2009.12.18

12月18日(金) / サンタさんありがとう!・クリスマスの夜は

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一昨日のこと、幼稚園にはすこし早めにサンタさんがきてくださったのでした。みんなで先生とクリスマス絵本を静かに読んでサンタさんのことをお話しているときに、トントン!とお部屋の扉をノックする音が。
大きな体のサンタさんは扉を開け、しわがれた声で「メリークリスマス!」と中にプレゼントを置くと、次のお部屋へ配りに行かれます。最後には園長室に来られたので、放送マイクでみんなにお話をしていただきました。「よい子にしていると、必ずよいことがあるよ」と言う英語のメッセージでした。
忙しそうなサンタさんは、お山の奥に停めてあるソリに乗り大空に飛び立って行かれました。
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あと一週間もするとクリスマスです。このたび、12月の絵本通信でご紹介している『ゆきのまちかどに』は、クリスマスに因んだ心温まるお話です。小さな女の子フランシスの優しい心が幸せを呼ぶ、クリスマスの夜のことが描かれています。
クリスマスの夜には、それぞれのご家庭で子どもたちを囲んで楽しい時間を過ごされることと思います。またはどこかへお出かけされるのかも知れません。
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お料理の写真が美しく、見ているだけでも楽しめるタイムライフブックスの「ザ グッド クック」は古いですが私の大切な本。15冊ほどの欧州料理のシリーズ本で、サラダオードブル,スープ~デザートまでが載っています。
久しぶりにページをめくりながら、今年も若鶏の丸ごと(約2.5㎏ほど)を使ってロースト料理をしようかなあと思っています。
詰め物に、クルトンやしっとりしたパン,そして香草,野菜を入れ込みます。オーブンに入れてローストする料理は案外簡単で、オーブンに入れる前のひと手間が大切。あとは、丸鶏をオーブンに入れ、焼き脂(皮がほどよくパリッと焼き上がるには、表面全体にバターまたはオイルを塗る)をかけ、一定時間おいたらひっくり返します。最後に焼き串を刺して、肉汁が透明なら焼き上がり、ピンク色ならさらに10分ほど。そしてあとはいただくだけ。楽しみです。
幸せなクリスマス、新年をお迎えになりますように。

2009.12.11

12月11日(金) / ドライ ハイドランジア・化石みたい!・園内通信

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    <アジサイ> ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla
アジサイの季節から約半年、夏に美しい青だった西洋アジサイが緑のドライフラワーに姿を変えていました。
紅葉のモミジの下にも映え、年に二度楽しませてくれます。
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『化石みたい!不思議な石』
「おにわで、こんなの見つけたあ!」と言ってRちゃんが見せにきてくれた石。よく見ると何だか面白い。シダ類のような植物が見えるのです。
過日、年長クラスのYくんが、休日に大文字山の自然観察会で採石した珍しい「桜石(菫青石キンセイセキ)」などをクラスで紹介したことをきっかけに、その日のお外遊びは岩石探しにみんなが夢中になった日がありました。子どもたちは大変目のつけどころが素晴らしいので、大人なら見逃してしまう色んな石を発見し、「これも岩石だね!」と喜々として石探しをした日のこともよく覚えているのでしょう。
Rちゃんが見つけた不思議なこの石を一緒にしみじみと観察しながら、「化石探しができるといいね・・」という話をしていましたら・・・、次の日の外遊びの時間には、園長室の戸をたたくRちゃんの後ろにはニコニコ顔の女の子の仲間数名が揃って立っているのでした。あとで担任の先生に聞くと、Rちゃんはクラスで化石探しのメンバーをしっかり募っていたとのことでした。
早速、どの辺りで見つけたのかをみんなに教えてもらい、辺りを探すことになりました。気がつくと素早く人数分の竹スコップが並び、一人ずつに割り当てられた採掘場所!には丸印がついていました。そこを掘るのだそうです。何と素早い!あとは掘るのみです。
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 靴の足跡などではなく、確かに植物の形がくっきりでています。
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 けっこう、かたいよ。この土。     まっ黒の土がでてきたよ。    
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 ここは濃い黄色の土がでてきた。  掘った石は水で洗って板にのせる。
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   これに入れてみよう。       いろいろな色の石が出てきたね。 
途中でやってきた男の子は採掘した石をあちらで洗って並べる役目に、こちらでは女の子たちがせっせと固いグランド^^;)を掘る作業が続きました。短い時間でしたが、珍しい岩石に出合えるかもしれない期待で胸躍らせたワクワク楽しいひと時でした。私も幼稚園のグランドを掘ったのは、これが初めてかも知れません^_^。
この北白川をふくむ大文字山~比叡山付近は、約9800年前、もともとの堆積層の下から地中のマグマが上昇し隆起してできた花崗岩の地層からなります。そしてマグマに接したもとの堆積層部分が熱変成してできたホルンフェルス(固い変成岩石)により、大文字側と比叡山側の両側から花崗岩の山が支えられるように保たれている地形となっています。
約1億年前にさかのぼるこの頃は、大型の爬虫類恐竜がもっとも栄えた時代なので、この北白川辺りにも恐竜が闊歩していたのかも知れない・・と想像するととてもロマンがあります。
園外保育で時折たずねる川の辺りでも、数年前に山の学校しぜんクラスのメンバーで、珍しい「褐れん石」を見つけたこともありました。大文字山でも、石英,長石,黒雲母や水晶などが見つけられますし、銀閣寺からの登り口左手には、上記のホルンフェルスの地層がむき出しになっている場所もあります。この辺りは、古代に思いを馳せつつ石に着目して散策してみるのも面白い場所です。
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本日は、園内通信「お知らせ66」をお出ししました。
内容は、
◇ 「クラスお楽しみ会」で使用するお菓子について
◇ 子どもたちの健康について

2009.12.04

12月4日(金) / 赤もみじ・ハートかめむし・押し葉・園内通信

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 <イロハモミジ> カエデ科 原産地 日本~中国  別名 イロハカエデ
              学名 Acer palmatum  英名 Japanese maple
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              「ふーちゃん、こっち !」
日に日に、2009年締めくくりが近づいています。
今朝は雨上がりの上に朝陽がふりそそぐ、それはそれは美しい朝を迎えました。
 『すごいすごい、ずーっとずーっとつづいているよーー』と、驚き顔で叫ぶのはたけちゃんの声。
 『ほんとだー、ほしぐみまで真っ赤がつづいてるー』
第2グループで真っ先に登園した子どもたちは、上のことりぐみから段下のほしぐみまでが見事なモミジのじゅうたんで一面覆われているのに気づき、嬉しくてしかたのない様子です。
『いっこせんせい、きてきて』とせかされて行くと、そこへ到着したのりこ先生もまたびっくり。次々に通過する子どもたちみんな「うわあ、モミジのじゅうたんだー」「モミジのマットみたーい」と、目に飛び込んでくる真っ赤な光景をそれぞれに上手く表現しながら通過するという楽しいひと時がありました。
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 ♪最近、子ども達がお庭でよく見つける背中にハートの柄を持ったカメムシを紹介します。
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        <エサキモンキツノカメムシ>  ツノカメムシ科
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ハートかめむしと呼んでいます。
『あっハートがついてる!』と、子どもにとってはお庭で見つける貴重な昆虫。おうちでは、緑や茶色のが出てくるとのこと。子どもと見ている手元の図鑑には、ざっと40種のカメムシが勢揃い。赤黒の縞模様もあればブルーメタリックやグリーンメタリックもあります。こうして見ると、カメムシも結構面白いかも。
また、こんなに寒くなったのにカマキリがいたり、コオロギが潜んでいるのも子どもたちは見逃しません。今日はお昼前に時雨がきたのでさすがに昆虫の姿はそう見当たりませんでしたが、お庭はそれはそれは大変な賑わい。お部屋に戻っていただいたお弁当は、温かくどんなに美味しかったことでしょう。
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園内の落ち葉があまりに美しいので、多くの子が落ち葉を一枚二枚と集めます。ある時、落ち葉を本の間にはさんで押し花のような押し葉をつくったら素敵ね、など話をしていたら、数日後の朝にほらっと見せてくれたのがこれです。
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『せっかくだから紙を車の形にしてタイヤをつけたの』とのこと。年長さんになると、閃きをすぐに作品にしてみる好奇心と実行力が素晴らしいです。
昔、公園のトウカエデがあまりに美しいのでカバンの中から英語辞書を取り出して、赤や黄色のトウカエデをいっぱいはさんだ思い出があります。
自然の美しさ、変化に子どもたちの心が響きキラキラした表情をしているのを見るととても嬉しくなります。今年はあとどのくらいお庭の紅葉の色彩を楽しめるのでしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ65」をお出ししました。
内容は、
◇ 新入園児お招き会出演について
◇ 途中入園のお友だち

2009.11.30

11月30日(月) / メタセコイア・園内通信

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     <メタセコイア>  スギ科  原産地 中国
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          紅葉の枝と実 ~実からこぼれ出た種子~
青空に映えるオレンジ色は、このお山で一番大きな「メタセコイア」の木。周辺までいくと紅葉した短い枝と実がたくさん落ちています。春に花が咲いた後、秋にはたくさんの球花(実)がなり、その割れた隙間からは種子がパラパラとおちてきます。
生きた化石とも呼ばれるメタセコイアは、樹形が美しく公園や街路樹として植えられています。
各地で見られるメタセコイアの並木道は、緑の季節、紅葉の季節、冬景色と、オールシーズン素敵です。
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本日は、園内通信「お知らせ64」(年長児用)をお出ししました。
内容は、
◇ 園長先生との家庭教育相談について

2009.11.20

11月20日(金) / 紅葉の錦 神のまにまに・園内通信

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          < 足元の紅葉 >   埋込瓦の上にも~
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            < 紅葉の合間より南方を望む >
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      『 ほら こんなの!』 女の子たち~ 真っ赤な柿や桜の葉
紅葉たけなわの今日、お庭遊びで年少児の女の子が経営するレストランのスープの中をのぞいて見ると、真っ赤なモミジとサクラがふんわりと浮かんでいました。紅や黄色に包まれたにぎやかな園庭は、実りの秋景色が毎日つづいています。虫かごと図鑑小脇に虫探し(きっと今日も出てくると信じて!)をする子、クヌギあつめに興じる子とともに私もお庭の秋を満喫しました。
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             <埋込瓦の模様がユニーク>
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静かに足元の紅葉を眺めていると、庭の通路の埋込に使っている古瓦(熨斗瓦)にもふと目がいきました。
瓦は今から2800年前に中国で発祥し、日本には仏教伝来(538年)とともに百済から入り飛鳥寺で使用されたのが最初とのこと。当時、瓦は寺院でのみ使用が許され、建立する寺院の近くには窯を作り瓦を焼いたそうです。
神社などでも瓦を埋め込んだ道を見かけることがありますが、道や土塀に瓦を埋め込むこのような技法は日本古来からあったようで、今も土止めの策としても庭づくりに生かせるかも知れません。側面に施された模様がそれぞれ違うのもまた一つの風情で楽しいものです。
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本日は、園内通信「お知らせ63」をお出ししました。
内容は、
◇ 年賀状について
◇ 暖房費について
◇ お弁当の保温について
◇ 現在の子どもたちの健康について
◇ 明日の第4回ふれあいサタデーについて

2009.11.13

11月13日(金) / Pink Rose!・お買い物ごっこ(12日)・園内通信

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先週いただいたピンク色の小花バラ、今とても美しく咲いています。バラが咲いている間は、目にするたびにワクワク嬉しい気持ちになります(*^_^*)。感謝。
以前、バラ苗を園芸店でみていた時に、ブルーローズとして出ているものがありましたが、実際には薄紫系や薄青系をしたバラでした。ブルーの色についてたずねた私に、本来バラには青色の遺伝子がないために深い青色のバラは作ることができないのです・・とお店の方が仰っていました。
現在、目にするバラのほとんどは、世界の野生種のバラ(日本原種のバラも使われています)を品種改良して作られたものですが、今まで不可能と言われてきた青いバラを日本のサントリーがとうとう作出したと先日ニュースになったのをご存じでしょうか。今までは、青い液を茎から吸い上げさせた青色のバラは出回っていましたが、遺伝子組み替え技術を使って、花びらに青の色素を持つ世界初の青バラが出来上がってしまったのは、本当に驚きでした。バラの名前は、アプローズ(喝采)というそうです。
以前に、同じくサントリーが作ったという、レインボーカラーのバラも見ましたが、私個人としては、それはとても悲しい・・気持ちになってしまうバラの姿でした。何もそこまで・・と。サントリーは品種改良をしていろんな花苗の新品種も作っていましたから、とうとう成し遂げたのは確かに技術の勝利、拍手喝采には違いありません。
自然に咲く小さな野生種の野イバラ、そして、香り花びらの形の美しいオールドローズ,イングリッシュローズが私には永遠の憧れのバラです。
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 <お買い物ごっこ> 子どもたちのビッグイベントの様子です~
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年長/おやまのおもちゃ屋さん~でんでん太鼓,ドングリごま,じゃんぴんぐコオロギ,金魚すくい等
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年中/昔ばなしの世界~さるかにがっせん,おむすびころりん他買って遊べるお店が並びます
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年少/こぶたのおいしいれすとらん~お好み焼き,スパゲッティ,ぺろぺろキャンディー,パフェ他
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 招待状,手作りバッグとお金   どれも素晴らしい出来映え   ほのぼの顔のでんでん太鼓
10時スタートで園庭に上がると月ぐみのおもちゃ店がオープン。でんでん太鼓コーナーで「どれにしようかなあ?」と考えていると、すかさず『今、こんなん売れてますけど~!』とすすめられ、ジャンピングこおろぎコーナーでは実演つきのとても丁寧な説明がありました。金魚すくいでは『手をつかってもいいですよぉ~』と優しい声もかかりました。
年中児の開催するゆきぐみの店内は、昔ばなしをテーマに遊べて買えるお店が並びます。今年はお店屋さんが大変積極的で、『亀さん、買って行きませんかぁ~』と声がかかると同時に手もしっかり伸びていたり(お金をもらうための)、ボーリングして行ってくださ~い!と呼び込みがかかりお金をしっかり受け取ってお客さんを並ばせる係りもいたり、私もついついカメラのシャッターを押すのを忘れて楽しんでしまい、いつの間にかボーリング屋さんのメンバーになってしまうほどでした。
年少児は、固定鉄棒前に美味しそうな匂いの漂うレストランが並び、かけつけた時にはすでに売り切れ完売状態。Kちゃんは、『ごめんねぇ~、ゆきぐみさんかつきぐみさんで、何か買ってきてね~』と声かけてくれたり。後半はこぶたのレストランに一番に行き、人気のぺろぺろキャンディーやパフェなども買えました。お金を出したら、さっとお隣の子が品物とおつりを渡してくれる手際の良さ。子どもたちは、コツコツと作り溜めてきた手作りの品を売ったり、お兄さんお姉さんクラスに出かけ「これ、ください」と勇気を出して買っている姿もあり、お部屋で練習してきたように初めてのお店屋ごっこをたっぷり楽しんだ嬉しい一日でした。
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本日は、園内通信「お知らせ61」をお出ししました。
内容は、
◇ 「福音館のおすすめ冬の絵本」のご案内
◇ 現在の子どもたちの健康について

2009.11.06

11月6日(金) / ペンタスとオオスカシバ・フリー参観日・園内通信

                                    「植物園にて」
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    <ペンタス>   アカネ科   原産地 東アフリカ~アラビア
                学名 Pentas lanceolata K. Schum
                別名 Egyptian star flower(エジプシャン スターフラワー)
   <オオスカシバ> スズメガ科  分布 本州,四国,九州,沖縄
                学名 Cephonodes hylas
植物園正門を入ったところに鮮やかに咲いている星形の花はペンタス。花色はピンク,ラベンダー,白などがありますが、これは真っ赤なタイプ。思わずカメラを向けたのは、一匹の可愛いらしい「オオスカシバ」があっちのペンタスこっちのペンタスと嬉しそうに飛び回っていたから。
オオスカシバは、春~秋にかけて花の間でよく見られる昆虫で、鳥のようでもあり、蜂のようにも見えますが、さて一体何なのでしょうか・・・? 実は蛾(ガ)なのです(^_^)。
大型のスズメガの仲間で、翅(はね)が透明なので透翅(スカシバ)と呼ばれます。大方の蛾は夜に活動しますが、これは昼間飛ぶので日常によく見られます。卵からかえった幼虫は、クチナシの葉をモリモリ食べて育ち、終齢幼虫を経て土の中でサナギで越冬し翌年羽化します。
写真は鳥のホバリングのように、静止しながら口吻(こうふん)を伸ばして蜜を吸っているところです。ビロウドのような美しい体は思わずつまんでみたくなります。
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昨日今日の二日間は、秋のフリー参観日でした。朝の登園から降園までのお好きな時間にお好きなシーンを目指して保護者にご来園いただき、お始まり~俳句、保育~お買い物ごっこに向けての取り組み等、外遊び、お弁当、お帰りと、テーマをしぼってご参観いただけたことと存じます。お母さまがいらした嬉しさから普段とは違うクラスのムードも見られたかも知れません。二日目の今日は幸い秋晴れのすがすがしいお天気でしたので、各学年時間差で、外遊びの賑やかな声が響きました。
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本日は、園内通信「お知らせ59」「お知らせ60」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ59」
◇ PHP推薦図書のご案内
◇ 実習生のご紹介
「お知らせ60」
◇ 第4回ふれあいサタデーのご案内

2009.10.29

10月29日(木) / 庭の石蕗(つわぶき)・年長児歯科検診・園内通信

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     <ツワブキ>  キク科   原産地 日本,朝鮮半島,中国
                学名 Farfugium japonicum (L. fil.) Kitam.
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      蹲踞(つくばい)と古いトルコの石像をはめ込んだオブジェ
ツワブキが咲くと、いよいよ季節は冬に向かいます。
丸く緑の濃い葉は蕗に似ていて艶があるからツヤブキ(艶蕗)→ツワブキと呼ばれるように。
葉や根茎には薬効があり、食用、外用に使われます。これは葉が斑入の品種です。
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『年長児歯科検診』
本日は、ヒラノ矯正歯科クリニックより山下和夫先生にお越しいただき、年長児歯科検診を行いました。
各クラス約1時間、一人ずつじっくりと歯の状態(虫歯,咬合,歯列,顎関節,歯垢,歯肉など)をチェックしていただきました。
例年歯科検診のこの日は、お友だちが診てもらっている時間をじっと静かに待つこと、そして検診後は最後のお友だちが終わるまで静かに待つ練習をする日でもあります。少しでも話し声が聞こえると、顎関節の微かな音が聞こえなくなります。数回、注意を受けることはありましたが、両クラスとも大変長い時間を頑張って待つことができたので、終了後は和夫先生からご褒美のマジックをしてもらいました。光るペンを使ったミッキーの不思議マジックは、子どもたちに大好評。例年同じマジックなのですが、何度やってもうけるマジックなのがまた不思議です(^_^)。
先生と交わしたお約束は、①甘いものは一日一回だけにする、そして食べたらすぐに歯をみがくこと。
「これからみんなの歯は抜け替わって大人の歯が生えてくるから、一生使う大切な歯を自分でしっかりとみがくこと」を先生とお約束しました。
本日お子さん用に使用したデンタルミラーとフロスは、お持ち帰りいただきました。診断票は明日お持ち帰りいただきますので、歯科受診の際にご活用下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ57」「お知らせ58」をお出ししました。
内容は、
「お知らせ57」
◇ 園児募集ポスター掲示のお礼など
◇ 住所変更のお友だち
◇ 歯科検診について(年長)
◇ 就学時健康診断の日の“送り”について(年長)
「お知らせ58」
◇フリー参観のご案内

2009.10.26

10月26日(月) / 遅咲き金木犀・園内通信

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   <キンモクセイ>  モクセイ科   中国原産  
                学名 Osmanthus fragrans Lour.aurantiacus Makino
例年なら10月に入ると咲き始めるキンモクセイですが、今年は9月末の早い時期から開花しました。ほとんど花期は過ぎましたが、場所によってはまだ一生懸命咲いている木もあるのです。陽の当たり具合によるのかも知れません。
キンモクセイは、江戸時代に中国の桂林から入ってきた木ですが、桂林の桂は木犀(モクセイ)を意味するそうで、有名な桂林には金木犀の木がたくさん植えられてよい香りを漂わせていたのでしょうか。
そして秋が深まる中、金木犀の次は白花の銀木犀(ギンモクセイ)が少し遅れて咲き出します。小さな頃、少し冷んやりしてきた夕方に、庭の銀木犀の花が夕陽をうけて楚々と咲いている姿を眺めているのがとても好きでした。香りはこの上なく上品な白い香りです。
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本日は、園内通信「お知らせ56」(年長児用)をお出ししました。
内容は、
◇ 就学時健康診断について

2009.10.14

10月14日(水) / パンパスグラス・an exhibition・園内通信

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  <パンパスグラス> イネ科  原産地 南米(アルゼンチン,プラジル)
                学名 Cortaderia selloana Asch. et Graebn.
昨日おいも掘り遠足に行った静原の街道沿いは、ススキがたくさん咲いていてめっきり秋の風情でした。
これは同じくイネ科の植物で、ススキを大型にしたようなパンパスグラス。植物園で初めて見たのですが、その大きさには圧倒されるほどです。原産地アルゼンチンの大草原パンパス平原の名前がつけられています。
直径3~4m、高さは3m以上でとにかく大きく、薄金色にキラキラ輝く花穂をしています。夏から秋にかけて咲きますが、これは一見の価値ありです。
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昨日の遠足につづき、早速園庭では焼き芋の煙が漂っています。お山の奥の「ひみつの森」で集めてきた落ち葉をいっぱい使って、みんなで焼き芋です。先ほど「おいもをどうぞ!」と焼きたてホカホカのお芋が園長室にも届けられました。焼き芋は、明日、明後日と続きます。
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 「昆虫と彼らの愛する草花たち」accessary exhibition~ 10月10日~16日まで
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過日、白川通りにある鄙びたアンティーク屋さんに置いてあった1枚の展示会の葉書が目に入りました。フェルトやビーズで作った可愛い昆虫のアクセサリーのようです。行ってみようかなあ。可愛らしいのでご案内まで。
アクセサリー作家/佐々木弥生さん(http://www.yayoi-mimi.com/)
展示場所/Marilu 左京区一乗寺大新開町14 TEL723-5361
            OPEN13:00 CLOSE19:30
            (http://www.marilu66.com/)
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本日は、園内通信「お知らせ54」をお出ししました。
内容は、
◇ 秋のおいも掘り遠足について
◇ クラス担任との個人面談について
◇ 進学小学校調べ(月ぐみ)

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