2012.12.19

12月19日(水) / つくもの天使・冬のお客さん・園内通信


       <つくもの天使>   サクラソウ科   原産地 中近東,地中海沿岸
                                 学名 Cyclamen persicum
                                  別名 篝火草(カガリビバナ)  
      

新品種として出されたこの花は、産地「九十九里」と、クリスマスが近づいたこの時期にピッタリの天の御使い(天使)の名がつけられています。花びらが開いた姿はまるでアネモネのようでもあります。これも実はシクラメンです。

近年、こうして花はどんどん品種改良がすすみその華やかさで私たちの目を楽しませてくれるのですが、一方、人間が情熱をかけて品種を作り出す姿を自然の神さまはそっと見守り許して下さっているようにも思えます。

今日で2学期が終了しました。
寒くなった11月後半~12月にかけては水ぼうそうや冬のウィルス風邪でお休みの方も増えましたが、園全体として比較的体調も安定しお怪我もなく元気に過ごした2学期でした。
私自身も時間の合間に子ども達との虫探し,花崗岩発掘(^^),遊具遊びなど共に楽しく過ごした2学期が思い出されます。
すがすがしいお顔で登園した今朝も、園長室近くにいたお客さんの昆虫(↓)を見つけ早速図鑑で調べてみるのでした(年長児Rくん)。

<ヒメホシカメムシ> ホシカメムシ科 学名Physopelta parviceps
             幼虫,成虫ともシイ,カシワ,クワの花や実を食す

カメムシと一口に言っても、室内で見られるクサギカメムシやアオクサカメムシのみならず、図鑑を開くとアカ,グリーン,ブルーメタリックなど実に多種多彩な色、形をしたものがいます。
今の季節から毎年登場する背中にハートの形をつけたエサキモンキツノカメムシ(通称ハートかめむし)も3学期にかけてきっとお目見えするでしょう。
自然が姿を隠している冬間さえ、生き物の息づかいに目を見張れる好奇心に満ちた子ども達をとても誇らしく愛しく思います。

平成24年も保護者の皆さまの日々のご協力、お力添えのお陰をもちまして無事越年の運びとなりました。
近づく楽しいクリスマスシーズン,お正月を、皆さまお元気でお迎えになりますようお祈り致しております。
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昨日、園内通信「お知らせ66」をお出ししました。
内容は、
◇ 冬休み期間について
◇ 3学期お弁当再開 ほかカプラ教室,未就園児園庭開など
◇ 園児名簿関連
◇ 月ぐみが2学期に覚えた俳句
◇ 年賀状について
◇ 京都府文教課より 

2012.12.07

12月7日(金) / ファルバラローズ・園内通信


     <ファルバラローズ>(ハリオス)  サクラソウ科   原産地 中近東,地中海沿岸
                            学名 Cyclamen persicum
                            別名 篝火草(カガリビバナ)
 


    
さて、これは何の花だと思われるでしょうか?
顔を近づけるとバラの香りが漂っています。やさしいベビーピンクのパーロット咲きチューリップのような花がうつむきでたくさん咲いていますが(ロココ咲き)、時間がたつにつれやがて花がフリル状に反転しながら咲きすすむようです。
フランス生まれのモレル社作出の花・・・。これは新種の「シクラメン」なのです。
冬の花の定番のシクラメン。花の形から“かがり火花”とも呼ばれ、葉1枚につき花芽が1つ咲きます。通常、シクラメンは花芽をたくさん出させるために薬品を使って育てるそうですが、モレル社のものはその分手間ひまをかけて多くの花芽を作り、冬を越え春まで咲いてくれるように育てられているそうです。
シクラメンは品種改良をされ、年々驚くほど他種多彩な品種が出回るようになりました。
私の場合、シクラメンはごく普通の濃い赤か濃いピンクと決めていましたが、今年はこのファルバラローズがご縁で届き、自宅窓辺を明るく飾ってくれます。
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本日は、園内通信「お知らせ65」をお出ししました。
内容は、
◇ 「クラスお楽しみ会」で使用するお菓子について
◇ 平成24年度私立幼稚園保育料軽減補助について
◇ お招き会の送り迎えについて
◇ 園児名簿関連
◇ 子ども達の健康について~シンフルエンザ予防など

2012.11.27

11月27日(火) / 秋色あじさい・もみじ紅葉・園内通信


  <セイヨウアジサイ> 初夏に咲いた紫系のセイヨウアジサイが赤みを帯びています
 
  <ガクアジサイ> ↑ 薄紫色だったガクアジサイも秋色に染まりました

お山の中で見つけた秋色に変化した紫陽花。初夏に花を咲かせて以来、もうすぐ12月になるというのにこうして私たちの目を楽しませてくれます。きれいな濃い黄緑色になっているものもあります。

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 ~ 山はみな 蜜柑(みかん)の色の 黄になりて  芭蕉 ~

いま、お山の中は、赤、黄、オレンジ色の世界。足元には落ち葉のカーペットが敷き詰められ、そんな中を子ども達は毎日色とりどりの紅葉の木々のトンネルを通りながらお山を上って登園しています。
園内に何本かあるモミジのうち、固定鉄棒の上を屋根のように広がっているイロハモミジは紅葉をすぎ、最近このような美しい黄色一色に変化しました。この木は、例年と多少発色が異なり本当に鮮やかな色をみせてくれています。

  〔固定鉄棒の上に広がるもみじ紅葉/きいろ〕 ↑

   〔木馬の上に広がるもみじ紅葉/あか〕 ↑
  
     〔午前のお庭あそび〕 ↑

   〔落ち葉をあつめてつくったフカフカのベッドだそうです!〕
 
    〔そっとさわってみたり・・・ そっと寝転んでみたり〕
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本日は、園内通信「お知らせ63」「お知らせ64」(年長児用)をお出ししました。
内容は、
「お知らせ63」
◇ お招き会出演について
◇ 園児の健康について
「お知らせ64」(年長児用)
◇ 園長先生との家庭教育相談について

2012.11.02

11月2日(金) / ルリタテハが産まれたよ!・園内通信

[昨日の朝(11/1)羽化したルリタテハ↘]

  <ルリタテハ>(瑠璃立羽)   タテハチョウ科    学名 Kaniska canace no-japonicum 
                      分布 日本国内   時期 6月~10月
                      幼虫の食べ物    ホトトギス,サルトリイバラ
                      成虫の食べ物    樹液,腐果

10月半ばのこと。昆虫など生き物が大好きな年長児Kくんが、園長室前に植わっているホトトギスの葉裏にいる幼虫を見つけました。ここには毎年知らぬ間にタテハチョウ科のルリタテハの卵がそっと産みつけられるのですが、Kくんはこのチクチクとげのある幼虫を平気で手にして顔を近づけて眺めていました。

初めてこの幼虫を見る方はその姿に大変驚かれるのですが、オレンジ色と黒のツートンカラーにとげのある体は大変個性的です。触ると痛そうですが、実際には痛くもなく毒もありません。毒のあるイラガに擬態しながら、鳥やカエルから身を守って生きているのです。
「飼ってほしい!」というKくんの希望で、食草のホトトギスの葉を毎日2枚ずつ与えながら飼育ケースで育てることになりました。不思議とこの幼虫がチョウになり飛んでいる姿を私もまだ見たことがありません。
 
 ムシャムシャと葉をよく食べる食欲旺盛の幼虫    ちょっと拡大…ムシャムシャ、パクパク・・・
アゲハチョウの幼虫もそうですが、チョウや蛾の幼虫は大変な大食漢。顔を上下に動かしながら弧を描くように綺麗に食べていきます。
 
 向こうにあるのは脱皮した皮。脱皮しながら大きくなり、やがてサナギに変化しました。サナギもゴールドブラウンカラーで美しく、コウモリがぶら下がっているようにも見えます。
毎朝観察していたKくん達がサナギに触れると、グルングルンと激しく回転して身を守ります。その動きがとてもユニークなので子ども達から笑いがでます。
サナギは触れられるととてもよく動きます。土の中の蛾のサナギも同じです。
 
 寒くなってきたので、そろそろ羽化するか、サナギのまま越冬するかが謎でした。僅かですが最近サナギが膨らんできたようにも思えました。上の写真は最後に脱皮した皮、そして横には赤っぽい水分が・・・。そう、羽化したのです!
羽化して羽を広げたら、チョウは最初に体にたまった水分を排泄します。
 
昨日の朝サナギを見ると、ちょうど亀裂部分から抜け出してゆっくり翅(はね)を広げて羽化した直後でした。空になったサナギの殻に最初はしがみついていましたが、そろりそろりと飼育ケースの中を移動し始めました。
ようやく広げた翅の表の色は、名前のとおりとても美しい瑠璃色をしていました。
 
いま満開のホトトギスの花を入れました。ルリタテハの食べ物が樹液や熟れた果物なので、とりあえず昆虫ゼリーを柔らかくして入れてみると早速口吻を伸ばして蜜をたくさん吸っています(右上写真)。
 
 ホトトギスの中を動きまわります。翅を閉じたときの裏の翅は黒っぽい地味な模様で、木の樹皮に溶けこみそうな色をしています。表は瑠璃色が映えて、まるで秋冬の装いにピッタリです。

 十分に翅をひろげたルリタテハ。光の加減によっては、体中がブルーグリーン系のメタリックカラーに美しく光ります。チョウは体を温めるために翅を広げ、太陽の日射しを体中で浴びようとします。

お昼のお弁当前。お庭あそびからクラスに戻る途中の年長の子ども達が、先生とともに園長室に立ち寄ったときでした。今まで翅を閉じていたルリタテハでしたが、子ども達のキラキラした眼差しを受けて、黒っぽい翅はゆっくりと開きだしました。
その瞬間、「わー、きれい!」と子ども達から自然と歓声があがりました。とても嬉しい瞬間でした。羽化したチョウが翅を広げた瞬間は言葉にならない感動を覚えます。

毎日目をキラキラさせて羽化を楽しみにしていたKくんは、ルリタテハが羽化した昨日そして今日、残念ながら体調不良でお休み。
もしもサナギが越冬して来春の羽化となった場合、小学校になっても見に来る!・・と言っていたKくんでしたので、このまま自然にかえすのはどうしても躊躇われます。
何とか来週月曜日までの間、観察しながらルリタテハの様子を見守りたいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ60」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ フリー参観のご案内
◇ 敬老会について
◇ 運動会ビデオについて
◇ 「左京子どもふれあいカーニバル」のお知らせ

2012.10.25

10月25日(木) / センニチコウ(千日紅)・歯科検診・園内通信

  「美山にて」

            <センニチコウ>    ヒユ科     熱帯アメリカ原産 
                           学名 Gomphrena globosa
        

10月後半になるというのに、“かやぶきの里”集落の畑いっぱいに、ピンクや白のセンニチコウが咲いていました。
花から花へ飛び交うクマンバチを眺めていると、幼稚園の春のお庭を思い出しました。
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<年長児歯科検診>
本日午前10時より、山下和夫先生(ヒラノ矯正歯科クリニック)による年長児クラスの歯科検診を実施しました。
一人ずつ約3~4分間、和夫先生と対面して診察を受けます。横には担任と私が補助でつきました。そして診察の途中、歯について良い点、注意すべき点などを個々に話して下さいました。

診察が始まる前は、「まだ一度も歯医者さんに行ったことがないから心配だな~」(虫歯がないため)とか、「ぼくは朝昼晩といつもフロスを使っているからきっと大丈夫」とニコニコ顔の表情など、楽しみ、緊張、ちょっぴり不安などそれぞれの思いがありました。
  
  「しっかり歯をみがくんだよ。そしておやつは1回にしよう、いいね。」
  「これ知ってる?そう、フロスだね。これをこうやって毎日必ず歯の間にとおしてね」
  「よい歯だね。歯に隙間がちゃんとあるし、この調子でしっかり磨こうね」
  「歯垢がついているから、歯医者さんでとってもらおうね」  などなど。

子ども達は、和夫先生が話されたことをお口を開けながらもしっかり理解してうなづいていました。

そして診察後にみんなでお約束!
「毎日食べたら歯ブラシで歯をみがく、そして今日もって帰るフロスを歯間にとおすこと」。
そして、次にみんなへの大切なメッセージ、それは・・・
「お口の中で舌の先はどこにあるかな?舌を置く場所はお口の下ではありませんよ。上あご(上顎)と歯の間の部分に舌をくっつけるように。そうしていると、自然と歯並びがよくなるから覚えておいて下さい」
早速みんなで、上顎の歯のつけ根に舌先を当てて、『タンッ、タンッ』と全員で音を出してみました。その時に舌先のある場所が、本来お口の中で舌が位置するべき場所であると教えていただきました。

そして一番最後に、長い診察時間を待っていることができたご褒美として、恒例のマジックをみせて下さいました。毎年恒例の“ミッキーマウスの絵本マジック”に続き、今回は“ボールを使った不思議マジック”のお披露目もありました。
お口にチャックをして静かに待つ「しーん競争」はどうだったかな!頑張った後の楽しいマジックを観て、笑顔いっぱいの子ども達でした。
10時~12時第三園舎での本日の歯科検診は、こうして子ども達からの拍手とともに終わりました。

*今回は、虫歯よりも、歯垢、咬合(過蓋咬合,反対咬合ほか)についてチェックのあったお子さんが案外おられました。
診断票は明日お持ち帰りいただきますので、今後医院を受診される際に参考になさって下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ57」をお出ししました。
内容は、
◇ 園児募集ポスターについて
◇ カプラ教室について
◇ 歯科検診について(年長児対象)
◇ 就学時健康診断日の送りについて(11月)

2012.10.23

10月23日(火) / ススキ(薄、芒)、かやぶきの里・園内通信

   「美山にて」

             <ススキ>(薄、芒)   イネ科    原産地 日本
                             学名 Miscanthus sinensis
       
                   〔京都 美山町 “かやぶきの里” 集落〕

       山は暮れて  野は黄昏(たそがれ)の  芒(すすき)かな     蕪村

由良川(美山川)を渡ると一面ススキの草原が広がり、夕方5時半には美山の周辺は黄昏色に包まれました。
京都と若狭の中間に位置する谷間の集落 丹波“かやぶきの里”は、50戸ほどの集落のうち38戸が茅葺き(かやぶき)屋根でつくられています。
茅(かや)とはススキの意味で、イネ科の植物である草原のススキが茅葺き屋根の材料とされ秋の終わりにはかやがり(ススキの刈り取り)が行われます。
どの季節もとても風情豊かな場所ですが、毎年春と秋に火災予防として行われる放水訓練はこの里の見所の一つとなっています。
今年は12月1日(土)に、放水銃による一斉放水(5分間)が行われる予定です。
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本日は、園内通信「お知らせ55」「お知らせ56」(年長児対象)をお出ししました。
内容は、
「お知らせ55」
◇ 敬老会について
◇ 悪天候の場合の保育について
「お知らせ56」
◇ 月ぐみ 就学時健康診断について

2012.10.16

10月16日(火) / 彼岸花・お芋掘り遠足・園内通信

                                                   「植物園にて」

          <彼岸花>    ヒガンバナ科     原産地 日本,中国
                      学名 Lycoris radiata Herb.
                      別名 曼珠沙華(マンジュシャゲ)
 

この秋は、ここお山の奥で彼岸花がひっそり一株だけ咲いていました。次に植物園で出会い、そして昨日は静原の田畑の畦にも群生が見られました。
赤々とした色にははっとさせられ、元気をもらうような気がします。
植物園では、今年はじめて珍しい白色の彼岸花を見て感動しました。
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<お芋掘り遠足にしゅっぱ~つ!>

 京都バスの観光バス3台に乗り白川通りから出発です。年少児のお母さまのお見送りをうけて・・。
 
 先回りして農園に到着。静原の田園風景が見晴るかせます。年長児を乗せた一台目のバスが見えてきました。
 
 お芋の株ごとにスコップで目印がつけてあります。年長クラスがバスを下り、歩いてすぐの農園に到着です。 
 
 年中クラスもニコニコ笑顔で到着です。つづいて年少クラスも二人ずつ手をつないで歩きました。
 
 用意した袋を手にして畑の中を移動していきます。年中児も自分の場所まで畑の畝の間を真っ直ぐすすみます。
 
 学年ごとに荷物を借り置きです。さあ、農園さんからお話をお聞きしましょう。

本日のお知らせでもお伝えしましたように、昨日は何一つ心配することのない秋晴れに恵まれて無事お芋掘り遠足が実施できました。
昨年は少し土が固めでしたが、今年は、春にお芋の苗を植えられる前にトラック10杯分もの砂や土を追加投入されたそうです。お陰ですくすくと苗は大きくなり、青々としたお芋の葉で畑は覆われていました。
10時過ぎには子ども達を乗せたバスが静原に到着し、リュックを置くなり全員で畑に入りました。一人一つのスコップを手に頑張って掘っていくと、黒い土の中から土佐金時のピンク色のお芋たちが次々と見えてきました。
掘ったお芋を手にした嬉しいシーンは、クラス担任からたくさん写真を撮ってもらいました。
「せんせい~、てつだって~」と呼ばれるままに馳せ参じ、子ども達とともにお芋を掘り続けたため実際に子ども達が掘っている写真は一枚も撮れませんでした。
各クラスの集合写真は昨日畑の中で撮影しました。また個々のスナップ写真のお披露目は暫く先になりますが楽しみになさって下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ53」をお出ししました。
内容は、
◇ おいも掘り遠足について
◇ ご連絡
◇ 進学小学校調べ(つきぐみ)
◇ 幼稚園第二のお庭づくりについて

2012.10.10

10月10日(水) / 秋桜・第63回北白川幼稚園運動会・園内通信

                                                   「植物園にて」

          <コスモス>   キク科    原産地 メキシコ高原地帯
                      学名 Cosmos bipinnatus Cav.

秋に咲き、花弁が桜に似ていることから和名では秋桜のコスモス。コスモス(cosmos)の語源は、ギリシャ語の「Kosmos, Cosmos」に由来し、「秩序」「飾り」「美」などの意味があるそうです。
日本には、明治末期にイタリア人の美術学校教師が種を持参し、その後全国各地で栽培されるようになりました。現在、園芸店ではカラフルで多くの園芸品種が出ています。
明日はいよいよ静原へのおいも掘り遠足です。バスの窓からは、秋風にゆれる田畑のコスモスの群生が見られることでしょう。
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【第63回北白川幼稚園運動会】
本日のお知らせでもお伝えしましたが、一昨日8日は秋の青空のもと多くの皆さまのお陰を持ちまして無事運動会を開催することができました。
お山の幼稚園マーチに合わせての入場行進、開会式、かけっこ、お遊戯、各競技など合計19種目のプログラムを通して、1学期から子ども達が成長してきた姿を皆さま方とともに喜び、応援することができた嬉しい一日となりました。
役員のお父さまをはじめ各競技で活躍下さったお父さま方、そして開会式での園児誘導、母子競技、最後にはほのぼのとした母子のフォークダンスをご披露いただいたお母さま方のご協力に感謝申し上げます。
また、朝から子ども達の活躍をご観覧いただきました多くの来賓の皆さまにも心よりお礼申し上げます。

//アナウンス途中に撮影した各演技の様子↓

 5歳児 おゆうぎ “カラフル・パワフル・運動会”
 
 5歳児 行進おゆうぎ “旗体操”             3,4歳児 “かけっこ”

 
 5歳児 かけっこ                      3歳児 おゆうぎ“アンパンマンたいそう”
 
 4歳児 おゆうぎ “サンバのちゃっちゃっ”       卒園児小学生 “徒競走“
 
 父親競技 “あんよはじょうず!”             未就園児 “色紙ひろい”
 
 祖父母と孫“おさかなつりにいこう!”           父親,母親,先生混合リレー“力を合わせて”
 
 5歳児 お遊戯 “カラフル・パワフル・運動会”     4歳児リレー “だるまさんリレー” 
 
 母子フォークダンス “クラリネットをこわしちゃった”   閉会式で “金メダルのお渡し”
*5歳児クラス対抗リレーなど撮影ができなかった競技あり。
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本日は、園内通信「お知らせ51」をお出ししました。
内容は、
◇ 第63回運動会について
◇ 園児名簿関連
◇ 新入園児さんのお知らせ
◇ クラス担任との個人面談について
◇ 1学期保育活動写真について
◇ 旧職員知尋先生結婚式について
◇ 個展のご案内
◇ 明日の遠足について

2012.09.21

9月21日(金) / お庭の遊具やフェンスのペンキ塗り替え・園内通信


 ・・・塗装屋さんに依頼した遊具色・・・
長年、当幼稚園のお庭の遊具色はすべて空と同じ青色、そして園内に張り巡らせた手すりはシルバーカラーで慣れ親しんできましたが、数年に一度のペンキ塗り替え時期でもあった今夏、思い切って温かな色を取り入れてみました。
イメージの脳裏にあったのはデンマークのコンパン遊具。と言っても、当園は東山三十六峰の一つ北白川山の上にあり、できるだけ自然の中での遊びが工夫できるようにたくさん遊具が並んでいるわけではありません。
青い空とお山の緑に包まれたあそび環境として、あくまで色は奇抜すぎず自然に溶け込める色、そして何よりも子ども達の遊び場として子ども達自身が好奇心をもってチャレンジしたくなるような色を想いました。
たくさんの塗装色見本から選びますが、紙に印刷された色見本とまったく同じ発色が実際に可能ではないことや、塗ってみたらイメージが違ってしまったこともあります。
現に、固定鉄棒はオレンジ色を選びましたが、若干朱色がかった濃い目のオレンジ色は、鉄棒の上に広がるイロハモミジの緑色とは強すぎて調和しないのが気になり、再度キャロットカラー系のオレンジ色を選んで塗り直していただきました。

2学期がスタートした初日、園に到着した子ども達は以前と遊具色、アスレチックの色や手すりの色が変化していることをすぐさま見つけ、走り回ってそれを指摘してくれた子もいました。
後で聞いたことですが、「わたし、こういう色がよかったの~!」と嬉々とした女の子の声もあったそうで、子ども達が変化に気づき喜んでくれたことを心から嬉しく思いました。

可動式鉄棒3種類も遊具と同色の赤、オレンジ、ブラウンの三色を選びました。年少たんぽぽぐみ,ことりぐみよりも上のエリアの手すりはすべてダークグリーンに、またお山のふもとから上ってきた園路最終地点の大階段の手すりもダークグリーンに統一しました。
蝉時雨の8月の深緑の中に、濃い緑色が案外くっきりと映えていたように思います。

 
  既設のラバーマットをよけて整地をする前    →   全面にマット敷設後の現在の状態
 
    ターフをすべて撤去し整地をする前     →   ラバーマットを全面に敷きつめた状態
 
    傾斜地のアスレチックも塗り替え      ジャングルジムはマットな赤 シルバー色のグローブジャングル 
 
     可動式鉄棒も楽しく明るい色に           デンマークコンパン遊具のおうまさん
 
     塗装やさん有り難うございます!      幼稚園に到着前の大階段手すりはダークグリーン
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本日は、園内通信「お知らせ46」をお出ししました。
内容は、
◇ 運動会総合練習について
◇ 9月お誕生会日程変更について
◇ 今月末お帳面のお預かりについて

2012.09.11

9月11日(火) / ムクゲ“ルーシー”・庭づくりレポート(3)・園内通信


            <ムクゲ(木槿)>  アオイ科   原産地 インド,中国
                          学名 Hibiscus syriacus“Lucy”

6月半ば頃より夏がきたことを教えてくれるムクゲの花。小さい頃から知っていた花ですが、最近は美しいなと思います。ムクゲは色とりどりで他種類ありますが、これは小輪八重咲きの紫花系の品種“ルーシー”。八重の花弁が重なりあっているのが特徴です。
また、ムクゲは奈良時代に中国から日本に渡来した落葉低木で、俳句では秋の季語でもあります。
今朝撮影しましたが、花に昨夜の雨粒が残っています。ふと見ると蜜が甘いのか中にアリが二匹隠れていました。
9月に入った今もこうしてちらほら咲いてくれています。
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[庭づくりレポート(3)]
 
グランド外枠のコンクリート,溝を掘り上げて撤去したガラなど。1本目の透水管がブランコ前からジャングルジム方向に埋設されました。
 
グランドを掘りあげ、砕石を敷き込んだところに透水管(全面有孔管)が設置されている様子です。
 
雨が降ると水たまりができやすかったジャングルジム前の辺りには、2本の透水管が埋め込まれています。吸水された水は既設の溝へとつながるしくみです。
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この透水管埋設工事は、真夏の最中8月のかかりの頃に施工されました。
グランドの隅に打ってある従来のコンクリート縁を枕木に取り替えられた後、縁の高さを一段高くして砂が極力石段から流れ出ない構造になりました。
幼稚園のお庭の土壌は、子ども達の足元を支える上でもっとも基本となる大切な場所です。お砂場の中の砂も含め、グランド内にある土は、子ども達の動きとともに、また雨の流れとともに、当然ながらいつも下に向かってサラサラと流れ落ちてしまうのが常です。夏の強い夕立の後には、コンパンの木馬前のU字溝が上から流れ出てきた土ですっかり埋まってしまうこともありましたが、子ども達が遊ぶお砂場には、土橋さんがたびたび砂袋に詰めて手運びで砂を導入して下さっていたお陰で、子ども達はいつもたっぶりの砂で遊ぶことができるのでした。

また今回は、約10年前にヒノキでつくった砂場をやはり枕木製にリニューアルしていただき、今までよりもできるだけ広いスペースを確保しました。
枕木と一口に言っても、クリやヒノキなどの丈夫な木でできていてとても重い資材です。1人で持ち上げようとしてみましたがビクともせず重さは約60~70キロはありそうでした。
そしてこの同じ枕木をカットして、すべり台の階段も作って下さいました。

創立以来、いつの間にか約20~30㎝は低くなってしまっていた土壌に透水管設置とともに大量の真砂土が運び込まれ、とても豊かな気持ちです(*^_^*)。
透水管は孔が無数に空いていて目詰まりしにくく、耐久性,弾力性に優れているため、最近時おり起こる局地的な豪雨にもきっと力を発揮してくれることでしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ42」「お知らせ43」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ42」
◇ お父さま方による運動会役員のご協力のお願いと申込書
「お知らせ43」
◇ 各種競技(父親競技,祖父母の孫競技,父,母,先生混合競技)の説明と申込書
*ご協力よろしくお願いいたします。

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