2009.05.22

5月22日(金) / フレンチラベンダー・お庭あそび・園内通信

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    <フレンチラベンダー>  シソ科  原産地 地中海沿岸
                     学名 Lavandula stoechas L.
地中海沿岸地帯に自生するラベンダーは、ヨーロッパ古典語のラテン語ではlavare(洗う)を意味するように、古代ローマ人はお風呂にラベンダーで香りをつけて洗っていたと言われます。
以前、イタリアトスカーナ地方の丘陵地帯を訪れた時には、辺り一面にラベンダーが自生していて素晴らしい香りに包まれていました。日本に比べて空気が乾燥しているためか、それは日本でのラベンターの香りとは全く違った香しいものでした。その地方では、ラベンダーは小さな子どもを悪魔の目から守ってくれる~と言う言い伝えもあるハーブです。
ラベンダーの種類としては、イングリッシュラベンダーがより有名ですが、このフレンチラベンダーは別名をストエカスラベンダーとも呼び、花の上にあるウサギの耳のような形の苞が特徴的な半耐寒性常緑小低木で、毎年5月頃から咲いています。全草に香りがあり、暑さにも強く育てやすい種類です。
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【お庭あそび】
本日は、終日雨がしとしと降っていましたが、今週を振り返って、各学年とも外遊びでは園庭に子どもたちの花が咲いているようでした。昨日は、長い時間を子どもたちと園庭で過ごしました。
年少児は、ブランコ,すべり台は勿論のこと、黙々とお砂場で作業をしたり、竹ぽっくり,一本下駄にもトライする姿がありました。また、お庭図鑑と虫かごを持って、颯爽と虫さがしをする子、サナギからチョウになる様子を石段にすわって図鑑を見てうなずきながら葉の辺りを探しているチームなど、一生懸命の微笑ましい風景が至るところに見られます。
「見てみて!」と固定鉄棒まで引っ張られていった時、両手を広げてピョンと鉄棒に飛びつくなり軽くくるりと前まわりをしたSちゃん。見事に軽やかだったので、「どこで練習したの?」と尋ねると、『カラオケでー』と無邪気に応えます。
「えっ、カラオケはマイクで唄うところでしょう?そこで鉄棒も練習できるの?」と聞くと、『そうよ』とこっくりうなずいていたので、今はそんなカラオケがあるのでしょうか。
また、グローブジャングルでも年少数名が遊んでいましたが、「しっかりおててを持ってね~」と言うと、そんなこと当然・・というように、三人がスイスイと一番てっぺんまで登っていきました。てっぺんの縦棒を持って勇ましく立つ三人を見て思わず私も上まで登っていきましたが、降りる時にも足場を確かめながら決して無理をせずゆっくり急がずに上手く手足を使えるので大変感心しました。
年中児で、一番高い鉄棒も手を伸ばして飛びつけるようになったFちゃんと鉄棒が得意気なTちゃんたちとは、続いて数名でとても楽しい鬼ごっこをしました。お砂場近くでは、出来たてのランチセットが届けられたり、サクラの実が山盛りのケーキを一緒に作りました。普段は大人しげな女の子が裸足で元気に走りまわる姿も目にし嬉しかったし、お友だちと様々に関わりを広げながらどの子もが力いっぱい遊び込んでいる尊い姿がありました。
つい最近、年長児の男の子たちが園長室の外で仲間内で虫探しをしている気配があり、そこにふと聞こえてきたため息混じりのツブヤキの声がありました。今も思い出す度に太郎先生と笑ってしまうのです。
『あ~~あ、ぼくは、ミミズになりたいなぁ~~。だって、ミミズって、切られても切られても生きていられるにゃろー』 (真剣モード)
これには何とも可笑しくて思わず吹き出してしまいました。まだほんの5歳児なのに、十分人生の厳しさ辛さを芯から分かっているかのようです。潰れてしまっても健気に生きているミミズを見て、偉いなぁすごいなぁ・・と思ったことがあったのかも知れません。
昨年、年長児の男の子数名と虫探しをしていた時にも、何だか忘れられないセリフがありました。数名で虫かご片手に草間を探していたのですが、
「なあ、○○ちゃんは大きくなったら何するう?」
「う~ん、だいがくかなあ?おとうさんみたいに・・。じゃあ△△ちゃんは~?」
「ぼくはなぁ、おとうさんがなぁ、これからはやっぱり、のうぎょう(農業)や、っていうんや~」
と、少し真面目な面もちでうつむき加減に振り返っているようでした。
女の子は案外現実的に目の前の遊びに夢中になっていますが、男の子は遊びの傍ら、早くも将来の使命を意識しているようでもあります。
だからこそ、幼児期~児童期には思いっきり遊び込んでほしいという気持ちになります。でも、そんな話を交わしつつも、ふと目の前に現れた昆虫に思いっきり無邪気に熱中できる切り替えのよさも持ち合わせていて、みんな将来が頼もしい子どもたちです。
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本日は、園内通信「お知らせ21」「お知らせ22」「お知らせ23」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ21」
◇ 短冊を入れる箱について
◇ PHP推薦図書のご案内
◇ おやまのミニミニ幼稚園のお知らせ
「お知らせ22」
◇保育参観について
「お知らせ23」
◇新型インフルエンザの対応について(2)

2009.05.18

5月18日(月) / バラ・オオカマキリの幼虫が産まれたよ・園内通信

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   <ハイブリッド ティー系ローズ>  バラ科  (学名など詳細不明)
今、ハニーサックルやテイカカズラなど、毎年咲く小さな花が満開で、周辺には甘く柔らかな香りが漂っています。
これは、5月になると咲いてくれるHybrid系のバラ。昔からお山の石垣の上にあるので調べることもしないまま、未だ名前もわかりません。昨年、すっかり刈り込んだにもかかわらず今年も多くの花を咲かせていたので、思わず朝のうちにカメラを向けました。
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5月は、バラが一番美しい季節ですね。お山の中には、現代のバラ品種の原種である野生バラの一つ「ロサ・ムルティフローラ(Rosa multiflora)(小さく白い小花が密集して咲く野イバラ)日本原産」も石垣から垂れるように咲いています。この種はお山の中の風景によく似合っていますが、先日、一乗寺の友人が可愛いこのバラが気に入ったので、一枝カットしてあげました。ご家庭のナチュラルガーデンにもよく映えそうです。
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   「オオカマキリの卵がかえったよ!」
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今年の冬に、Kちゃん(卒園児1年生)が園庭のツツジの辺りで見つけ、預けていったオオカマキリの卵のう。在園中は何度も確かめにきていましたが、寒い間は孵りません。
虫かごに入ったまま、最近まで特に変化はなかったのですが、先週末に1㎝あるかないかのこどもカマキリがいっぱいふ化して出てきていたのに気付きました。あまりに小さいので不鮮明ですが、体はとても柔らかそうです。固くなるまでには数日かかりますが、すぐに脱皮して1齢幼虫になったら、早速に草間のアブラムシなどを捕らえて食料にします。ですので、大方がふ化した頃に草の中に返してあげました。
これから脱皮を繰り返し、夏8月頃には成虫になり、秋には9㎝~10㎝もある大人オオカマキリになることでしょう。生き物が大好きだったKちゃん、今頃小学校でもいろんな生き物を見つけているのでしょう。
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本日は、園内通信「お知らせ20」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 園児名簿について
◇ 新型インフルエンザ当座の対応について

2009.05.07

5月7日(木) / クレマチス・樹木の手入れ・園内通信

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 <クレマチス>  キンポウゲ科  原産地 中国,日本,ヒマラヤ,北米
             学名 Clematis hybrida  別名 テッセン,カザグルマ
今日は一日中雨模様。そんな中ふと見ると、雨粒を受けながら紫色のクレマチスが今年も咲いていました。蔓が鉄のように強いことから、日本では別名を鉄線(テッセン)とも呼びます。今では、花の色や型も増えてきて品種は約200種にもなるようです。園芸品種として中には驚くほど華麗なものもあります。
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<樹木>
連休の数日をかけて、片石造園さんがお山の中の大きくなりすぎたスギやモミに梯子をかけて刈り込みをしたり、サクラの枯れた太い枝などをカットして下さいました。子どもたちが遊んでいるときに落っこちてきたら大変ですからと・・。
ソメイヨシノは寿命約百年、このお山のソメイヨシノもそろそろよいお年になるようです。それでも、毎春たくさんの新芽を出して花を咲かせてくれる元気なお山の樹木たち。
早朝より、木々の緑が光合成を始め新鮮な酸素を空気中に放出するので、お山の小鳥たちも早朝4時45分になると一斉に鳴き始めます。それはそれは賑やかな声です。今日のような雨の日は比較的静かですが、それでもウグイスは雨の中をしっかりと鳴き始め、一日中元気な声を響かせてくれます。
そんな自然営みに子どもたちの声が加わって、お山の中はいつも元気いっぱいです。
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本日は、園内通信「お知らせ16」「お知らせ17」「お知らせ18」「お知らせ19」【送りグループ変更届】【連絡カード】をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ16」
◇ 京都三大祭り休園について
「お知らせ17」
◇ 家庭訪問日程のお知らせ
「お知らせ18」
◇ 送りグループ変更について
◇ 夏用スモックご用意について
「お知らせ19」
◇ 第1回ふれあいサタデーのご案内

2009.04.30

4月30日(木) / ヤブヘビイチゴ・鯉のぼり・園内通信

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   <ヤブヘビイチゴ>  バラ科  原産地 日本・アジア南東部
                  学名 Duchesnea indica (Andr.) Focke
お散歩の途中にいろいろな野いちごを目にする時季です。ヘビイチゴもその一つですが、一口にヘビイチゴと言っても、多くの種類があります。オオヘビイチゴ,シロバナヘビイチゴ,ヒメヘビイチゴほかまだ数種類があり、花の色や食用になるならないはそれぞれ異なります。
これは五弁花のヤブヘビイチゴ。ヘビイチゴよりひとまわり大きめです。黄色で可愛らしい花をつけたあと実は赤く熟しますが(写真左/赤い果実)、食べても美味しくありません。数年前に勇気を出して試してみたら、やはり美味しくありませんでした。イチゴの種類では、白やピンク色の花をつけるものは果実も甘く食用になるものが多いです。ですからヘビイチゴの中でも、シロバナヘビイチゴやエゾヘビイチゴのように白花をつける種類は、実も甘く食用になります。これはなぜでしょうね?
では、なぜヘビイチゴという名がついたのでしょう?ヘビが出そうな草むらなどに生えているのでそんな名前がつけられたのでしょうか。まさかヘビはイチゴを食べないでしょうから・・・。
今、お山の中には、クサイチゴの白い花も、あちこちに咲いています。クサイチゴの実がたくさん採れたら、ジャムにすると美味しいです。
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お天気のよい日が続きます。今朝子どもたちの登園前に、お庭の空高くに鯉のぼりを上げました。縄を引くキュルキュル・・という音とともに空へ上ってゆく鯉のぼりを眺めていると、去年のことをついこの前のことのように思い出しました。
風を吸い込んで東へ西へ気持ちよさそうに泳いでいる鯉のぼりを眺めながら、今日も子どもたちは力いっぱいそれぞれの遊びに取り組んでいました。
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本日は、園内通信「お知らせ14」「お知らせ15」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ14」
◇ 出席カードお預かりについて
◇ 月末お持ち帰りの印刷物について
◇ 幼稚園児総合保障制度に関して  
「お知らせ15」
◇ 家庭訪問について

2009.04.24

4月24日(金) / モミ・ヒマラヤスギ・園内通信

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 <モミ> マツ科 学名 Abies firma Abies   <ヒマラヤスギ> マツ科 学名 Cedrus deodara
ヤマブキの花もほぼ咲き終わり、木々の新緑が目に飛び込んでくる季節に入りました。お山に数本あるクスノキが、毎日どっさりとオレンジ色や黄色の春落ち葉を落としていたのがようやく一段落した今、常緑針葉樹のモミやヒマラヤスギの葉先には、見るからに柔らかそうな新芽が芽吹いています。
ヒマラヤスギで思い出すのは、私の通っていた幼稚園にあったヒマラヤスギの大木。鬼ごっこでその周囲を走りまわったり、陣地の場所に決めたりしていましたが、傍らいつも私たちや幼稚園を見守ってくれているような、身近でありながらも大変威厳を持った存在だと感じていたことが思い出されます。
モミも、ドイツトウヒとともにクリスマスツリーの木として有名ですが、常緑樹でありながら春の新芽の柔らかさと黄緑色の鮮やかさは、またとても見事です。
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本日は、園内通信「お知らせ12」と**園児の健康について**をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 電話連絡テストを終えて
◇ 園児の健康管理に関して

2009.04.20

4月20日(月) / セイヨウタンポポ・園内通信

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    <セイヨウタンポポ>   キク科  ヨーロッパ原産
                     学名 Taraxacum officinale Weber
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タンポポと言えば、だいたい外国からやってきたこの「セイヨウタンポポ」を指しています。お山の中のあちこちに、また白川通り沿いにもこの黄色のタンポポをよく目にする時季です。
セイヨウタンポポの特徴は、花の下の総苞片が下向きに反り返っているところ。もともと日本に生えていた在来種のカンサイタンポポやカントウタンポポなどは、総苞片は開かずに上向きに花に沿うようについています。昔ながらの田畑や神社の境内などには、今も日本のタンポポが見られます。タンポポと言っても白花のシロバナタンポポなど他ざっと40種類ほどもありますが、お散歩をしながらタンポポを見つけたら、セイヨウタンポポかな?日本のタンポポかな?と、確かめてみるのも楽しいです。
ヨーロッパでは、食料として育てられたタンポポ。もしたくさん採れたら、葉をお浸しや胡麻和えなどにするとほろ苦く美味しい一品ができます。また、花や葉をよく洗ってグリーンサラダに混ぜてもよいし、根も火を通して食べられます。
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本日は、園内通信「お知らせ10」をお持ち帰りいただきます。
内容は、
◇ ミニミニ幼稚園ポスターお持ち帰りについて
◇ 写真袋お持ち帰りについて
◇ 雨の日の靴下ご持参のお願い
◇ 園オリジナルレインコートについて
◇ 課外教室入会お申込など

2009.04.13

4月13日(月) / シダレザクラ・園内通信

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    <枝垂れ桜>  バラ科  別名 イトザクラ
               学名 Prunus pendula Maxim. f. pendula
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今年も園庭のシダレザクラがよく咲きました。6年前に記念植樹をしたまだ幼木ですが、お庭で遊ぶ子どもたちを見守りながら年々少しずつ大きくなっています。
園内のソメイヨシノに目をやると、早、花びらは落ちて黄緑色の葉が出てきました。すっかり花びらが散ってしまったあとは萼が落ち、最後に赤い実が少しずつふくらんで落ちてくる頃になると、子どもたちも大分新しい環境に馴染んでいることでしょう。
明日は、今日に続き2日目の園庭めぐりですが、あいにくの雨模様となりそうです。今週16日まではまだ午前保育なのであまり時間的なゆとりが持てません。でも、お天気のよい日は少しでも時間を見つけてお日様のもとで遊べたらと話し合っています。
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本日は、園内通信「お知らせ5」「お知らせ6」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ5」
◇ 送り迎えの様子について
◇ お弁当について(17日~)
◇ 課外教室について 
「お知らせ6」
◇ 保護者会のご案内
◇ ちまき(子どもの日)お持ち帰りについて
◇ ひねもす教室生徒募集について

2009.04.09

4月9日(木) / ソメイヨシノ・新学期スタート・園内通信

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 <ソメイヨシノ(染井吉野)>  バラ科   原産地 日本 
                    学名 Cerasus x yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil.
春休みから咲き始めたお山の桜も、今週に入り満開を迎えています。この種は普通によく見かける桜ですが、葉が出る前から淡ピンク色の五弁花を咲かせてくれます。葉を塩漬けにして桜餅に使用する「オオシマザクラ」と、「エドヒガン」の雑種で、明治時代に染井(東京)から全国へ広まりました。
このお山では、メジロやヒヨドリなどくちばしの細い鳥たちが桜の花の蜜を吸っている姿を見ることがありますが、スズメはくちばしが太いので蜜を吸うことはできません。桜の下を歩いていると、花が一輪ごとポトリと落ちているのを見かけるのですが、大抵は、スズメが花の根もとからくちばしでちぎったものです。ちぎってから、後に残る花の元にある子房の蜜をなめるようです。
また、桜と言えば、満開が過ぎた頃の夜、桜の下を通ると素晴らしい香りが漂っていることに気づくことがあり思わず感激することがあります。それは何とも言えない甘くてパウダリーな香りで、これが桜の香りなのだと思わされます。これは、色んな桜の芳香成分が混ざった香りのようです。
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今週7日の在園児始業式,昨日は入園式を終え、いよいよ本日から歩いての送り迎えが始まりました。ほぼ9時頃には各グループともお山の上に到着し、小さい組さんは年中年長組のお兄さんお姉さんの真ん中でしっかり手をつないでもらったままお部屋まで連れてもらいます。
登園一日目だけど、長い距離を自分の力で歩いてきたという達成感もあるためか、足元の新しいお靴を誇らしげに指さして見せてくれる女の子もいました。自分のお部屋に入ると、刺繍の目印のついた上靴と交換して大切そうに靴箱に納める姿がありました。
朝の各グループお迎えの先生とクラスの先生のお顔をしっかり覚えて、日に日に園生活に慣れていかれるよう願っています。
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本日は、園内通信「お知らせ3」と連絡カードをお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 連絡カードの使用について
◇ 用園児のための総合保障制度のご案内(年少児対象)持ち帰り
◇ 送りグループ変更について

2009.03.18

3月18日(水) / 卒園式,新入園児保護者会を終えて~

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ようやく温かな春の陽射に心が和む日々となりました。園は、3学期を見送った後、新入園児保護者会を終え、来る4月からの新年度準備に入っている今日この頃です。
振り返ると、14日(土)卒園式は前日からあいにく雨模様でしたが、お昼頃には春の光が差し込む嬉しい天気となりました。午前中の卒園式で、背中をピンと伸ばして保育証書を受け取る姿は、全員が本当に凛々しく立派な姿でした。保護者の皆さまも同じ思いで見守って下さったことと存じます。その後の卒園記念写真は、あいにく雨が上がる前でしたので、大勢で室内での撮影となりました。ご協力有り難うございました。
ゆきぐみに特設された“お山のレストラン”での楽しい昼食会のあと、続く卒園記念謝恩会では、お母さま方からのリズムバンドやお遊戯のプレゼントなどで賑わい、思い出に残る楽しいひとときでした。
念入りに準備を重ねられた真剣な演奏は、子どもたちもよく知っている楽器の他に、ギターやフルートも仲間入りして少し大人っぽい雰囲気も漂う素敵なものでした。幕が閉じるとともに、子どもたちからも「すごーい!」と思わず歓声が上がったほどでした。歌を歌いながら全員で体を動かした体操も、リズムにのって楽しく、またクイズやマジックなどの楽しい出し物も続きました。
お心づくしの会に心から感謝しつつ、子どもたち一人一人を眺めながら、あまりにも早く過ぎ去ったように感じる三年間の思い出を振り返ったり、一人ずつが絵に描いた「将来の夢」に向かって歩む姿に思いを馳せたり、幸せな時間を過ごさせていただきました。会の締めくくりに保護者代表の方より頂いたお言葉は、この先大切に胸に留め、今後も太郎先生ともども精進していくための糧にさせていただきたいと思います。
会を催して下さったお母さま方と、いつも温かく見守りご協力下さいましたお父さま方に、心からお礼を申し上げます。
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   <ありがとう!子どもたちからもらった花束が満開に/花束贈呈>

2009.03.13

3月13日(金) / シロバナジンチョウゲ・園内通信

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    <白花沈丁花>  ジンチョウゲ科   原産地 中国~ヒマラヤ
                 学名 Daphne odora Thunb.
園内の草木の芽も少しずつほころび、すでに春の準備を済ませている様子が見られます。風の中で遠くを見ながらたたずんでいると、よい香りが漂います。先に目をやると、このシロバナジンチョウゲが目に入りました。とても魅力的な香りです。思わず枝を数本もらって、花瓶に飾りました。
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本日は、園内通信「お知らせ78」(年少・年中児用)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 1学期始業式について ほか 
◇ 保育用品追加注文用紙 など 

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