2016.02.01

2月1日(月) / 『 はい。どうぞ ♡ 』・冬の自然・園内通信

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  ✿ 嬉しいお花のプレゼント ✿
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立春を前に暦の上では春の訪れを感じる2月になりました。

三学期に入り、年長クラスの教室に子ども達用のお道具棚を新たに導入しました。両クラスとも棚の中には製作時には欠かせない、のり、セロテープ、はさみ、ガムテープ、ダンボール紙、色画用紙各色、折り紙などが入っていて、子ども達が自由に出し入れできます。勿論お片付けも必要です。またペットボトルや発泡スチロール、ガラスなどにも色濃く描けるクレヨン(シェアパック)も調達しました。“ものづくり”は、音楽、絵画などとともに幼稚園「表現」領域分野の一つとして、豊かな感性、創造性とともに、感じたこと、考えたことを楽しんで表現する力として大切です。

先日の大雪の中を思いっきり遊んだあと、雪と戯れて過ごしたことを感動とともに絵に描きました。「この一年のお絵描きの中できょうは一番楽しかったよ~」と笑顔で伝えてくれる子もいて、それぞれ自分で選んだ色画用紙には雪の日の思い出の場面を描き、紙面に雪の結晶を切り紙で作って貼る子もいました。自由な発想がとても素敵です。

引き続き自由あそびの“ものづくり”コーナーが大変賑わっている最中で、四角い箱にお弁当のおかずの中身を一つずつ作って完成したり、毛糸で指編みをしてマフラーを作ったり、仲間と協力してお店(カフェ)がお目見えすることもあります。また発表会で行う劇のセリフ練習をするとともに、舞台で使用する小道具、大道具づくりも子ども達の手とアイデアで始まりつつあります。近々、舞台で使用する薪を森へ調達しに行ったり、「頬かむり」や「首巻き」など、お山の自然の中にある草木を利用して生地を染めてみようと年長クラス担任と検討しているところです(草木染め)。今後の自由あそびの展開については、子どもなりに様々な表現活動を楽しむことができるよう、意欲を高めながらいろいろな方法を体験し、身につけていきたいと考えています。
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そんなある時、朝によく一緒にお話をする女の子Hちゃんが園長室玄関に来てくれました。手にはきれいな色の折り紙で作った花束(バラ?アネモネ?)があり、横にはEくんも一緒でした。「まあ、なんて素敵!」プレゼントなのだそうです。光栄のあまり喜びとともにお写真を撮らせてもらった次第です。ちょうど園長室の花瓶に生けていたミニバラとともに、飾っています。有難う!
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「冬の自然」
さて、こちらは何でしょう?
先日来、実習生が園内に来られていましたが、朝のすがすがしい空気の中をお話しながら登園を迎える準備をしていると、いろいろな自然のものに出会うことができます。春を待つ樹木の芽が膨らんでいたり、イロハモミジのプロペラ種がたくさん落ちていたり・・。今は野鳥が大変多く賑やかで、たくさんの鳴き声があちこちから聞こえてきます。
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こちらは先日いくつも落ちていたテイカカヅラの種子(左上)と野鳥のイカル(右上)が息絶えていたところを見つけたものです。テイカカヅラの種子は大きな長い果実が秋にできていたのでそこから弾けて出てきたものと思われます。
参考サイト

イカルはお山の中ではよく鳴いている野鳥ですが、こんなに近くで見ることはまずありません。可哀想なことにどこかにぶつかってしまったのかも知れません。
イカルの鳴き声。お山のふもとのセンダンの大木から、白くて面白い形をした実がたくさん落ちてきていますが、朝の登園途中にその実を大事そうに手にし上ってくる子が必ずいます。園長室の図鑑「あきふゆのとり」をみてメジロやヒヨドリなどを見つけ鳴き方を真似、鳥を追う姿もあります。そのうちウグイスもやってくるでしょう。子ども達に負けないくらい、今、野鳥がとても元気な季節です。
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本日は、園内通信「お知らせ81」をお出ししました。
内容は、
◇ 写真持ち帰りについて
◇ 小学校入学説明会及び半日入学について(追加)
◇ 子ども達の健康について
◇ 実習生について

2016.01.20

1月20日(水) / 黐の木(モチノキ)・初雪の日!

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                    <モチノキ>  モチノキ科   原産地 日本,中国
                               学名 Ilex integra

春に木がレースを被ったように真っ白な花を咲かせるモチノキ。今朝は冬の真っ赤な果実に雪がたくさん積もりました。モチノキの名前の由来は、モチノキの樹皮から鳥を捕まえる鳥餅を作ったことから名付けられたそうです。

小さな頃、冬に米粒ほどの小さな黒い実を集めて遊んでいた記憶がありますが、それは「ネズミモチの実」だと父に教わって以来、木が春に花を咲かせた後、秋冬になるといろんな色や形の実をつけることに気づきました。そう言えば、ネズミモチは春に白くてとてもよい香りの花(幼い頃の感覚)をつけるので大好きでした。「ネズミの糞のような黒い実をつけ、モチノキに似た葉を持つネズミモチの木」と今ではわかりますが、幼い頃は、ネズミにも、お餅にも似ていないのになぜ「ねずみ?もち?」という名前がついているのかが不思議でした。

お陰で、名前にモチがついているネズミモチ(モクセイ科)、クロガネモチ(モチノキ科)、カナメモチ(バラ科/ひみつの庭に植栽)、そしてひみつの庭ゲート前にあるこちらのモチノキ(モチノキ科)などが身近に感じられるようになりました。
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今年初めての一面雪の朝となりました。各グループがいつもよりゆっくりめにお山に到着してからは、暫く雪あそびの時間が流れました。その後、いったん各クラスに入りましたが再び、年少、年中児は園庭に出て雪と戯れる楽しい時を過ごしました。また年長児はひみつの森へ足を延ばし、途中で見つけた長い雪の斜面を何度も滑ったり、ころころ転げ下りたりして思いっきり楽しみました。私も同行し、雪投げ、雪だるまづくり、木の幹を思いっきりゆらしての雪散らし(これが楽しい^^!)、一面真っ新な雪の上に大の字になって寝転び空を見上げる・・・など、白い森に子ども達の歓声が響き渡る日となりました。森の帰り道、男の子達が雪の玉を転がしながら進んでいくと、とうとう落ち葉が巻きついた白くて巨大なボールになってしまいました(下に写真あり)。押してもびくとも動かないほどの重さでしたが、数名で力を合わせてゆっくり押しながら、やっとひみつの庭前まで辿り着くことができました。
以下に本日撮影した写真を掲載します。
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2016.01.11

1月11日(月) / 3学期スタート・園内通信(1/8)

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      『 お重と干し柿* 』
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あけましておめでとうございます。

暖かな新年の幕開けとなりましたが、皆さまにはお変わりなく佳いお年をお迎えのことと存じ上げます。本年が皆さまにとりまして幸多き一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

週末金曜日朝9時前。山の中腹からお山を上がってくる子ども達の声が聞こえてきました。

到着したグループごとに、「あけましておめでとうございます。ほんねんもよろしくおねがいします」と幼稚園門のところで元気にご挨拶。その後各クラスに向かいました。

毎年3学期は大急ぎの日々が過ぎていきます。今学期も子ども達とともに一日ずつを大切に、着実に、進んでまいりたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

干し柿*
毎年お家になる柿で沢山つくられるお手製の干し柿。新年の年取りの際も、有難く美味しく頂戴致しました。感謝。

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園内通信をお出ししました(1/8)。
内容は、
「お知らせ75」
◇ ご挨拶と諸連絡
◇ 保育料の取扱いについて
「お知らせ76」
◇ 第4回ふれあいサタデーのご案内
「お知らせ77」
◇ 保護者会について
◇ 就園奨励費お渡しについて

2015.12.23

12月23日(水) / Bouquet!・遠い国からきたサンタさん(12/16記録)・冬のひみつの庭

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『 Present of the bouquet 』
 トルコキキョウ バラ シャクナゲ
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ゆるめのフリル系トルコキキョウ。昔のトルコキキョウは一重で清楚なイメージでしたが最近は園芸品種がふえ、八重、フリンジなど華やかで多彩な色合いが見られます。バラのようなのでプレゼントやブライダルブーケに人気の花。

つぼみがトルコ人が頭に巻くターバンに似ているからとトルコの名前がついていますが、夏に咲くキキョウの花とは関係がありません。北アメリカ原産のリンドウ科の花で、1930年代に日本にもたらされてからは現在ほとんどの品種が日本で作出され、海外でもとても人気があります。

花言葉は希望(紫)、優美(ピンク)、よい語らい,思いやり,すがすがしい美しさ(白)。

思いがけない娘からのプレゼント。シャクナゲが今ごろ見られるなんて。癒され清々しい気持ちになりました。有難う。

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遠い国からきたサンタさん(12/16(水)記録)
“Santa Claus came here!”

クリスマスの歌をうたったり、お部屋いっぱいの大きなクリスマスツリーをみんなでつくり上げたり(年長児)、折り紙でサンタさんを折ったり、可愛いクリスマス帽子をつくったり・・・。12月に入って何だかワクワクしながら過ごしていた子ども達のところに、今年もサンタクロースが幼稚園を見つけ来て下さいました。
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朝のおはじまりが一段落した9時半過ぎ。今年はトナカイ9頭とそりをひみつの庭に停め、背の高いサンタさんさんが現れました。そして、最初に年長児の第三園舎をまず訪問。ちょうどその頃、年長クラスの子ども達は明かりを消した真っ暗なお部屋の中で、みんなで作り上げた巨大ツリーの中に煌めく星を見上げているという感動の時間が始まっていました。そこへ、驚くほど背が高く真っ赤なお洋服のサンタさんが扉を開けて入ってこられました。そしてお隣のクラスへも「メリークリスマス!」。それぞれのクラスにプレゼントを置いて下さいました。そして次は年少児のクラスへ。
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まずはちゅーりっぷぐみ園舎、そしてたんぽぽぐみ園舎へと移動です。子ども達は先生と一緒にお話を聞いている最中でしたので、突然のサンタさんの訪問にとても驚いたことでしょう。今年のサンタさんは何だか若々しくてとても背が高いです。そして子ども達に元気にプレゼントを配っていかれます。
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次はことりぐみ園舎へ「メリークリスマス!」。大きな白い袋も悠々とかつがれます。
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そしてたんぽぽぐみ横の石段をのぼり上の園庭へ。年中の園舎ゆきぐみ、ほしぐみを目指して行かれました。ゆきぐみの次はほしぐみへ。サンタさんが来られたクラスの子ども達はプレゼントに大喜び。初めは驚いてうっすら涙の子も。でもサンタさんが園庭を横切られる頃には、窓からみんなで「サンタさん、ありがとう~!」の大歓声が上がっていました。
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すべての園舎に子ども達へのプレゼントを配り終えたサンタさん。最後は園長室に来られました。あまりに背が高く、玄関から体をまげて入ってこられたほどです。
真っ白なおひげのサンタさん。今年は遠い北の国からロシア経由で日本までこられたそうです。さっそく園内放送で、各クラスの子ども達へメッセージを届けて下さいました。

『こんにちは。素晴らしい、愛しい子ども達、またの名を「自由なる人々」よ! 私はサンタ・クロース。今日、遠い寒い国から、トナカイに乗って君たちにプレゼントを届けるためここ日本へとやってきました。プレゼントが皆さんの気に入るように願っています。また皆さんが家でお父さん、お母さん、ご家族と仲良く暮らし、ここ北白川幼稚園「お山の幼稚園」でお友だちや先生方と一緒に元気よく健やかに育ち、大きくなるよう心から願っています。それではさようなら。また会いましょう!』

と大きくよく響くロシア語で、メッセージを届けて下さいました。明日は12月24日。
みんなのお家にもサンタさんが幸せを運んでくださることでしょう。

Merry Christmas!!

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冬のひみつの庭

こちらは少し前(12月初旬)のひみつの庭でのシーンです。
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年齢を越えてあそんだ日です。9月から長期間咲き続けてくれたメキシカンセージがこの時まだ色鮮やかで、今年はこのセージ(ハーブ)の前に立ち、花の蜜を吸ってみたり、髪飾りにするなど楽しそうな姿がよく見られました。
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年少児Tちゃん。花の中に少し飛び出た小さなピンク色の蜜の袋。その甘味がお気に入りの様子。教えてもらった次は、他のお友だちにも教えてあげる姿がありました。 年少児Yちゃんは先生からお耳にお花を飾ってもらっています。
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あら可愛い!こんな感じ。
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年少児Rくんもとても楽しそう。 「ほらっ、こんなにドングリがあったよ」と年長児Sちゃん。こちらは小さ目のアラカシのドングリ。毎年カシの大木から山ほど落ちてきます。
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過日、年長児が植えたガーデンシクラメンが寒い中よく咲いています。 ノースポールもとても丈夫な白い冬の花。
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小さなゴールドクレストも冬の陽が当たって温かそうです。 ジャンボアジサイも秋色に変化。まだきれいな色を残しています。
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夕陽のライトアップ。
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カシワバアジサイも銅葉に変化し、まだ葉の色を楽しませてくれます。 庭の奥の見上げる大木ナナミノキには今年はびっしりと赤い実が成っています。
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サトザクラの冬芽がありました。                  こちらはライラックの冬芽です。
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夕陽が射す冬の夕暮れ。駆け抜けた日々の中にもこんな一瞬があったことはとても幸せなこと。日一日と本格的な冬へ季節は移ります。
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冬のビオトープ。魚類、水生昆虫が住処を得て元気に冬を越せますように。

2015年も皆さまのお力添えをいただきまして無事越年の運びとなりました。ご家族の皆さまには、どうぞ佳いお年をお迎えになりますようお祈り申し上げます。

2015.12.17

12月17日(木) / 窓辺の花・ひみつの庭の“ママの日”だより(12/8(火)記録)

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     <窓辺の花> ラナンキュラス・トルコキキョウ・カーネーション・ユーカリ・秋色アジサイ

お山の広葉樹がつぎつぎに葉を落としていきます。イロハモミジにモクレン、クヌギも大方落葉し、今朝はコナラの葉が一面に広がっていました。早12月半ば。

お花屋さんの店先には多くの花が並び、切り花にとっても花持ちがよい季節です。小さな花瓶に入れて窓辺に飾ると、辺りが明るくなりました。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(12/8(火)記録)
この日は、年少クラスがひみつの庭のゲート前に早春に咲くクロッカスを植える活動をしました。その前には年少児全員で「お掃除隊」になり、掃除用具を手に大活躍の日となりました。
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活動が始まっています。ママ達も順にお集まり下さり、微笑ましく親子の共同作業のシーンも見られました。未就園児Gくんの姿もあります。
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3歳児クラスがクロッカスの球根を植えはじめています。予め各クラスではクロッカスについてのお話を先生から聞きました。
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柔らかくほぐし腐葉土を入れたスペースに一人約2つずつ球根を入れていきます。
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わかりやすくラインを入れた場所に球根が置けたら、一輪車の中の柔らかな土を手で取って球根の上にかけてあげましょう。
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ミニ熊手が子ども達はお気に入りのようです。ともにお母さまの姿も見えます。
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こちらに見えるのは親子ペアです。ほのぼのと微笑ましいですね。せっせと下を向いて作業中の子ども達。
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次のクラスも先生とともに植えてみましょう。
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落ち葉をはこんでパラパラ~。一生懸命作業をする年少児さん達。つい微笑みがこぼれるママ。
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てみをしっかりと持って運びます。                   普段手の入れにくいところにも手が入ります。
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みんなよく頑張って取り組んでいます。 丸窓近くの花のスペースは結構落ち葉が拾いにくく手入れがしにくい場所です。
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きれいになったね~、と振り返っているのかな。           手作業で丁寧に落ち葉拾いをされるママ。
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ミニ熊手も一番小さなタイプでそっと。 ウッドデッキの下の方もガーデンシクラメンが元気に咲いています。過日、年長児が花苗を植えたものです。ここは落ち葉も落ちてくるところです。
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ビオトープの奥も落ち葉集めされるママ。 丸窓下の部ブルーベリーも少しずつ大きく成長しています。小さな春の芽も見られます。
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ハニーサックルの蔓越しに何かお話しているのかな。       こちらも楽し気にお話しながら。
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何だか素敵な落ち葉。ドライフラワーになった紫陽花、メタセコイヤの葉など、てみいっぱいの落ち葉もこうして見るときれいですね。
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築山を勢いよく走っているTくん。 黙々と作業を続ける年少児さん達。みんな頑張り屋のお掃除隊です。
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テーブルの周りをお手入れ中のKくんとHママ。本当の親子のように見えてとても微笑ましいお二人。 みんなよく頑張っている。
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二人で一緒にてみを持って運びます。  レッドロビンの植え込みの下にもカシのドングリがたくさん落ちてきます。横は見上げる大木アラカシの木。  
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                      ぱらぱらぱら~~~。
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何かママにお話してもらっているのかな?
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おもちゃ倉庫の近くをお掃除中のママ。               見つけた!こちらも親子ペアのお二人。
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年少児さんなかなか頑張り屋さんです。まだまだ作業は続いています。 あちらからMちゃん大きなてみを抱えてやってきています。
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Rちゃんとnoriko先生と。中に入ったカシのドングリを拾って選別しているのかな?
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カシワバアジサイなどの植え込みを整理されています。  こちらは里桜関山。すでに春の新芽が出ています。
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ビオトープ際の草、伸びすぎたクリーピングタイムなどの整理でしょうか。 9月頃にはよく咲いてくれたホスタの花のあと。
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長い植物のストローが二本あったのを手に「もらっていい?」とKくん。てみの余分がなくなったのでグリーンの容器に枯草を入れて水上をあちらまで移動中!
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Aくん親子の姿。楽しそうなひと時を見るとこちらも嬉しくなります。
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よいしょっ、と枯草の船を渡しています。向こう岸では受け取る男の子が待機中。 カシワバアジサイも枯れた花を整理します。
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コンポストは皆さんのお陰で山盛り状態です。 お友だちのママと楽しいお話かな。
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クリスマスの代表的なお菓子で、赤ちゃんのおくるみや幼な子キリストを意味するシュトレン。こちらはアーモンドが沢山入ったマンデルシュトレンですが、毎日一切れずつ切り分けていただきながらクリスマス当日を待つ喜びがあります。
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最後に皆さんで記念写真。今学期も温かなお力添えを本当に有難うございました。
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本日は、園内通信「お知らせ74」をお出ししまた。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ お弁当再開日
◇ 未就園児園庭開放について
◇ (新)レインコートについて
◇ 3学期”ママの日””パパの日”について
◇ 2学期に覚えた俳句(月ぐみ)

2015.12.05

12月5日(土) / 蘭“バンダ”・ひみつの庭の“ママの日”だより(12/1(火)記録)・落ち葉しらべ完成!(~12/4(金)記録)

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      <蘭“バンダ”>  ラン科  学名 Vanda  英名 Lei orchid  別名 翡翠蘭

いつの頃からか蘭の中では一番好きなバンダ。紫、青、ピンク、黄色、白など花色のバリエーションが多くとても色鮮やかで美しい花です。こちらは切り花ですが、もともと東南アジアなどに生息し、むき出しの長い気根で空気中から水分を得て生育しています。サンスクリット語の「バンダカ」(まとわりつくの意味)が名前の語源で、樹木に根を巻きつかせて伸びていきます。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(12/1(火)記録)
爽やかな天候のもと、ママ達が植物の手入れを始められました。
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ライラックコーナーの株元周辺に植え込んだフッキソウ。横のびする根や不要な草抜きをして下さるGママ、Hママ。
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ひみつの庭は高木の枝が風で折れて落ちていたり、落ち葉や小枝、ドングリ、芝生の地上部が枯れた部分を熊手でそっと集めるなど、作業は何かとたくさんあります。
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Yママ。未就園児Kくんは竹ぽっくり練習中。            ひみつの庭に据え付けの水差しでお水をあげたのかな。
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ベンチの周りで何やら作業中。芝生の枯れたものを集めてベンチの上に広げてクッションにしていたところ、作業中のママより落ち葉入れいっぱいの枯れ芝をもらったので嬉しくて嬉しくて・・・♡
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次々と広げてベンチにクッションが敷かれていきます。       ほら、温かそうなベンチのできあがり!
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そして~~、 最後はとうとう枯れ芝を上に巻き上げて、落ち葉のあらし~~。もうこうなったら楽しくて仕方ありません。このあと落ち葉入れはとうとうお風呂にもなりました。
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三つ編みとカチューシャにはさんだ落ち葉がお似合い。       広い空の下でゆっくりとお話しながらのひと時が流れます。
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庭の入口は頭上のクスノキ、クヌギなどの葉がいつも落ちています。クヌギは今年実が成る年。二年に一度実がつきます。お陰で今年はたくさんのクヌギの実を子ども達が手にしていました。 芝生がもう冬枯れなので地肌が見えて少し可哀想。来春にまた新芽が無事出てくれますようにと熊手を浮かして落ち葉を取ります。

ひみつの庭外のモチノキ周辺。こちらはミソハギとフッキソウが植わっていますがどちらもまばらに。それで短く刈り込みをお願いしました。いまモチノキを見上げると赤い実がいっぱいなっています。山の鳥が大好きで冬間はたくさん集まってきます。
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9月頃より咲き出した紫色のメキシカンセージは今まだ花を咲かせています。花期が長く楽しみな宿根草ハーブ。ちょうどこの時間、年少児クラスは庭つづきの森の中へ行ってました。こちらはちょうど森から帰ってきているところです。
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カサッ、カサッと落ち葉を踏みしめる心地よい音が聞こえてきそうです。Aくん達が見えます。
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「ほら、木の実やおちばをみつけたよ!」
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Hちゃんはどんぐりが袋にいっぱい入っています。          ほらっ。Rちゃんは木の葉とどんぐりのサンドイッチ?
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お友だちとともに歩く楽しい森の散歩道。                Yちゃん、足取り軽やかに。
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Aちゃん 大きな落ち葉を手に見せてくれます。            ゆるやかな森の斜面を子ども達の足はよく覚えています。
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園庭に戻ってきました。                          大きなモミジでしょ!とMちゃん。
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おかえり~、Sちゃんも帰ってきました。                さあ次はなにをして遊ぶ?
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シャベルでほぐしたスペース。夏は年長児がきゅうりを植えました。大きな驚くほどのきゅうりが収穫できたのは懐かしい夏の思い出。 優しく枯れ芝を集めます。Fママとは、来春に無事元気な芝生が生えてくれるかを毎々気にしています。お庭の裏門近くに仮植えした芝を整理して下さったFママ。申し訳ないことに、裏門の鍵穴の奥に砂が入り固まっていてまだ開錠できていないままでした。ここは森への近道になります。
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Rママはミニ熊手を使って。                       芝生を確認中のFママ。  
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この頃、大文字も少しずつ色づいてきたようです。
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背中に太陽の遠赤外線で温かです。寒くはありません。     丸窓から中をのぞく未就園児Kちゃん。気をつけて(このあと体を支えにいきました^^)。 
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Kちゃんのお兄ちゃんのYくんが来ました。園児はママ達の姿をすぐに見つけます。 園庭では年中児クラスが上のお庭と下のお庭でサーキット中です。がんばって!!
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Sちゃん、スコップ持ってよいフォームで走っています。      Yくんも階段を駆け上がります。 
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先にお二人が帰られました。紅葉をバックに記念写真パチリ!いつもご協力いただきまして有難うございます。
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下のお子さんKちゃんは私の癒しだと仰るYママ。私のために授けて下さったのだと思う、と仰る姿を見て私は心からほのぼの。お言葉の通り大きくゆったりと育っておられます^^。

何を勘違いしたのかこの日のお茶は柿の葉茶ですと皆さまに申した記憶がありますが、まったく間違いを言ってしまいました。「ビワの葉茶」で健康茶です。この場を見上げるともうすぐ白い花が咲くビワの葉です。
参考サイト[ビワの葉茶]/ビワの葉はビワの葉湿布として使用したり、お茶としてはとても効能があります。
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[年長 落ち葉しらべ] 終了(~12/4記録)
年長児のしぜん分野の取り組みとして、11月から園内の落葉樹の落ち葉しらべをはじめました。園の保育としては初の試みです。各クラスともグループ活動で数日に分けて園庭、ひみつの庭、第5グループ坂道、お山の西の石段下、ひみつの森などで採集した色とりどりの落ち葉を見つけ、模造紙に貼付して調べられるよう各グループに一冊の「落ち葉ハンドブック」を用意しました。子ども達が手に取りやすい大きさだと思い選んだブックです。実はこちら、大人がみてもなかなか楽しい内容です。この一冊を手に秋冬の自然の中に出かけたくなります。さて子ども達の反応は・・・。

葉の形を比較しながらページをめくり、とても集中して取り組む姿が見られました。はじめは一冊の本を共有することや葉をテープで貼る作業について、小さないざこざがグループ内に起こりますが、活動を続ける中で仲間で取り組む姿に変化がでてきます。

最初に私が紅葉と落ち葉についてお話をした日には、すでにサクラやカキは勿論ハクモクレン(上にツノがあるのが特徴)、クヌギ、ナンキンハゼなどはすぐに覚え、子ども達の聞きとる力に驚くほどでした。日頃、園児が昆虫図鑑で観察する姿を見ていても、年齢は関係なく形や色の識別能力が高いと感じます。
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これは11月の月Aクラスの様子ですが、遠足に向けて結成したグループ(グループ名も自分達で話し合い決定)で園庭、ひみつの庭を駆け巡って集めた5枚の落ち葉から調べはじめました。よく知っている「モミジ」は通称で、実は正しい名前があります。一口にサクラと言っても実はソメイヨシノやヤマザクラなど正式名称がそれぞれあり、サクラの樹によって葉の大きさ形も異なります。
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お山の中にある幼稚園ですので、一歩外に出ると必ず上の木からは落ち葉が落ちてきています。いつもお馴染みできれいだなと思っている葉っぱは、実は何という名前がついているのだろう?このはじめて見る葉っぱは何だろう?とワクワクしながら図鑑のページを探す姿はやはり年長児であり、また小学生のようでもあります。
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[赤色の葉一覧]ソメイヨシノ、ナンキンハゼ、ツタ、イロハモミジ、ヤマモジ、トウカエデ、モミジバフウ、カキノキ、ムシカリなど。
[橙色の葉一覧]メタセコイア、コナラ、ヤマザクラ、ウリカエデ、カシワ、イロハモミジ、カキノキなど。赤色と橙色の葉は重なるものがあります。
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[黄色の葉一覧]アオハダ、ナンキンハゼ、クヌギ、イチョウ、ハクモクセン、アカメガシワ、フウ、エノキ、ハリギリなど。
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色別のページからこちらのページにとぶと、更にわかりやすく載っています。イチョウやメタセコイア。ナンキンハゼやアカメガシワ。ナンキンハゼはひみつの庭のビオトープ前にあり、女の子が気に入って集めた葉。紅葉がとても美しく形も可愛らしい。植えてよかったと思う木です。アカメガシワはひみつの庭の北側にあり軸(葉柄ようへい)が赤くて長いのが特徴。
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子ども達の模造紙の中には緑の葉も見られます。紅葉の落ち葉図鑑には探しても載っていなくて困ったね。さてなぜだろう?と考えたり。グループ活動で協力して落ち葉を探し、調べ作業もみんなで協力しないとなかなか進みません。やがてうんうんと唸りながらの探求心も芽生えてきます。
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この本でしらべているよとRくん。グループ毎に初めて落ち葉しらべをしたこの日、両クラスの境目の白い扉に5グループの途中経過を張り出して眺めましたが、この日なりの達成感がありました。
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「これなんだった?」「できたね」とお友だちと改めて振り返っている子ども達です。
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私は子ども達に呼ばれAぐみとBぐみを行ったり来たり。こちらはちょうど撮影できた完成直後の「もみじぐるーぷ(Aぐみ)」の一枚。Hちゃんの撮影許可が出たところでパチリ。この日拾った大きな葉のアカメガシワやメタセコイアなども。ひみつの庭にも大木からの紅葉の落ち葉がありましたね。
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Bぐみ完成作品 Aぐみ完成作品
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Aぐみ完成作品 Aぐみ完成作品
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Aぐみ完成作品 Aぐみ完成作品

完成後子ども達にお話をしましたが、途中、落ち葉で作った「落ち葉カルタ」の紹介をしました。きれいな落ち葉を本などにはさんでいると一週間ほどで押し葉ができます。説明している私の手元からハラハラと押し葉がこぼれてしまいましたが、その押し葉を見てもすぐに葉の名前が子ども達の口から出てきたのは嬉しいことでした。最後に代表の一枚の作品とともに急いで記念撮影をしました。次はどんぐりもしたいとの声があります。どんぐりは11月半ばお買い物ごっこの頃が旬ではありましたが、できる範囲でお山の「どんぐりしらべ」もやってみましょう。実は結構の種類があります。
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   つきAぐみ                                つきBぐみ

2015.11.26

11月26日(木) / クリスマスリース・「弦のしらべ(11/19)」・ひみつの庭の“ママの日”だより(11/24) ・歯科検診(年長児)・園内通信

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『クリスマスリースづくり』
11/21(土) ふれあいサタデーspecial
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先週末土曜日は、北白川別当町下がるフラワーショップ「マタハリ」さんにお越しいただき、自然の植物を使って親子クリスマスリースづくりを開催しました。会場の第三園舎にこれ以上入りきらないほど大勢のご家庭がご参加下さり、この日使用したユーカリの香りがお部屋中に漂うひと時となりました。

予めご準備して下さったサークルワイヤー芯に青々としたユーカリを巻きつけながら留めていきます。その上に、真っ赤な実がなったサルトリイバラ(山帰来)を作る人のセンスによって配置します。サルトリイバラはトゲが鋭いのですが、こちらも予め丁寧にカットして下さいました。これだけでも自然素材のフレッシュなクリスマスリースが出来上がりますが、お飾りとして真っ白な綿の実や真っ赤なヒメリンゴ、そして可愛らしい毛糸のリボンなどを趣向を凝らしながらワイヤーで取付け、親子共同作品のリースがたくさん出来上がりました。

こちらのリースはこの日に残っていた材料で作りましたので、雪を思わせる綿や毛糸はついていません。ぶら下げている側を通るたび、ユーカリのよい香りがするので嬉しくなります。

先日、御所でたくさんの松ぼっくりを拾いました。松ぼっくりをどこかにアレンジしてもよいでしょう。幼稚園にある大木メタセコイヤから落ちてくる小さな球果ばかりのクリスマスリースなども素敵かも知れません。クリスマス4週間前から飾るアドベントクランツのように、リースを飾りながら一週間ずつ近づいてくるクリスマスを楽しみにしているところです。
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『弦(ヴァイオリン)のしらべ(11/19木曜日)』
そして過日11月19日(木)は、かねてよりみんなが楽しみにしていたヴァイオリンの演奏会が幼稚園第三園舎で行われました。感性が育つとても大切な幼児期に、本物の弦楽器の音に触れる機会はそう多くありません。当園に通うお二人のお子さんのお母さまであるNママと、”ひみつの庭”でヴァイオリンについてお話していたことがそもそもの発端となったと記憶しています。その後プロとしてご活躍の一方、保育園などを中心に親子で楽しめるヴァイオリンコンサートを開いてこられた経緯もお聞きしながら、この度の音楽会がようやく実現しました。
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<にこやかにヴァイオリンを奏でられるNママ>

プログラムは、前半の年少・年中組10時半~と、後半の年長組11時20分~の二部に分けて開催されました。まず、

前半のプログラム(1~7) 年少・年中組[10時半開演]
1.楽器紹介では、ヴァイオリンの弓は何でできているかクイズ!(答え/馬の尻尾の毛)に始まり、弓で擦ったり、弾いたりなどして色んな音色が奏でられる楽器であることをご説明下さいました。
2.「メヌエット(モーツァルト)」 ピアノ伴奏のAさん(ご友人)とともに。
3.「エリーゼのために」はピアノソロ。ピアノは弾くところ(鍵盤)が白と黒でできていること、また合わせて88個の鍵盤が並んでいることをクイズ形式で子ども達に問いかけて下さいました。ベートーベンが大切な人のために作った「エリーゼのために」をたっぷりと情感を込めて演奏されました。
4.5.はディズニーのアニメより「ミッキーマウスマーチ」「ハイホー」全員の手拍子にのせて元気なヴァイオリン演奏が楽しく子ども達も大喜びでした。
6.「バンジョーとヴァイオリン(クロール)」は大人も子どもも引き込まれてしまう曲。ピアノとともに、ヴァイオリンの音色が高く軽快で、且つ早いテンポにこちらまでウキウキとしてくるのでした。そして、豊かな中間部は映画音楽を想う美しい演奏で、重音のメロディーが響き鳴くような艶やかな音色に心が奪われました。高音で終わるラストがとても印象的でした。
7.園歌はみんなが知っている北白川幼稚園の歌「おやまのようちえん」。子ども達もその場に立って一緒に歌いました。なんと最後にサプライズ曲として「アナと雪の女王よりLet it go」のプレゼントがありました。ダイナミックな演奏に全員が聞きほれてしまい最後は大きな拍手が響きました[11時前半の部終了]
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後半のプログラム(1~8) 年長組[11時25分開演]
1.楽器紹介としてヴァイオリンのお話がありました。人の体のような形に4本の弦がついていること。棒(弓)についている白い毛はなに?の質問には、年長児から「馬のしっぽの毛!」と大勢からの即答があり。年長児の先月の歌「赤とんぼ」を弾いた場合の音色、弓の押さえ方によっては口笛のような不思議な音が出ることを園歌「おやまのようちえん」で、弦を指ではじいて「お誕生日の歌」を実演されました。
2.メヌエット(モーツァルト) 舞曲であることの説明を子ども達に。
3.踊る子猫(アンダーソン)は誰もが聞き覚えのある可愛らしい曲。子猫の鳴き声をヴァイオリンの音色で表現され、思い浮かべて聴いてみて下さい、とお話がありました。Aさんのピアノとのコンビネーションが絶妙で、ヴァイオリン高音から低音に下がる音色が実に猫の鳴き声のようだと子ども達も感じたことでしょう。
5.白鳥(サン=サーンス) 優雅に豊かに水面を泳ぐ白鳥が目に見えるような演奏でした。
6.チャルダッシュ(モンティ)はヴァイオリンの名手であるモンティが自らの技を披露するために作曲。ヴァイオリンが口笛のように高音を、また楽しくゆったりとした音色を、そして激しく高速で奏でられる箇所が交互に現れて、Nママの演奏に引き込まれてしまう楽しいひと時でした。
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7.そして園歌「おやまのようちえん」。年長組も全員で立って演奏に合わせて元気に歌いました。そして8.は・・・↙
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8.最後のブログラムの、(?)は、実はヴァイオリンの体験でした。Nママのお子さん(Hくん)のもっと小さな頃に弾いていたヴァイオリンをご持参下さいました。全員は無理なので担任の先生二人にくじを引いてもらい、運よく当たった三人の女の子(偶然女の子ばかり。男の子からは残念だ、もう一回との声も^^)は、優しく丁寧なNママの手ほどきを受けながらよい音を鳴らすことができました。

アンケートにもいただきましたように、親子でしかも幼稚園で音楽を楽しむ会はそうありません。この度はホール仕立てにした会場の第三園舎に大勢がご参加下さり、弦の音色に心弾ませる日となったことを大変嬉しく思います。何より、お子さんお二人を通園させておられる現役の園児ママでありながら、演奏会の打ち合わせやご準備をしてこられたNママのパワーに頭が下がります。また、ピアノ伴奏をされたご友人のAさんは、上のお子さんと他園に通っておられる二人目のお子さん、そして今年4月に産まれたお子さんの計三人のお子さんを持つママです。改めて子を持つ母のパワーに感銘を受けるとともに、子ども達全体を大切に包み本物のヴァイオリンとピアノの音色を大勢に聴かせて下さった情熱に感謝し、心よりお礼申し上げます。有難うございました。
(会場後部より写真撮影をしましたのでその一部をアップしました。)
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ひみつの庭の“ママの日”だより(11/24(火)記録)
先週17日(火)は、しぜんの取り組みとして年長児クラスに出向き「おちばしらべ」の導入をしました。色とりどりの落ち葉が園内からひみつの森に落ちています。春の緑色の葉から11月になり赤、黄、橙に変化している落ち葉「紅葉のおちば」について子ども達と考え、おいも掘り遠足の時から活動している各クラス5つのグループに分かれ行動しました。クラスに戻りグループことに大きな模造紙に葉っぱを張りつけた後は、紅葉する葉が載っている「紅葉図鑑」で調べていきます。現在も各クラスで継続して作業中ですが、落ち葉を見つけるごとに少しずつ白い模造紙に落ち葉が増え賑わってきているところです。イロハモミジ、ハクモクレン、クヌギ、カキ、サクラ、ナンキンハゼなどは形と色がお馴染みになり、子ども達はすでによく覚えています。

この日も歌の時間を子ども達と共に過ごしその後ひみつの庭に上がると、すでに数名のお母さま方が動かれていました。
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Fママは予備の芝生として、ビニールポットに地植え芝生を起こして移し替えられます。芝生が傷んだり生えなくなった箇所に、この先移植ができるよう準備中です。Gママもクローバーのエリアをお手入れ中です。白いクローバーの花で指輪、首飾り、冠などをついこの前に作っていた子ども達。来春にはまた生き生きとした緑色の葉が広がりますように。
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Yママはビオトープまわりの落ち葉を集めておられます。この日大変な量の落ち葉などがこの周辺から集まっていました。Iママはひみつの庭の外周り枕木と芝生の植え込みをお手入れ中です。
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芝生の築山の上を見上げると大木カシの木が枝を広げていますが、スジスジ帽子のカシのドングリが山ほど落ちてきて芝生の中に落ち込んでいます。このままではすぐに根が生え芽が出るので大変大変。子ども達にもたくさん拾ってもらいましょう。ウッドデッキ下丸窓の周辺も頭上のクスノキから落ち葉が落ちてきます。ワイヤーネットの外の外周部分をお手入れ中のHママの姿も。年少の子ども達が遊びにきています。
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竹製の大きい熊手と小さなミニ熊手。ミニ熊手は細かな作業で使いやすく、結構使い込んできましたので、先日コーナン高野店に出向き追加で仕入れてきました。
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「森でまっかなツタの葉が落ちてたよ」と見せてくれる年長児Yちゃん。今みんなで歌っている歌「まっかな秋」まっかだな、まっかだな、つたのはっぱがまっかだな~~、のそのままですね。 クスノキの下のミルテの植え込みの中に落ちた落ち葉を集められていたHママ。
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ビオトープに投入しようと水槽に入れていたミナミヌマエビを観察する年少児Rくん。ビオトープの中には随分大きく育ったヌマエビもいます。 Iママが植え込みの中からこの時季には珍しい綺麗な形のままのアブラゼミの抜け殻を見つけて下さいました。年中児Sちゃん年少児Kくんが見入っています。
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Fママのご自宅お庭から株分けしていただいたレモングラスの束。寒さに弱いレモングラスだから刈り込まれました。株元に腐葉土などでマルチングをして何かで覆いをしてあげる予定です。少しでも温かく冬越しができるように。葉はお茶、お風呂などに利用できます。レモンのよい香りが切り口から漂います。ミント類とミックスハーブティーにしても。
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今年もアサギマダラを呼んでいたフジバカマを刈り込み中です。もうお昼になりましたが大急ぎでハサミを使います。
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ホーリーホックの足元もお手入れ中のママ。トピアリーのツゲの上にはいつもクスノキの葉や風でどこかから飛んできた枝がはさまっています。
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メキシカンセージは9月頃より約3カ月ほどの期間よく咲いてくれました。チョウを呼んだり、子ども達が花の蜜を試したり、お買い物ごっこエリアのお飾りにも活用したりと大活躍してくれたパープルカラの美しい花。宿根草で冬場は地上部が枯れるため12月には刈り込みが必要です。また来年も咲いてくれますように。
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大木メタセコイヤの下でこの日集って下さったママ達。ささやかながらアップルティーをご一緒しながら気がつくとつい一時間が過ぎ、お話の花がたくさん咲いたひと時でした。
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歯科検診(年長児)
本日11月26日(木)は駅前矯正歯科院長の山下和夫先生にお越しいただき、10時から月Aクラス→月Bクラスの順にお口の中を診ていただきました。一人2~3分ほどかけて十分に診察され、一人ひとりにアドバイスもいただきました。全体(約50名)として虫歯の子は少なめでしっかりと歯磨きができていますが、本日使用したフロスなどを使って歯間に毎日通すことでさらに虫歯が未然に防げること、みんなはもうすぐ小学生になるので自分の力でしっかりと磨き、確認をお母さんにしていただくことなども直接伝えていただきました。各クラスとも長い時間でしたが、自分の診察が終了しても最後のお友だちが終わるまで頑張って待つことができました。担任は健康診断票の記入、私は用具渡しのアシスタントでした。和夫先生は太郎先生と兄弟(弟)です。ご存知かと思いますがお伝えまで。
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本日は、園内通信「お知らせ69」「お知らせ70(年長児)」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ69」
◇ お招き会出演について
「お知らせ70(年長児)」
◇ 園長先生との家庭教育相談について

2015.11.19

11月18日(水)part2 / ユーカリの葉で・ひみつの庭の“ママの日“だより(11/17記録)

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週末の”ふれあいサタデーspecial”では、たびたびお花をいただいているフラワーショップMATAHARIさんにお出でいただき、ユーカリの生の葉を用いてクリスマスリースづくりをします。写真は同じくユーカリを使った一例ですが、当日の飾りつけはサルトリイバラ(山帰来)の赤い実を使う予定です。飾りつけにイメージできるものがあれば個別にお持ちいただいても構いません。マツボックリなども可愛くて素敵でしょう。ユーカリの香り漂うひと時となりますように。

また明日は、いよいよお山の音楽会『弦のしらべ』を開催します。お母さまも大勢お越し下さいますように。会場セッティングも無事出来上がりました。ヴァイオリンの音色がホール第三園舎に響き渡りますことを心から楽しみにしています。
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ひみつの庭の“ママの日“だより(11/17記録)
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週末、所用で出向いた神戸で見つけたガーデンシクラメンなどの冬の花。今週のママの日も天候に恵まれ活動することができました。すでに早く来られたママは草抜きなど手入れを始めておられます。
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この日、年長児クラスで「しぜんの”紅葉の落ち葉しらべ”」を子ども達と取り組んだあと、ひみつの庭に上がりました。体重測定を終えた子が早、庭に上がってきています。傍ら、コンポストにできている堆肥(子ども達いわく「栄養の土」)をTママが掘り起こされ、子ども達が何往復もして、てみで庭に運びます。早速にスコップで植えていく子もいます。Yママが一緒に土を混ぜて下さいます。
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年少児達も庭にやってきました。HママIママはナンキンハゼの木の下でヘンリーヅタの伸びすぎた蔓を整理されます。
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やはりお花の好きなKくんYちゃんも活動中です。今日はいくつ植えるかな。ふかふかの腐葉土をよく混ぜて栄養の土とともにお花の苗を植えましょう。一輪車の上は土を混ぜるのによく利用します。
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親子の姿がありました。ママを見つけたRちゃん。一緒に作業中。
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何にでも興味があり集中して取り組むYくん。資材置き場の辺りでそっと羽化していたアカタテハ。こんな寒くなってからの羽化は少し可哀想。みんなでオレンジ色の翅のチョウを取り囲んで見ているところです。その後、お花の中に入れてあげましたね。
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黙々と何種類かの花苗を繰り返し植えていきます。子ども達が土に触れ、苗を植えることを大切に想っていることを嬉しく思います。
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スコップで大きめに穴を掘り苗をそっと入れたら周りに栄養の土を入れてあげています。
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NくんとYくん。クラスの友達ですがお話しながら植えています。手つきがなかなかものです。ママ達も我が子のように一緒に植えてあげておられます。
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「ぼくも何かうえるよ」とRくん。どれにするか選んでね。コンポストの栄養の土をシャベルで運んできたYくん。
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ビニールポットの外し方ももう知っています。Rくんはキク科クリサンセマム ノースポールを選びました。白い花が咲いています。
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すっかりペアで話し合いながら植えている二人。土の中に上手く植えられたね、とても上手ねー、と感心感心。
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赤、ピンク、白などのガーデンミニシクラメンがあっちにも、こっちにも。ヤブランの植え込みの間をミニ熊手で整理されるママ。
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自由あそびの時間を満喫して駆けているKちゃん達。思い思いに過ごす時間が流れます。
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Rくんはここに植えるそうです。Hちゃんも一緒に植えています。
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赤いミニシクラメン。今はお庭用のシクラメンがあります。長く咲いてくれることを願います。こちらも手入れをしなければと思いつついつも手が届かないままだった場所にGママ。いつも感謝です。
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子ども達のエネルギーには驚きます。小さな手がよく働きます。コンポストの発酵した土は何よりの草花や野菜の栄養です。
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まるで親子のようにお話しながら楽しく植えるひと時。ここにも植えようか、と相談しながら作業中。
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子ども達を励まし応援して下さるママ。この日、8つも植えたよと言うYくん。
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Hちゃんも来ました。確かSちゃんは一学期にたくさんの花苗を植えたね。今日も植えはじめました。
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土が気持ちいいいかなTちゃん。お花のラベルを手に何か考えている様子のYちゃん。
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植えたお花の横にラベルを立ててあげます。ビオトープ横の半円スペースナンキンハゼの足元にも何か植えている姿が見えます。
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Eくんもやってきました。ポットの外し方など教わりながら。 tomomi先生も一緒に。
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ピオトープが好きな男の子。  Rちゃんは、てみを手に作業中。
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ヘンリーヅタを整理した半円の周りに、ノースポールを植える子ども達。
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ひみつの庭の外、ミルテ(レモンマートル,銀梅花)の植え込みの前の女の子達。手で触れるととてもよいレモンに似た香りが漂います。微かな香りにも子ども達は敏感です。 さあお昼になりました。ご用のためGママは一足先に帰られました。皆さまお茶を一口どうぞ。
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本日もお疲れ様でした。この日は子ども達とともにたくさんの苗をすべて植えましたが、ちょうどこの頃、ポツリポツリと小雨が降り始めました。午後は雨予報です。明日も含めしばらく優しい雨が降り続き、土も柔らかくなって十分な水分と栄養で苗が満たされますように。

11月18日(水)part1 / テラコッタうさぎと柿の実・ひみつの庭の“ママの日”だより(11/10記録)

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<テラコッタうさぎと柿の実>
園庭の柿の実が緑色から橙色に色づいてきた頃、登園したばかりの子ども達が柿の下から見上げ立ち止まっている姿が見られます。お山の鳥がつついたのでしょうか。足元に落ちている実を見ると、中は鮮やかなゼリーのような果肉と種が見られます。

これは暫く前に撮影した写真です。園長室前のテラコッタ製のうさぎの目の前に、知らない間に二つの美味しそうな柿が置いてありました。誰かが置いてくれたのね!と思っていた次の日、この柿を見つけたYちゃんは、「あっち(ことりぐみ前)のうさぎさんは柿をもらっていないから一つあげてもいい?」と言います。柿をうさぎさんにプレゼントしていった優しい子、あっちのうさぎさんはもらっていないから、と気づく優しい子。子ども達の優しい気持ちがあっちにも、こっちにも、ふんわり浮かんでいるようでした。
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ひみつの庭の“ママの日”だより(11/10記録)
今年は今までにないほど目まぐるしいと感じる実りの秋。子ども達とクラスで活動を共にすることが多くなり、“ママの日”もいつも遅れて庭に上がります。すでにママ達は思い思いに活動に入って下さり有難く思っています。
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頭上に枝を大きくを広げる常緑樹クスノキの葉の寿命は一年間。春には新葉との入れ替えで、辺りがクスノキの葉で埋もれるほどの落葉があります。なのに秋は秋で赤やオレンジ色などに葉が多彩に色づき、再び葉が落ちてきています。
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壁泉のライオン“Leoレオ”。岡崎産御影石で彫っていただきましたが、少し表面に苔が出てきたかも知れません。ビオトープ横の植え込みを手入れ中のYママ。
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ウッドデッキ下の植え込みのIママ。芝生の生育、手入れについて気を配られるFママ。
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築山周辺を熊手で手入れ中のIwママとHママ。気温が低くなり、夏場青々としていた芝生も少しずつ冬の時季に向かっています。
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夏場プールの足洗い場、ビオトープ縁のクリーピングタイムの植え込みにも落ち葉が入り込んでいます。
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いつも手入れをしなければと思いつつ、なかなか手がつけられない場所。それをわかって下さっているかのように動かれるママ達。
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KくんとHママ。何かお話中の様子。てみを使って落ち葉を集めておられます。
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私のお母さんがお庭にきてるのよ!と言ってるのかな、Yちゃん。
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トウヒの足元も落ち葉拾い中のママ。   傍ら私はビオトープにそっと長靴で入ります。子ども達と放しをしながら枝葉を除去していきます。
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場所を移動しながらヤエヤマザクラの近くをお手入れ中のFママ。ビオトープの排水口ネットは時折交換しないと汚れがたまりやすくなります。
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お掃除、お手入れに興味津々の子ども達。お魚が流れていかないように、ネットをしなくちゃね。中にカエルさんが落ち込んでいたのを救出。
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Kくんは何を見つけたのかな。         Aくんが手にしているのはカエルですね。
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落ち葉が山ほど集まります。          みてごらん、とビオトープで一番大きな二枚貝。ずっしりと重みがあり、タナゴの産卵を受け入れている貴重な池の主かも。
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丸窓の下もお手入れ中。            ビオトープの中は、ヤゴやらカエルやらで、また空からは鳥が飛来するためか、たくさんいたメダカの姿がすっかり見られなくなったのがとても不思議です。なので、近々約300匹ほどを追加投入する予定でいます。ミナミヌマエビも追加で仲間を増やしましょう。
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手をとめて年少児に語りかけるママ。      Mちゃんが見つけ手にしているのは最近増えてきたアンモナイト型をした貝です。名前はまだ調べていません。
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あっちのお庭でお片づけの鐘が響いています。名残惜しそうに容器を見るKくん。
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花を終えた植物や枯れ葉、水辺の落ち葉などが集まります。  そろそろお昼。皆さまお疲れさまです。
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寒くなく、また暑くもなく、自然に触れて体を動かすと固くなった筋肉もほぐれるようです。
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お疲れさまでした。一口ずつですがささやかにお茶をどうぞ。
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メキシカンセージが満開を経てもなお、綺麗な紫色の花を保っています。
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花の先に溜った蜜の甘さに気づいたのは子ども達。チョウも勿論知っています。
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ビワの花がもうすぐ咲きますが、ビワの葉はお茶や温湿布に利用します。葉を使って布に染色をしてみたいと思うこの頃です。
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すぐ目の前にある東山大文字。少しずつ色づいてきています。寒くなるまでに大文字山にも登るのもいいですね。
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<ヤブランの実をつぶしてみたら/自由あそびの時間>
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[すり鉢でヤブランの実をつぶし布を浸してみたもの]
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あれは12日のお弁当後。近くに遊びに来た子ども達の横にヤブランの実ができていました。手にすると実がつぶれて真っ青な汁が出て来ます。まるでブルーベリーのような実です。
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ある程度の実が集まったところで、すり鉢で実をつぶしてみることになりました。年少児さんも加わりみんなで交代で試しています。
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Hちゃんはひみつの庭の奥にある大木ナナミノキから落ちてきていた赤い実を集め、別のすり鉢でつぶしています。
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お片づけの鐘がなりました。そっと、そっとこぼさないように運びながら階段を下へおり運びます。園長室についたらキッチンで白い布を浸してみました。ヤブランの果汁は一瞬で鮮やかな色に染まります。このままの色が維持できるとよいのですが。
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こちらはナナミの実をつぶした液に浸したもの。さてどんな色に染まるのかが楽しみです。

2015.10.28

10月28日(水) / 秋色ノリウツギ・ひみつの庭の“ママの日“だより(10/27記録)・秋風のひみつの森で(本日)・園内通信

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  <ノリウツギ>
 ユキノシタ科  原産地 日本
 学名 Hydrangea paniculata
     ‘Limelight’
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真夏から9月にかけて、ライムグリーンの花を咲かせていた紫陽花の仲間ノリウツギ“ライムライト”。秋に入った頃から花色が赤味を帯びた秋色に変化し、今も私達を楽しませてくれています。

先日、ひみつの庭で子ども達がお花に水をあげていた時のこと。花の時季がすぎて枯れ色になりつつある同じく紫陽花のアナベルを私がハサミで整理していると、「お部屋で使うからちょうだい」と女の子数名が手にし嬉しそうに走っていきました。自由あそびの時に、何かお飾りにでも使おうとひらめいたようでした。

日本に昔からある紫陽花の種類は、秋の枯れ色に変化してからもなお、ふんわり優しくて素敵な花だなあ、と子ども達も感じるのでしょう。

先日より、赤くなって落ちていたモミジを手に、子ども達は朝お山を上ってきています。一緒にモミジの木を見上げてみると、枝の先端の部分が少し赤味がかっています。真っ赤なモミジ紅葉の時季ももう少しでやってきます。
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ひみつの庭の“ママの日“だより(昨日10/27(火)記録)
爽やかな気候が続きます。ただし朝晩ぐっと冷え込む上に日中との気温差が15度近くもありますので、特に気温の変化に敏感な子ども達は勿論、大人の私達も健康維持に気をつけたいこの頃です。さて、久しぶりのママの日の昨日、お母さま方が明るい笑顔でご来園下さいました。この日は、年中児がひみつの庭の奥にチューリップの球根を植えましたが、予め柔らかく耕していた花壇スペースに、来園されたお母さまがさらに子ども達が植えやすいよう土をほぐし新たな土も混ぜ込んで下さり準備完了。地植えでは深さ約20㎝ほど、深めに土を掘り球根を植えます。
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落ち葉やドングリがクローバーのエリアにたくさん落ち込んでいます。それを手作業でてみに集めて下さいます。また丸窓の下のツルニチニチソウの蔓が伸びすぎているのを見つけすっきりとカットされるママ達。
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動きやすい服装、帽子着用のママ達。Sママはスニーカーの上からチャック式のナイロン製靴カバーを着用です。「便利なものがあるのですね」と見せていただきながら感心。ミニ熊手を使い、てみに落ち葉を集められるママ。
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お写真いいですか?の声かけに笑顔でパチリ。タマネギのような球根はいろんな色が混ざり今から咲くのが楽しみです。
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さあ、年中児の子ども達が庭の中にやってきました。まぶしいくらいの太陽が降り注ぎ、子ども達を照らしています。
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まずはゆきぐみの子ども達。好きな色の球根を一つずつ選んで早速植えはじめましょう。赤、黄色、ピンク、赤と黄、赤と白、紫などいろいろ。植える前にお話をしました。土の中に植えた球根から、やがて芽が出て茎がのびて綺麗な花が咲くのが来年の春頃。みんなはその頃年長さん、楽しみですね。土が乾いたらお水をみんなであげて下さいね。スコップで頑張って深く掘ったところに球根の丸い方を手前に、とがった方を上にして入れます。それからそっと土のおふとんをかけてあげましょう。
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スコップの順番を待ちながら手で土を触ったり掘ってみたり。スコップはおいも掘りのときにも上手に使っていた子ども達です。
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スコップを縦に深く入れて上手く掘れるかな。掘った土はどこに置こうかと考えながら黙々と作業しています。
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上のカシの木から続いている太い根っこもあったけど、みんな上手く植えています。順番を待っている子ども達は、芝生の上やビオトープのまわりで遊んでいます。
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紫色のメキシカンセージの蜜を吸いに来たクロホウジャク。これはスズメガの仲間で、素早く羽ばたきながら空中で静止して蜜を吸います。本来、蛾は夜に活動しますが、こちらは夜だけでなく日中にも活動する蛾です。長い口吻を上手く伸ばして吸蜜している姿が愛らしいです。(Fママ、同じ種類のオオスカシバだとこの日申しましたが、よく考えるとクロホウジャクでした。すみません。オオスカシバはもっとウグイス色がかった体です)
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球根をながめながら掘っていくほしぐみの女の子達。
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球根を入れたら土をかけ、そっとスコップで上から撫でてあげている女の子。球根が残ったね。この日お休みした人も次に植えられますように。
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近くで作業中のお母さま方に、みんなからいつも有難うを伝えているところです。お母さま方の細やかな手作業のお陰でお庭もとても喜んでいることでしょう。
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気温が低くなるにつれ、だんだん株が下がりうつむいてきたメキシカンセージの花。きれいな紫色の花は枯れないうちに何かに使えないかな?みんなでポプリを作れないかな?どんぐりや赤や黄色の落ち葉、みかんの皮など入れてのポプリ作りはいかが。容器は画用紙で組み立てる?ひねもすで組み立てる?
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外あそびの最中にママを見つけてやってきたRちゃん。何のお話をしているのかな。 庭の外回りの草抜きをして下さるGママ。いつも細やかなお働きに感謝です。
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さて、もうすぐ12時。皆さまお疲れ様でした。この日は温かめのハーブティーを。ミント、レモングラス、バジル、ローズマリー、乾燥レモンピールが入っています。注いでくださるSママ。重たかったかも。有難うございました。 近くのビワの木を眺めつつ、今はつぼみですが冬12月にビワは花が咲きます。
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暫し、お話の花が咲きます。                        記念写真をパチリ。
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カシワの葉の上にいたオオカマキリ。この写真は数日前のものですが、お腹が大きいので産卵間近かと思われます。ママの日のこの日、産卵後の大きな卵が近くにありました。オオカマキリのお母さんは、数日間卵を見守ったあと、やがてその場をあとにします。新しい命が受け継がれ、来春にはたくさんの命が産まれるでしょう。
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秋風のひみつの森で(本日)
本日午前中は、年長児とともに爽やかな秋風のふく“ひみつの森”に足をのばしました。運動会で子ども達の絵を展示したダンボールの塔を2学年分つないで、斜面を探してすべり下りるトンネル遊びを試みました。こちらに紹介するのは、森の木々を見つけてさまざまな楽器を作り、演奏会が催されたシーンです。
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長い木と短い木を使ってチェロに見立てて演奏です。またヴァイオリン、フルート、オーボエなどさまざまな楽器で演奏です。自然と輪になり木漏れ日の中で楽しい演奏会。
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お客さんも招いて次々と曲が演奏されます。HちゃんMeちゃんヴァイオリン、Tくんチェロ、Miちゃんオーボエなどなど、みんなで歌いながらの演奏会が続きます。
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いろんな木をたくさん集めてきて、何種類もの楽器を創作するYくん。これはクラリネット。指揮棒で指揮をしているMちゃんRちゃんも。
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Yくんは今度は長い角笛のようなものを吹いているのが見えます。
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Yくんアップ写真。これは長く大きな木でできたアルプスホルンでしょうか。力強く微笑ましい限り。演奏会は佳境を迎えています。
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指揮するRちゃん。chinami先生もフルート吹いて楽しそうです。

この日のお帰りの時、「あ~、きょうはたのしかった!」と年長児Rちゃんの笑顔。森の演奏会がとても楽しかったようです。私もとても楽しかったです。
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本日は、園内通信「お知らせ62」をお持たせしました(「お知らせ61,62は年長児用に使用」)。
内容は、
◇ つき組 就学時健康診断日について
◇ 平成27年度私立幼稚園保育料軽減補助(京都府補助金)について
◇ 園児名簿関連
◇ 2015年こども健康診断のご案内

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