です。下の方の落ち葉はすでに発酵、分解がすすんで糸状菌、放線菌が働いている証拠です。腐葉土の熟成期になるとこれらの菌は鳴りを潜め次はバクテリアが働きだします。
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う~ん。よい土ができかけています。新しい落ち葉と混ぜてならした上に米ぬかを撒いていきます。
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てみに入れた米ぬかもそこそこ重さがあります。今日は結構落ち葉、米ぬかと格闘する力が要る日となりました。ママたち有り難うごさいました。
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何度もてみでサラサラサラ~~と。まな板にのせたお肉に小麦粉をはたくような感じ?でもなく、あまりない感覚かも。そしてホースリールから水を撒いていきます。
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Kちゃんもお手伝いしてくれるの? なんでも興味があってやる気十分、貫禄十分^^
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後ろからお友だちのママに支えてもらって進みます。どこまで?ずっと森までいくって!
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お母さんが教えています「こうして大きい枝は折れるでしょ」 どんどん一輪車に持てる枝を載せていくKちゃん。なかなかたくましい。
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更に水を撒きます。何工程しましたっけ? 確か4工程ほどしたかと思います。
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さあ、周囲をほうきで掃いて冬の落ち葉堆肥づくりの仕込みはようやく終了しました。終了予定の12時を過ぎた頃。さすがに疲労感が残りました。私だけかな?皆さまお疲れさまでした。
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その頃、お楽しみ会を終えて園庭に出てきた年少ちゅーりっぷぐみの子ども達。「さあー、せんせいについてきてねー。それっ」
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びゅーーん、びゅーん。
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さあ、こっちですよー。みんなはやいねー。
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さあ、次はおすなばのところにタッチ~。
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さあ、つぎはどこへいこう、じゃあ、ジャングルジムまでー!
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はーい。それではみんなでお部屋にもどりましょう。
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クラスはみんな仲良し、さあ手をつないでお部屋までいこう!
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お疲れさま、でほっと一息いれましょう。Yママはお手製ベーグルを焼いてきて下さいました。少しずついただくのが何よりのご褒美です。Moママはアーモンドボール(スノーボールクッキー)を。
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私もフォションのアップルティーを皆さまに。Yママと重なりましたのでお味くらべもお楽しみ。以前あるお母さまに教えていただいた兵庫県西宮のケーキウス「ツマガリ」はとっても美味しいお店。昨秋訪れたことを思い出してつい取り寄せたシュトーレンを一切れずつ皆さまに。
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       今年最終回のひみつの庭の“ママの日”でした。お疲れさまでした。
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最後に落ち葉ボールに残っていた芝生の枯れ葉を上に載せて完了です。本当は上にビニールシートなどをかけて覆うとよいようですが、風で何処へ飛んでいくかわかりませんので落ち葉の重さに任せることにします。
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カタツムリは元気かな?
過日、ママの日に植栽したラベンダーを仕入れたときに、ダンボール箱の中に入れられたラベンダー苗にしっかりとしがみついたままやってきたカタツムリ。少し変わった柄をしています。
カタツムリを飼ったことはありませんがどのように大きくなるかしら?と思い、ラベンダーの葉や他のハーブを与えて飼っていました。
そこへ年長児の女の子Sちゃんが、お庭で見つけたあまりに小さなカタツムリの赤ちゃんを愛らしそうに手の中に入れて見せにきてくれたので、ケースの中で一緒に飼うことになりました。
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以来、年長児の女の子が代わるがわる登園した朝に観察にきています。カタツムリはいつの間にか大きくなってきました。レタスを与えると次の日には大きな穴が二つ。
子ども達の命名により、ラベンダーにいたラベちゃん(今ではラブちゃん)、小さなカタツムリの赤ちゃんはモミジにいたからモミちゃんという名前に。観察するたびにきれいなモミジの葉やドングリのお帽子などのプレゼントがケースに加わります。
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ある朝見ると、小さな赤ちゃんカタツムリがドングリのお帽子の中にちょこんと入っていました。固まってとれずしっかりしがみついていました。よほど居心地がよかったのでしょう。偶然のことに私も一緒に驚きました。
Sちゃんは年少児の頃から「わたしはあまり虫が好きじゃないの。」と言っていましたがSちゃんの小学生のお兄ちゃんは自然の植物や生き物にとても興味を持っています。
そんなSちゃんがカタツムリを見て、毎日「かわいい~、かわいい~!」と小さな命を本当に愛らしそうに見つめてつぶやく姿がとても微笑ましいのです。
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お友だちのAちゃんKちゃんYちゃんSちゃんもいつも無事を確かめるように観察しています。
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本日は、園内通信「お知らせ70」をお出ししました。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ 3学期お弁当再開
◇ 京都府補助金について
◇ カプラ教室、未就園児園庭開放再開について
◇ “ママの日”“パパの日”お礼
◇ 園児名簿関連
◇ 年長児が2学期に覚えた俳句(6句)
◇ 京都府文教課より
◇ 2学期終了のご挨拶

2013.12.10

12月10日(火) / “ローゼス ピンクバイカラー”・“ひみつの庭”の子どもたち(12/6)・ひみつの森の“パパの日”だより

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        <ローゼス ピンクバイカラー>  サクラソウ科   原産地 中近東,地中海沿岸
                              学名 Cyclamen persicum
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初冬から流通するシクラメンですが、キュートなボール咲きの花を咲かせるこちらはシクラメン“ローゼスピンクバイカラー”。通称“ローゼス”と呼ばれます。
普通のシクラメンよりも耐寒性が強く、何よりローゼスと言うように花からはバラの香りが漂っています。
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“ひみつの庭”の子どもたち(12/6)
秋以降、ひみつの庭には秋の果実が見られます。この日は子ども達もよく知っている黄色い果実のユズ、レモンを手に取りじっくりと観察してみました。また、庭の中ほどにある大木のカシ(樫)の木から、毎日山ほど落っこちてくるカシの実をみんなでたくさん拾いました。
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ピオトープの横に実がなっています。「これはなんだろう?」「お家でお鍋のときに使うかな?」「お正月のお雑煮に刻んで入れるかな?」みんなで少しずつちぎって皮の香りに顔を近づけてみました。「いいにおいがするね!」「おいしそうなにおいだね」(ユズの実)
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「これはなんだろう?みんなしってるかな?」 「はながさいたあとに実が大きくなったよ」 花が春に咲いて秋~冬に収穫できるこれはみんな知っているレモン。小さなレモンの木に4つの大きな実がなってくれたね。
右上の写真は、たわわに実をつけた柿を築山からみんなで見ているところです。「柿はみんな好きかな」お山の鳥さんたちも大好きな甘~い柿の実です。
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「みんな何が見えるかな?ちいさなお魚見えるかな」 「この木の下はお花の球根が入っているよ。みんなのお母さんたちがチューリップを植えてくださいました。春に咲くのを楽しみにしようね。」
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さあ、それではドングリ拾いスタート。袋を片手にドングリ拾い競争です。芝生の中に隠れているのも手で取って拾ってね。そのままだとたくさんドングリの芽が出てしまうから、今日はみんなでお手伝いのドングリ拾いをしましょう。
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ドングリのお帽子も落ちてるね。カシのお帽子はスジスジ帽子。ナラのお帽子はテンテン帽子。これはカシのドングリ。「あっ、あった」「まだまだあるよ」頑張って拾うと楽しくなってくるね。
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「ほら、こんなに取れたよー」 一人平均15個ほども。多い子で30~40個も取れたようです。年少児45人で一人平均15個取れば合計675個。次に拾ってくれた年中児と合わせるとざっと1335個! 子ども達の頑張りはなかなかのもの!
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さあ、次は年中児さんたち。先生と一緒に「エイエイオー!」でどんぐり拾いが始まりました。クローバー畑の中にもたくさん落ちています。
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「ほーら、みつけたよ」とカメラに向かって見せてくれました。小さな手にはドングリ。お帽子もそのままついているね。
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手の平いっぱいになったら先生の落ち葉ボウルに入れましょう。「ありがとう!」みんなのお陰でたくさんドングリが集まりました。
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“ひみつの庭”の夕方(本日)
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今日のお昼頃に強風注意報が出ていましたので、お帰りの時にはお帽子が風で飛んだり、風に押されて倒れたりしないように注意してお帰りしました。午後には徐々に風が治まってきましたが、あらあら、お庭の中は木の葉や枝が散乱していました。お庭の奥に置いていた落ち葉ボウルは何とビオトープの中まで飛んできてフワリフワリと浮いている始末。やがて風は止み、青空が見えて夕陽が射してきました。
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先週末よりカエデの葉はほとんど落葉。冬の芝生一面に広がります。カシワバアジサイの葉は日に日に赤く美しく紅葉してきました。あらら?これはこれは・・・・・
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まるで太いホースで穴を開けたような穴が見えますよ。築山から“ママの日”に植えたクロッカスが掘り出されていることがよくあるのでこの辺りは注意していましたがやはり・・・^^;
モグラくんです。これはモグラ穴。近づいてよく見てみると結構大きな穴ではありませんか。日中モグラに出会えたら子ども達と是非観察したいと思っていますが簡単には出会えません。
そこで・・、モグラキャッチャーなるものを調達しました^^。明日一度、ryoma先生と土中に取り付けてみる予定でいます。モグラは土中の昆虫やミミズを食し植物の根や茎も食べるので、新しく植えた球根は格好のご飯になるでしょう。築山の下にたくさん穴を掘って道を造っていると想像すると微笑ましいのですが、結構大きなモグラのようなので少し困ります。上手く捕獲できたら子ども達と観察してからもっと広々とした森へ連れていこうと考えています^^
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ビオトープも随分冬の色になりました。水生植物や藻も枯れてきました。落ち葉が水底に沈んで腐葉土になり微生物豊かな水底がつくられますように。
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**マルシェ・ド・ノエル(クリスマスマーケット)のご案内**
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幼稚園に案内が届いていましたので皆さまにもお知らせです。普段は月一度開催されるル・マルシェですが、今月はクリスマスの趣です。
先日の“ママの日”に「子どもが喜ぶので時々家族で出かけますよ」と仰っていたのはTママ。アンスティテュ・フランセ関西のガーデンで行われます。
マルシェ・ド・ノエル
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ひみつの森の“パパの日”だより(先週末12/7土曜日)
先週末土曜日は9時半~今年最終のパパの日でした。(並行して10時からは未就園児さん対象のミニミニ幼稚園も開催しましたので撮影はryoma先生にお願いしました)
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ひみつの森に至る森の道周辺は、まだまだ不要な枝の剪定や笹の刈り込みが必要です。
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早速、剪定ばさみを使って刈り込み作業が始まりました。チョンチョン、チョキチョキと心地よい音が響くようです。
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見上げる高さに笹は伸びています。刈り込んだ笹は熊手を使って集められます。
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暫しティータイムで休憩中。南側からは大文字も見えます。片石造園さんも来て下さいました。
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森に投棄されたゴミや足元に埋められた物を掘りあげる作業が始まりました。
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           TaパパTパパがシャベルで土を掘っていかれると・・。
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           幾重にも重なった波板やポットなどが出土する発掘作業のようでした。
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以前は捨てられた自転車やバイクなども見られた森ですが、最近は少しずつ整ってきました。今後も継続しながら手を入れ、身近な森を美しく大切に守っていきたいと思います。
第1回~第3回までの“パパの日”に、ご参加お力添えを下さったお父さま方には心より感謝申し上げます。有り難うございました。来年もどうかよろしくお願い致します。

*本日は雨天のため、ひみつの庭の“ママの日”は実施できませんでした。来週火曜日は今年最終回。「落ち葉堆肥づくり」の冬の仕込み作業をする予定です。
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本日は、園内通信「お知らせ69」をお出ししました。
内容は、
◇ 「クラスお楽しみ会」で使用するお菓子について
◇ お招き会の送り迎えについて
◇ 園児名簿関連
◇ 大学の取材について
◇ 子ども達の健康について

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