2008.04.11

4月11日(金) / シダレザクラ・園内通信

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 <枝垂れ桜>  バラ科  学名 Prunus pendula Maxim. f. pendula
            別名 イトザクラ
今年もよく咲いてくれた園庭の2本のシダレザクラ。シダレザクラは、日本各地に自生し長寿の桜として有名なエドヒガン(江戸彼岸)が原種だそうですが、花色の濃淡,一重や八重など多くの種類があります。シダレザクラと言えば、京都では円山公園(なかなか老齢?だから立派)や植物園西側の賀茂川沿いも美しく、また伏見醍醐寺など有名なシダレザクラの名所があちこちにあります。
平安時代に糸桜として和歌に出てくるところから、イトザクラとも呼ばれています。
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昨日の雨天があがり、今日は子どもたちの元気な声が園内に響きました。新年度登園二日目となりましたが、朝は2,3人の年中長児さんが年少児さんの手をつないで、お部屋までしっかり送り届ける微笑ましい姿が見られます。
新入園児さんにとっては、昨日できなかったことが今日はできたり、昨日は緊張で涙も出なかったけれど今日は先生の顔を見てほっとして涙が出たり、お帰りではお母さんを思い出されて、「おかあさん」と呟きながらもお友だちに手をひかれつつ頑張って帰ることができたり、日一日と重ねるごとに確実に成長されています。来週からは、保育時間も少しずつ延長し週末にはお弁当も始まります。この週末はゆっくりとご家庭で休養され、また元気なお顔に会えるのを楽しみにしています。
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昨日は園内通信「お知らせ3」、本日は「お知らせ4」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ3」
◇ 「連絡カード」のご使用について(連絡カード添付)
◇ 幼稚園児のための総合保障制度ご加入のご案内(新入園児対象)
◇ 送りグループ変更について
「お知らせ4」
◇ 保育袋・諸費用袋について
◇ 住所変更届について
◇ お誕生絵本について
◇ 「お知らせ3」の補足
◇ 園児さんに関するお知らせ
*幼稚園バレー部のお母さま方より、新入部員募集のお知らせ添付

2008.04.09

4月9日(水) / 第59回北白川幼稚園入園式

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  <ソメイヨシノ> バラ科  学名 Prunus x yedoensis Matsumura
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 ~お庭のソメイヨシノ,シダレザクラが今年も満開に咲いてくれました~
昨日の新年度始業式につづいて、本日は満開の桜に包まれ無事入園式を行うことができました。会場内に座られたお子さんを眺めていますと、お母さまとご一緒に今日の日を待ちわびていらしたご様子で、それは嬉しそうにどのお子さんもニコニコされていたのが大変印象的で嬉しく思いました。
そして式後は、園庭で各クラス毎に記念写真を撮影しました。写真は、少し幼稚園生活に慣れてこられた頃に、お手元にお届けできると思います。
さて、明日よりいよいよ幼稚園生活が始まりますね。朝から送り迎えもスタートします。保護者の皆さまには、決して急がず焦らずお子さんの一日一日の成長をお見守りご支援いただけたらと存じます。幼稚園のメンバー一同で、毎日楽しみにお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
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              『よろしくおねがいします!』
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             <祇園 鍵善さんのお饅頭>
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本日、それぞれのご家庭に、入園をお祝いして園よりお持ち帰りいただきました紅白のお饅頭は、ご縁あって、祇園 鍵善さんが特別にお作り下さいました。鍵善さんは子どもたちの食育のためにもと、小豆を使った体によい品をひとつ一つ大切に手作りされています。
お饅頭を半分にしてみると、私の大好きな粒あんが二重に包まれていて、一口いただくと小豆のよい香りが広がります。白の方はこしあんですよ。どうぞお楽しみにご賞味下さいましたら幸いに存じます。

2008.03.25

平成19年度卒園式・謝恩会をふりかえって

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  謝恩会昼食会お部屋にて~ お母さま手作りの思い出のアルバム(壁面)
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   「夏」 川あそびでサワガニと   「春」 たんぽぽ,ちょうちょと一緒
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   「冬」 雪といっぱいと戯れたね  「秋」 色おちば,キノコ,コスモスと
ここ数日で、幼稚園の桜のつぼみが早ほんのりピンク色にふくらんできました。お庭のハクモクレンの花も咲き始めました。桜の枝間から京都の街を見おろしながら、今年の冬は何と目まぐるしく、しかもハイスピードで通り過ぎた日々だったのだろう・・・と振りかえらざるを得ません。特に最終学期1,2月は、たくさんの雪の日を迎えながら、発表会に向けみんな一生懸命の毎日でした。3月は去る、と言いますが正にその通りでした。
卒園式当日。卒園証書を背筋をしっかりと伸ばして受け取る姿はさすがに立派なものでした。その後、大きな声を合わせて歌った合唱は「思い出のアルバム」、歌にある通りみんなで一緒に過ごし楽しかった出来事ばかりが思い出されましたね。
そして、もうすぐ4月。幼稚園での四季折々の経験を糧に、ランドセルが眩しいくらいのピカピカの1年生になられますことを、お山の上から太郎先生ともどもずっと応援しています。
昼食会の会場入口,そして、室内に飾ってあった松ぼっくり,コメツガの実,見たことのない実?(いつかおたずねしますね!)は大変うれしいサプライズでしたし、終始穏やかなお父さまの司会進行で進められたお母さまからの出し物の数々は、思い出しても感謝の気持ちが一杯溢れてきます。
素晴らしい会を催して下さいました保護者の皆さま方に、改めて心よりお礼を申し上げたいと存じます。有り難うございました。
*園庭にて、クラス毎に撮影しました「卒園記念写真」は、改めてお送りさせていただきます。

2008.02.13

2月13日(水) / やった!雪がいっぱい降ったよ!

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       <小さな雪だるまと雪うさぎ / 園舎のやね>
雪だるまの目はクスの実で、雪うさぎの目は南天の実で、耳は月桂樹の葉っぱで出来ていますね。
いったい誰が作ったのでしょうね?
いよいよ今朝は、このお山の中も一面の大雪。雪を踏みしめ雪景色に包まれながら、朝、第5グループは山を登りました。つきつぎに到着した子どもたちは、一面の雪に触れ、後から後から降ってくる雪の中を思いっきり駆け回っていました。
2月末の発表会に向け、各クラスとも精一杯おけいこに励む日々が続いています。園の中をこだまする年中リズムバンドの大太鼓の音も、普段よりも雪の音に包まれてこもったような優しい音を響かせていました。子どもたちの頑張りの合間に、今日は思いっきりの雪のプレゼント。本当に嬉しかったですね!
まだまだ寒い日が続きますので、お家に帰られた後は、十分に温かくしてお過ごし下さい。今夜、山の道が凍結すると、明朝滑って上り下りが難しくなりますので、本日中に凍結防止剤で山道の対策をしておきたいと思います。
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2008.01.29

1月29日(火) / クスノキの果実・園内通信

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  <クスノキの果実>  クスノキ科  原産地 中国,日本  別名 クス  
                 学名 Cinnamomum camphora (L.) Presl
お山の奥には何本かのクスノキの大木がありますが、園内には木馬の上とゆきぐみクラスの上に木があります。クスノキは4月に白い花が咲き、11月~冬の間に濃い紫色を帯びた黒い実が熟し、毎日ポツリポツリと落ちてきます。登園した子どもたちの小さな手の平には、いくつかのクスの実が大事そうににぎられていることがあります。
クスノキの葉や実は、手で擦るとよい香りがし、お料理の香りづけに使うローリエ(月桂樹)やシナモンと同じく、クスノキ科の仲間です。一般には、神社の境内や街路樹に植えられたり、樟脳の原料でもあり防虫効果があるために、仏像,木魚,家具などに使用されます。
むかし、くす玉鉄砲という細い竹筒で鉄砲をつくり、玉のかわりにクスの実を入れて飛ばす昔あそびがあったそうです。私の小さな頃は、プラスチックのおもちゃの鉄砲だったので、鉄砲玉がなくなったときに、近くにある植物の実を入れて飛ばしました。柔らかいネズミモチの実を入れたら、実が中に詰まってしまったことを思い出しました。
クスノキの果実は、スズメやヒヨドリ,カラスの好物、春の柔らかな葉は、アオスジアゲハの幼虫の大好物です。
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本日は、園内通信「お知らせ79」をお持ち帰りいだきました。
内容は、
◇ 節分の豆まきのこと
◇ おやまのミニミニ幼稚園(2月,3月)のご案内
◇ 小学校入学説明会及び半日入学の日のお帰りについて(年長児)
◇ 健康に関するお知らせ

2008.01.24

1月24日(木) / センリョウ・園内通信

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  <センリョウ(千両)の果実>  センリョウ科  原産 日本,中国,インド
                     学名 Sarcandra glabra (Thunb.) Nakai
この赤い実は、お正月のお飾りに欠かせない「センリョウ」の果実。一年で最も寒さの厳しいこの大寒の中、昨年11月からお正月を経てこうしてしっかりと赤い実をつけています。
ふと横を見れば、沈丁花(ジンチョウゲ)も目に入ります。季節を忘れることなく、今年もきちんと咲く準備をしているのです。嬉しくなるとともに、植物は本当に偉いなあと思います。
同じくセンリョウで、黄色の実が成るものに「キミノセンリョウ」があります。
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午前中から、雪が降ったりやんだりの風の冷たい一日でしたが、子どもたちは元気に登園しています。雪の舞う中も、お当番さんが行き交い、また、園内のお手製郵便ポストへ“おてがみごっこ”のお手紙を投函しにいく、嬉しい笑顔が溢れています。
今週より、いよいよ2月末の生活発表会に向けて、年少児はおゆうぎ、年中児はリズムバンド、年長児は劇のお稽古に入りました。始めは多少の戸惑いがあっても、毎日少しずつ繰り返し続けていくことで楽しくなり、クラスの絆も一段と深まっていくことでしょう。子どもたちの頑張りの日々を、保護者の皆さまとともに励まし応援したいと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ78」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 保護者会のまとめ
◇ 卒園記念品について
◇ 名作おやこ映画会のチケットについて
◇ お忘れの物のご連絡

2008.01.17

1月17日(木) / ナンテンの果実・雪がふったよ!・園内通信

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    <南天(ナンテン)の果実>  メギ科  原産 日本,中国,インド
                       学名 Nandina domestica Thunb.
学名の「Nandina」は、日本語のナンテンが語源で、「domestica」は国内の、の意味から、このナンテンもマンリョウ,センリョウなどと同じく、日本古来の「古典園芸植物」の一つです。学名の後ろには必ず命名者の名前が記載してありますが、この場合のThunb.は、スウェーデンの植物学者ツンベリー(C.P.Thunberg)となります。名前を簡略化した最後には、必ずピリオドをつけるのがルールです。
植物は、和名,英名などさまざまな呼び方をしていますが、本来はラテン語で表記するのが世界共通のルール(国際植物命名規約)となっています。海外の園芸店では、植物は学名で表記されているのがほとんどのようです。この学名を見ると、属名,種名などが分類して表されており、そこから学ぶことは多々あります。
ところでナンテンは、玄関まわりや庭木として植えられることが多いのですが、それはナンテンという音が「難を転ずる」と言い換えられて、縁起のよい木として重宝されているためでしょう。
このお山では、冬によく目に入る赤い果実を鳥が好んで食べるためか、山のあちらこちらで今も実がたわわに成っています。そう言えば、今朝も幾種類もの小鳥たちが、とても賑やかに木々の間を飛び交っていました。
果実は、“南天のどあめ”にもあるように、乾燥したものを咳止め薬として使用し、また、葉には健胃,解熱,殺菌などの作用があるので生薬として利用されています。小さい頃、母がお赤飯の上には必ず庭のナンテンの葉を飾っていたのを思い出します。
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【雪がふるふる】
朝からうっすら雪景色・・かと思ったら、子どもたちがお山に到着した頃から、どんどん雪が降り出してきました。早速、積もった雪を集めて雪のボールをつくったり、お洋服についた雪をじっと観察していたり、まだ背中のおかばんをかけたまま、思わず一番高いアスレチックの上までいって今年初めての雪空を眺める子どもたちの姿がありました。雪が大好きな子どもたちです。いつか、お庭で雪合戦ができるくらい降るといいね!
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 ほら、てぶくろがこんなになった       いっぱいふってきてるよ!       
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   ここにも雪がつもってる       ちいさな雪だるまが出来上がり!
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 Fちゃんたら !! お口にはいるかな   雪のお花が咲いたよ、と言うTくん
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本日は、園内通信「お知らせ77」をお持ち帰りいだきました。
内容は、
◇ 保護者会について
◇ 2学期保育写真展示のお知らせ
◇ 就園奨励費について
◇ 休園のお友だちのお知らせ
◇ かいが展のご案内
◇ 健康に関するお知らせ

2008.01.11

1月11日(金) / ピンクザクロの果実・園内通信

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  <石榴(ざくろ)>  ザクロ科  学名 Punica granatum L.
               英名 pomegranate   原産地 ペルシャ(現イラン)
もともとザクロは、昼夜の温度差がある砂漠地帯の国イランで育ちました。砂漠の強い太陽を浴びて、長く乾燥した秋を越し、厳しい冬の寒さで害虫がつくこともないために、完全に無農薬の甘味あふれる食用ザクロができるので、イランでは「生命の果実」として食用や生薬に大事に利用されています。
やがて地中海沿岸へ、そしてヨーロッパにも広がり、日本にはシルクロードを通って平安時代に入ってきました。日本のザクロは食用よりも観賞用として植えられることが多く、6月頃から夏の間に咲く赤い花がとても目をひきます。9月~10月にはザクロ独特の小さな果実が成り、冬1月頃には実がざっくりと割れて中の赤い種がのぞくほどになります。
ザクロで思い出すのは、小さい頃からずっと一緒だった幼なじみの友だちの家の庭で、夢中になって遊んでいたときに見える夕陽に照らされたザクロの木でした。夏には赤オレンジ色の花が、冬の最中にはかじかむ手を擦りながら、ボール遊びで空を見上げたときに、赤く実ったザクロの果実がよく目に入ったものです。
このザクロを見つめつつ、そんな遠い昔に思いを馳せていると、その時、友だちと話していた内容までが色鮮やかに思い出されて来るのです。
真っ暗になるまで遊んでいた頃が、本当に懐かしいです。
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3学期が始まり、早1週間が過ぎました。各クラスでは、冬休みの楽しかった思い出を絵を描いたり、昔あそびの独楽回し、福笑い、けん玉などに挑戦しています。外遊びでは、思い思いの遊びに思いっきり取り組む子どもたちの声が響いています。
今日、年中児の一人が、「せんせい、とんだよ!とんだよ!」と大喜びの声をあげて呼びにきました。手には手作りの凧を持っていて大変得意気です。どこまでもついてきてくれる自分だけのお手製凧を、頭の上から引っ張りながら園庭まで勢いよく走っていきました。
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本日は、園内通信「お知らせ76」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 第7回ふれあいサタデーのご案内
   -親子で昔あそびを楽しもう!-
   (竹馬,けん玉,独楽,お手玉,竹ぽっくり,羽子板,おはじきetc.)
   奮ってご参加下さい。

2008.01.07

1月7日(月) 干支ねずみとサルトリイバラの実・園内通信

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   <サルトリイバラ> サルトリイバラ科  学名 Smilax china L.
「あけましておめでとうございます。」
今年は干支の筆頭のネズミ年です。ネズミと言えば・・・小さい頃にテレビでやっていたイタリアの人形劇「トッポ・ジージョ」が懐かしい、また、今年いただいた年賀状にもよく登場していたディズニーのミッキーマウス、そして身近なのはパソコンのマウス!、昔、お祭りで連れて帰ってきて飼っていたのは白いハツカネズミだったなぁ・・と、いくつかが思い浮かんできます。
ネズミは大黒天の使いで、富をもたらし、子孫繁栄を導き、家を守ると言われます。ネズミにあやかり、皆さまの今年一年が幸多く、健康で元気にこまめに動き回れる年になりますよう願っています。
いよいよ昨日より寒の入りとなり、2月の節分までのほぼ1ケ月間は、1年で一番厳しい寒さを迎えます。今週末くらいから冬型の寒さが戻ってくる模様です。睡眠をしっかりとり、温かいスープなどで体を冷やさないよう注意したいものです。
また今日1月7日は、春の七草粥をいただく日。お正月からのご馳走で疲れた胃を休めたり、若草の芽をいただいて新しい生命力を身につけようと願うものです。七草は、せり,なずな,ごぎょう,はこべら,ほとけのざ,すずな(かぶ),すずしろ(大根)の七つ。今朝、このお山をざっと見回したところ、はこべはまだ芽吹いていないし、ようやく芽を出した「ごぎょう(母子草)」くらいしか見当たりませんでした。
七草でなくても、春菊,ラディッシュ,かいわれ大根,ゆずの千切りなどを使ってお母さんオリジナルのお粥を作られてもよいですね。私は、無農薬の大根葉が手に入ったら、細かく刻んでちりめんじゃことごま油で炒め、七味唐辛子,お醤油で味付けしたものを、白粥にトッピングしていただいたりもします。
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           【“The Animals” 村田 肇一氏作】
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                     <陶の動物たち・アフリカシリーズ>
園長室の玄関内に昔から飾っている陶器の動物たちがいます。とても愛らしくて私も気に入っています。よくお尋ねをいただきますのでここでご紹介しますと、上の写真のネズミも同じく、これは村田肇一さんという作家さんの作品です。このネズミを昨年ある所で見つけたとき、一目でこの方のものだとわかり仲間に迎え入れました。
干支の動物たちも作っておられるとのこと、毎年一つずつ集めていくのも楽しいかも知れません。
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本日は、園内通信「お知らせ75」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ ごあいさつ
◇ お弁当,カプラ教室,ひねもす教室開始日。各課外教室開始日のお知らせ
◇ 1月分保育料の取り扱いについて
◇ 園児名簿関連のお知らせ

2007.12.17

12月17日(月) / クリスマスホーリー・サンタさんがきたよ!・園内通信

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 <セイヨウヒイラギ>(西洋柊)  別名 クリスマスホーリー  モチノキ科
                      学名 Ilex aquifolium L.
                      原産地 地中海~西アジア
赤い実をつけたクリスマスホーリーは、モミの木やドイツトウヒとともにクリスマスにはお馴染みの木の一つ。クリスマスカードにもよく描かれており、ヨーロッパでは神聖な木とされこの木を魔除けに玄関に飾ったり、またお料理のお皿に添えたりします。緑の葉と赤い実が、子どもの頃のクリスマスケーキには必ず飾られていたものです。
また、ひいらぎと言えば口ずさむ歌に、「ひいらぎかざろう」(賛美歌[第二編129])があります。
   ひいらぎかざろう ファララララ ラ ラララ
   はれぎにきかえて ファララララ ラ ラララ
   カロルをうたおう ファララ ラララ ラララ
   たのしいこのとき ファララララ ラ ラララ
あちこちで歌われているので、多分聞き覚えがおありでしょう。
もうすぐクリスマス!先週末のお昼頃、山の上から西に広がる街の景色を臨みながら、「サンタさん、きてくれるかなあ?きてくれたらいいなあ」と呟いていたのは年中児のTちゃん。みんなみんな、憧れのサンタさんをずっと心待ちにしていたのです。すると、今日の11時頃のこと・・・。
“シャン シャン シャン”と鈴の音を鳴らし、トナカイの引くソリにのった大きなサンタさんが、お山のてっぺんに降り立ちました。手に、子どもたちへのプレゼントで大きくふくれた白い袋を抱えてお山を下りてこられました。
そしてそれぞれのお部屋で過ごしている子どもたちの所へ、『メリークリスマス!』と、低くしわがれた声で扉をノックして入ってこられたので、子どもたちはみんなびっくりおおよろこび!! 一つ一つの園舎をまわり、そして最後には園長室にも来られました。
あまりに大きな体なので、玄関の扉がこわれるかと思ったほどです。そして、園内のアナウンスで園長先生に紹介された後、直接マイクで子どもたちへのメッセージを届けてくださいました。間もなく、サンタさんは、園長先生と私とりょうま先生が見送る中、急ぎ足で園をあとにされました。
子どもたちが、サンタさんからのプレゼントを先生と一緒に開けて見ていた頃、多忙なサンタさんは、再びてっぺんに停めていたソリに乗り、鈴の音とともに空高く見えなくなりました。
「サンタさん!ありがとう~!」と、各お部屋から駆け出してきた子どもたちの声が園内にこだましたちょうどその時、青い空高くにピカッと光るものが見えました。きっと、子どもたちの声がサンタさんに届いたのに違いありません・・・・・
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   『ここは、たくさんお部屋があるぞ。よしよし、つぎはどのお部屋に行こうかな? 』
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 <たんぽぽぐみ園舎へ>    <ちゅーりっぷぐみ園舎へ>     <月ぐみ園舎へ>
あと一週間でメリークリスマスがやってきます。よい子にしていたら、みんなのお家にもサンタさんがきっときてくださることでしょう。
どうぞ、子どもたちの夢が叶いますように!!
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本日は、園内通信「お知らせ74」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 冬休み期間と3学期始業式について
◇ 3学期お弁当スタート日について
◇ カプラ教室スタート日について
◇ 1月分保育料について *学期末手提げ袋のお持たせのお願い
                  *暖房費未納について
◇ 休園,退園(ご家庭のご都合により)のお友だちのお知らせ
◇ 月ぐみ園児が2学期に覚えられた俳句
◇ 園HPについて
◇ ごあいさつ

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