2013.04.09
<入園式会場/第3園舎にて>
本日は、朝からお山にウグイスの声がひびく春うららかな一日でした。昨日の始業式につづいて、本日午前10時より第64回北白川幼稚園入園式を無事行うことができました。
会場後部に大勢のお父さま方がご列席下さる中、担任の誘導により真新しい名札とお花を胸につけた園児とお母さまが入場。会場は瞬く間に花が咲いたように華やかになり、たくさんの笑顔が溢れていました。
全員が小さいけれどしっかりと自分の足でお山の石段を幼稚園まで上って来ることができたのですが、入園式でも前を向いて園長先生のお話を聞く姿が凛々しく、その姿を見ていると明日からの登園に対する幼子なりの思いがすでに宿っているようにも思えました。
今年、園庭のソメイヨシノの開花はすでに終盤近くになっていましたが、温かな春の日射しのもとクラスごとに記念写真撮影も済ませました。
明日からいよいよ歩いての登園が始まります。有り難いことに、暫くは穏やかな晴天に恵まれそうです。まずは今週一週間、あせらず、ゆっくりと、一日ずつを楽しみに重ねていただけたらと存じます。
幼稚園一同、今年度も皆さまとともに元気に過ごしてまいります。どうぞよろしくお願い致します。
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昨日(始業式),本日(入園式)は、園内通信「お知らせ2」をお出ししました。
内容は、
◇ お知らせについて
◇ クラス担任、送り迎えグループ担当紹介
◇ 当面の降園時刻など
◇ 課外教室について
◇ 園児について
◇ 落とし物について
2013.03.20
『皆さまからいただいたとても素敵な花束~~何種類ものお花がいっぱい』
週末16日(土)、第63回卒園式保育証書授与では、春うららかな天候に恵まれ保護者の皆さま方が会場後部からお見守りされる中、全卒園児が出席することができました。
毎日歌った園歌“おやまのようちえん”も今日が最後。みんなで声をあわせて歌った後、園長式辞につづいて思い出のアルバムをBGMに、一人一人がしっかりお返事をして真っ直ぐな姿勢で保育証書を受け取りました。
年少児また年中児でのご入園がついこの前のことのように思われ、3年前の春に「きょうは泣かないでお母さんと行ってきますができたよ」と赤い目で頑張っていたRくん、お姉さんが卒園して入れ替わりだったため一緒に幼稚園に通えず心許なげだった小柄な女の子Sちゃん、登園初日大人のような面持ちで到着し、お部屋の中を見て「まあるくきれいにおいすがならべてあるねー」と大人顔負けの口ぶりだった元気な男の子Kくん・・・、一人一人の入園当初の様子が自然と脳裏に浮かび思い出深い気持ちでいっぱいでした。
卒園アルバムの最後にも書かせていただきましたが、晴れの日も、雨の日も、毎日自分自身の足をたよりにお山の上まで通いつづけた子ども達には、自然に強い心が育まれ、また自分よりも小さな人の手を引いて導いてあげられる思いやりの優しい心も備わっています。そうした上に、幼稚園で積み重ねた数年間の学び一つずつが見えない大きな力となってくれるでしょうから、自信をもってキラキラした眼差しで未来に向かって進んでほしいと心から願っています。
そして、また思い出したらいつでもお山をのぼって遊びにきて下さい。幼稚園はいつもみんなのことを応援しています。
~卒園記念植樹プレート~ ~保護者代表による盛り土の様子~
卒園式終了後、園庭に集まりクラス別に全員で記念写真を撮影した後、第63回卒園記念樹として、現在造成中のお庭の中に里桜「福禄寿」を贈って下さいました。
記念樹の木製プレート(左上)はKくんのお父さまによるお手製(有り難うございます!)、そこへMちゃんNちゃんのお母さまが文字を書いて下さったとのこと。プレート裏面には、両クラスの子ども達全員の名前が記入されています。
右は保護者代表の方が盛り土をされている様子です。すでに10年ほど成長した高さ約3mほどの大苗の桜は、卒園した子ども達の今後の成長とともに年々大きく立派な桜になることでしょう。
毎年4月半ば頃、福禄寿が咲くたびに子ども達の笑顔が浮かんできて懐かしさでいっぱいになりそうです。
その後は、園庭横の第1園舎でお食事会が催されました。子ども達の歌声にあわせて入場し自然と指定席に導かれるように着席。園児とお母さま方とともに、美味しいお寿司やお食後の吉備団子をいただきながら歓談に花が咲くとても楽しい時間でした。
天井からの素敵な数々のモビール、風船を使った壁面飾りなどは勿論お母さま方のオリジナルのアイデアだそうです。全員がお食事中に敷いていたランチョンマットもお手製で、お山の幼稚園がデザインされた「消しゴムはんこ」のマーク入り(写真上)。自分の手持ちのお弁当箱の大きさにあわせてボタン留めもできる、実用的なアイデアの敷物に感心です。有り難うございました。
お食事会の次は第3園舎に移動して謝恩会でした。
お食事会と同じように子ども達の歌声にいざなわれながら入場し、お母さま方による劇、クイズ、音楽に合わせ息のあった体操の数々のご披露など・・・。いつの間に、どこで練習をされたのかと驚きつつ、お母さまお一人お一人が力を寄せ合って会を開催して下さったことを心から嬉しく感謝の思いでした。
新聞表面 裏面
また謝恩会でのサプライズは、最後に配られた『おやまのようちえんしんぶん』でした。
K.Sくんのお母さまが過日幼稚園を取材し、子ども達が読めるようにすべてひら仮名で記事をまとめられましたが、紙面トップにはすでに午前中の卒園式の写真が掲載されていました。速報の早業はさすが新聞づくりを専門とされるKくんのお父さまによる技なのでした。いつも爽やかな笑顔のお父さまに皆さまの温かな拍手が響きました。
<アルバム>
お母さまと子ども達からのお手製のアルバムを頂戴しました。春休み中に太郎先生とともにまだまだゆっくりと拝見させていただきます。嬉しいメッセージを有り難うございました。
皆さまにまたお会いできますように。
2013.02.22
〔ユリ〕 ユリ科 学名 Lilium L.“Rialto”
原産地 北半球のアジア,ヨーロッパ,北アメリカ他
〔ストック〕 アブラナ科 学名 Matthiola incana
原産地 南ヨーロッパ 別名 ラセイトウ(紫羅欄花)
日本原産のヤマユリ,カノコユリ,ササユリの交配でできたオリエンタル系ハイブリッドの白ユリの名は“リアルト”。ユリの白品種の代表であるカサブランカによく似ていますが、花弁にやわらかなウェーブがあってカサブランカほど香りは強くありません。
そこへ、春先になって登場してきたストックを近くのスーパーで見つけ花瓶に一緒に入れています。
茎が幹のように太いストックは、ヨーロッパではギリシャ時代から栽培され、ローマ時代には薬草として使用されていたようです。アブラナ科独特のふんわりとやさしい春の香りがします。
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<タンカン> ミカン科 学名 Citrus tankan Hayata
この時季、店頭には他種類の柑橘類が並んでいます。見ているだけでどれにしようかと嬉しくなります。
疲れたときには自然に何個もいただいてしまうミカン類ですが、この「タンカン」は皆さんはご存じでしょうか。私ははじめてお目にかかりました。
これは、鹿児島産とのことで過日頂戴したのですが、産地は気温の高い沖縄県や鹿児島県に限られている珍しい種類のようです。またこのタンカンは、原産地は中国広東省で、ポンカン,ミカン類,スイートオレンジなどとの自然交配でできたものだそうです。
糖度が高くてとても美味な「タンカン」を、園のみんなで有り難くいただいてビタミン補給をさせていただきました。
感謝。
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本日は、園内通信「お知らせ73」「お知らせ74」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ73」
◇ 3学期生活発表会のご案内
「お知らせ74」(年長児)
◇ 年長児“卒園記念大文字登山”について
2013.01.25
〔園長室前のうさぎ〕
「昨年の夏からここにいます。みなさんにお会いできたりお当番さんが撫でてくれるのがうれしいです。
これからもよろしくお願いします。 うさぎ 」
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今日は太陽の日射しは明るいけれどお山の中は風に包まれたような一日でした。そんな中、10時半からの園庭開放にも多くの未就園児さんたちが遊びに来られ、在園児とともに楽しく遊んでいただきました。
朝、年少児のMちゃんはいつものようにクラスに到着してお友だちと朝のご用意にとりかかりながら、ふと木々をゆらす風の音に気づいて手をとめ、「あっ、きょうはかぜがつよいね」とまるで大人のように窓の外を見てつぶやきました。
いつもとは何か違う自然の変化に気づいて早速言葉にすることができるのは、さり気ないことのようで実はとても鋭い感性です。Mちゃんの赤いまあるいほっぺとつぶらな瞳を見ながら4月からの成長を想い、人間に本来備わっているセンス・オブ・ワンダーの感覚をこの先も大切にしてほしいと嬉しく思った瞬間でした。
自然が姿をひそめている冬は冬なりに、子ども達は大人の私たちよりも季節の微妙な変化を言葉はなくても感覚的に感じています。
手足も冷たくなる日々が続きますが、冷たいけれど気持ちのよい空気、雪の白さや触れた感触、吐く息の白さ、凍った水たまりなどから、人工ではない冬の季節ならではの自然観を大いに身につけてほしいと思います。
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一昨日水曜日から、いよいよ園庭の奥の造成工事が始まりました。昨年夏の園庭整備工事のときにお山の上にお目見えしたショベルカーやキャタピラがまたまたやってきました。
ちょうど水曜日は半日外遊びの日でしたので、子ども達も興味津々で迎えていました。
しばらくは、古木の処理、土壌の掘削などがつづき、予定したプランに沿って造成をすすめてくださっています。
動力はさすがに力強くつぎつぎに重すぎる石や切り倒された大木も軽々と移動します。手で持ち上げようとしてみましたがどれもビクとも動きません。お堂の跡地に残された大きな御影石の数々はこの「ひみつの庭*」で上手く再利用するつもりです。
「ひみつの庭*」は仮称です。園庭奥につづく「ひみつの森」にちなんでとりあえず名づけました。築山から望める街の景色、水辺の生き物が観察できるビオトープ、夏の水あそびができる水場、ピクニックに出かけられるクローバーの植え込みエリアなど・・・、たくさんの自然の生き物が姿を見せてくれて、子ども達のセンスオブワンダーがきらめく素敵なお庭にしたいと思います!
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本日は、園内通信「お知らせ71」をお出ししました。
内容は、
◇ 豆まきについて
◇ 未就園児対象「おやまのミニミニ幼稚園」のお知らせ
◇ 小学生対象「山びこクラブ」のお知らせ
◇ 少額校入学説明会及び半日入学の日のお帰りについて(年長児)
◇ 平成25年度小中学生総合保険のご案内について(年長児)
◇ 園児の健康について