2007.09.11

9月11日(火) / アンティークタイル・園内通信

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   <ミントン社 アンティークタイル> 1948年頃作出 イギリス
特に女性は陶器に目がない方が多いようですが、かく言う私もそのうちの一人で若い頃から陶磁器が好きです。20代後半からは国内外問わずアンティーク製品にも目が奪われ、年代を経た西洋アンティーク家具や日本製の骨董をあちこち見て回った時期がありました。今ではそんな熱い思い?も少し落ち着き、モダンな北欧インテリアがかもし出すムードも好みです。
このアンティークタイルは、昨年夏にある店先で見つけたもの。秋に果実をつけた山ぶどうの実を、食べたそうに眺めている山鳥の様子が何とも愛らしく思って購入しました。
食器メーカーとして有名なウエッジウッドWEDGWOODやミントンMINTONも、産業革命当時から建物の壁や床材料としてタイルを生産していたようです。また世界で最も古いタイルは、今から4600年ほど前に建てられた、エジプトの階段ピラミッドの地下通廊の壁に使われた水色のタイルで、それは砂漠の砂を使って作られたそうです。我が国日本には、仏教の伝来とともに百済から瓦焼きの技術が導入され、寺院建築の屋根瓦などが多く焼かれるようになったのがタイルの始まりとのこと。
そんな思いで、たった1枚のタイルを眺めてみるのも面白いものです。ご家庭のキッチン,壁,浴室などには、綺麗な色や柄の描かれたタイルが目に入ることでしょう。大きめのタイルは、鍋敷きや花瓶置きにも使えて楽しめそうです。
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本日は、園内通信「お知らせ48」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 平成19年度私立幼稚園保育料軽減補助(京都府補助金)について
   (京都府より持ち帰り資料あり)
◇ お忘れ物のお知らせ
◇ 平成20年度第2回入園説明会のご案内
   ・明日12日(水) 午後2時~

2007.09.06

9月6日(木) / クロアゲハがおちてたよ・セミの抜け殻・コジャノメ・おそうじじょうず・園内通信

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        <クロアゲハ>  アゲハチョウの仲間
                    学名 Papilio protenor
今朝、外に落ちていた「クロアゲハ」。細長い体部分はすでにアリが食べてしまったらしく、綺麗なハネがそのまま残っていました。このお山にはクロアゲハが多いのですが、幼虫はあまり目にしません。きっと、高いミカンの木などに卵を産みつけるのでしょう。竹やぶを気持ちよさそうに飛んでいるのを見かけますが、クロアゲハの雄は明るさや季節によって飛ぶコースを決める習性があり、その道を「チョウ道(ちょうどう)」と呼びます。道案内をしてくれるように、前を飛ぶこともあります。チョウには不思議がたくさんあるように思っています。
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今日のお帰りの時、すれ違いざまに『せんせい、セミの抜け殻おいといたしな!』と、おかばんを揺らして走っていったのは、MくんとSくん。戻ってみたら嬉しい置きみやげが3つ(^-^)。並べてみると、
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    <左から、アブラゼミ → ニイニイゼミ → ツクツクボウシ>
ニイニイゼミは殻にどろがついていて判りやすい ツクツクボウシはアブラゼミより細長く小さめで繊細な抜け殻。
その辺子どもたちはよく知っている。勿論オスかメスかも。
**セミと言えば***
今朝早朝5時半のこと、頭上から鳴り響くセミの大きな声で目が覚めました。夏の終わりを告げる「ツクツクボウシ」は、これでもかこれでもかと夏を惜しむように鳴きつづけています。「朝の自然のヒーリングミュージックだわ」と思ってもう一度目をつむっても、どうも賑やかすぎます。仕方なく横のドアから外に出て見ると、真上の木からさらに大きな声を鳴り響かせていました。耳を澄ますとお向かいの山やもっと遠くの方からも、ツクツクボウシの大合唱が聞こえてきました。そろそろ秋が近づいているのかなあ。
早朝に小鳥たちが一斉に鳴き出すのも、日の出とともに木々の緑が光合成を開始し、新鮮な酸素を空気中に大放出するから・・・とのこと。私も、すがすがしい朝の香りを胸一杯に吸い込み、すっかり目が覚めたところで今日の一日がスタートしました。
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  【コジャノメ】 タテハチョウ科
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「あっ、せんせいのおへやにチョウチョが入っていったよ!」と数人が指さして教えてくれました。後になって室内をチョウがヒラヒラ飛んでいるのに気がついて見たら、タテハチョウの仲間「コジャノメ」でした。デジカメを向けるとそっとハネを広げて静止してくれます。カシャッと撮り終えたら、またハネを閉じます。以前お庭でタテハチョウを撮ろうとしたら、あちらに飛んでいったチョウが戻ってきて目の真ん前にとまってくれたこともありました。チョウはやっぱり不思議です。
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 『ぼくもおそうじするよ!』
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お山の桜の葉は、夏休み中からハラハラと黄色い落ち葉を落とします。履いても履いても・・の季節がまたやってきました。年中児Sくんは、朝私が落ち葉掃きをしていたら何処からかほうきを持ってきて手伝ってくれます。今日のお昼前ふと見ると、今度はRくんもりょうま先生のお手伝いをしていました。郵便屋さんもチラリと偉いなあってお顔で下りて行かれました。おそうじは大変だけど楽しいね!またお願いします。
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本日は、園内通信「お知らせ47」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 昨日の保護者会でお話した内容と補足
 ①平成20年度園児募集について
 ②来年度の諸費用について
 ③秋の行事(第58回運動会,静原おいも掘り遠足)について
 ④京都府の保育料軽減補助制度について
 ⑤その他 カプラ教室開催についてなど

2007.09.03

9月3日(月) / 2学期スタート・千日紅・ふ化後の幼虫がいたよ!・園内通信

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       <センニチコウ>   ヒユ科 熱帯アメリカ原産 
                     学名 Gomphrena globosa
            
暑い夏の最中の園内には、オレンジ色をした大きな“ヤブカンゾウ”や白い“ムクゲ”の花が咲いていました。つい先日、濃ピンクのセンニチコウが目に入ったので、これは園芸店で求めました。千日もの間、花の色が褪せないことからついた名だそうですが、そう言えば私の娘時分に淡ピンクのセンニチコウを束にして、長い間部屋に飾っていたことをふと思い出しました。よくドライフラワーに使われ、他に白,赤,ピンク,オレンジ色などがあります。
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       【もう、卵からふ化したての2齢幼虫がいたよ!】<夏型アゲハ>9月3日
今朝見つけた赤ちゃん幼虫。そう言えば、夏の猛暑の中も、アゲハ,クロアゲハ,アオスジアゲハなどが涼しげに飛んでいるのをよく見かけました。竹やぶの狭間を乱舞する2匹のクロアゲハを見たときには感激しました。竹の節から出た水分を求めて飛んでいたようです。竹と言えば、夏の夜に竹の節々からシャワーのように水分を放出することがあります。きっと吸い上げた樹液の量を調節しているのでしょう。竹やぶ全体の現象ですが、それは一瞬雨と間違えるくらいの水の音がして、これもとても神秘的な気分になります。
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子どもたちの元気な声が幼稚園に戻り、いよいよ今日から2学期がスタートしました。日焼けして、お休み中に確実に成長された懐かしいお顔が次々に揃い、夏休みのお話を嬉しそうに聞かせてくれました。長い夏休みでしたから、ご家庭でのペースから毎日少しずつ登園のペースにまた馴染んでいただけたらと思います。早速明日からはお弁当も始まり午後降園となりますので、毎日の帰宅後は十分に休養をされまた次の日に備えていただきますように。
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本日は、園内通信「お知らせ44」「お知らせ45」「お知らせ46(ふれあいサタデーのご案内)」(連絡カード)(送りグループ変更届)をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ44」
◇新入園のお友だちのご紹介
◇お弁当について
◇手提げ袋について
◇体操服などについて
◇月ぐみ水泳教室について
◇保育料について
◇平成20年度入園願書発行について
◇平成20年度入園説明会について
◇平成20年度園児募集ポスターについて
「お知らせ45」
◇保護者会のご案内
◇ふれあい秋祭りのご案内
  9月9日(日) 午前10時 ~カプラで遊ぼう!~
           於/北白川小学校体育館
「お知らせ46」
◇第4回ふれあいサタデーのご案内

2007.07.12

7月12日(木) / 紫陽花アナベル・園内通信

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<アナベル> ユキノシタ科  学名 Hydrangea arborescens cv. Annabelle.
                    別名 ハイドランジア アナベル
ふんわりと優しく上品な紫陽花は、“アナベル”。緑色のつぼみがだんだん薄緑色のつぼみとなり、花は大手毬のように真っ白の花になります。ヨーロッパ的な雰囲気のあるアナベルの群生を信州の田舎町で初めて見たときに、思わず立ち止まって見とれてしまったことがありました。高さは150㎝くらいになるため、日陰のガーデンに植え込むととても明るく華やかにしてくれそうです。また、白花の種類で織りなす「ホワイトガーデン」にも欠かせない素敵な紫陽花です。
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梅雨の最中ですが、今朝園内の植え込みにセミの抜け殻がコロンと落ちていました。そう言えば最近の雨上がりの夕方には、早セミの鳴き声が時折聞こえてきます。でも、暑い夏はもう少し先。たった一ぴきで鳴く声はやはりまだ寂しげに聞こえます。今日は、府南部に大雨洪水警報が発令されましたが、天候の崩れもさほどなく無事降園にいたることができました。ここしばらくは雨続きですので、お庭で思いっきり遊べないのがとても残念です。ぜひ夏期保育中には、子どもたちの声が晴れ間にいっぱい響くことを願っています。
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本日は、園内通信「お知らせ42」「お知らせ43」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ42」
◇ 夏期保育スケジュールについて
◇ 2学期始業式
◇ 年長児が1学期に覚えた俳句
◇ 園児募集について
「お知らせ43」
◇ 夏期保育について(補足)
◇ 「1学期生活発表会ビデオについて」(補足)

2007.07.10

7月10日(火) / 額紫陽花・朝の一こまから雑感・園内通信

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<ガクアジサイ> ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla (Thunb.)Ser.
                      別名 ハイドランジア
幼稚園の石段を下りてきた“山の学校”の入口に、雨の中に一つ咲いていた「額紫陽花」はとても涼しげで質素なイメージです。その昔奈良時代に、日本の海岸に多く自生していた額紫陽花は、今世界中に咲く多くの園芸種紫陽花の原種となるそうです。額紫陽花の内側にある小さなプツプツとした花が本来の花で、周りの大きな花はガク=装飾花(おしべやめしべのない飾りの花)です。今みる西洋紫陽花のすべては、この中央の花をすべて装飾花にした園芸種なので、とても華やかさがあります。
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雨ふりの一日となりました。8時45分から、次々にしっかりとレインコートに身を包んだ子どもたちが各お部屋に到着してきます。着いた子から順に、長靴を靴箱に入れて上靴に履き替え、レインコートやおかばんを所定の位置にかけて、出席シールをお帳面に貼りながらクラスの先生やお友だちを待っています。そんな、お友だちと話して過ごす朝のひと時がとても楽しそうです。
今朝一番に到着した年少クラスの女の子二人は、いつも仲良し。今日は保育でスイカ割りをするので、お家から持参したおしぼりタオルをケースから取り出し、そこにある自分のお気に入りのキャラクターを指して、「ねえ、これ、かわいいでしょ?」「これは?」「じゃ、これは?」と聞き合いっこをして、お友だちが「うん、かわいいよ」と言ってくれたらとても満足そうな笑顔をします。やはり女の子、自分の持ち物が素敵ね・・と相手に共感してもらえたら嬉しくなります。そんな様子をうかがいながら一緒に過ごしていると、次は男の子グループが到着しました。
「おはよう」と声をかけるやいなや、『せんせい、ぼく恐竜好きやねん』と言いいながらお部屋に入り、取り出したのは恐竜のついたハンカチ。得意げな表情です。
「せんせいは、そのティラノザウルス好きやなあ」と言うと、『ぼくはスピノザウルス』と返ってきます。トリケラトプスは草食でティラノやスピノは肉食であることやその意味をすでに知っています。やはり、恐竜の姿や何億年前の恐竜の戦いは男の子の憧れの対象のようです。自分自身が恐竜になった気持ちで、格好いい戦いの真似をしたくなるかも知れません。
ご家庭では、子どもとゆっくり話をしたり健康面のケアをするのはお母さんが大方ですが、一方お父さんとは「レスリング遊び」や「すもう遊び」が楽しめるのではないかと思います。お父さんとは、子どもが本気になって全力でぶつかっていき叩くこともできますが、この親子のスキンシップをともなうレスリング遊びは元気な女の子にとってもとても楽しいものです。私も小さな頃は、よくこのような遊びをしてもらったものです。子どもなりにも勝てると思って向かっていくのですが、当然大きな力でスルリッと転がされてしまいます。悔しくて悔しくてこれでもかと向かっていきますが、一線を越える時こそ、お父さんの出番だと思います。
「それはダメや!」と反則の場所を教えることで戦いごっこのルールを覚えることができます。そんな遊びを家庭で取り入れていると、子ども自身が自分で痛みを知り、また相手の痛みも察することができるので、「どこでやめるか」を知ることもできます。そんな親子のスキンシップの中で、特に元気を持て余し気味のお子さんには、お父さんの大きな存在から体で学ぶことが大変貴重なことではないかと思います。
夏は自然とともに、子どもたちがぐんぐん成長する時期でもあります。ご家庭でも、この夏はアウトドアで、または家の中で、体をつかう色んな遊びの体験を教えてあげて下さい。
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本日は、園内通信「お知らせ41」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 尿検査,ぎょう虫検査の結果についてご報告
◇ 「お誕生ありがとう運動」の参加カードの持ち帰りについて
◇ 各課外教室,ひねもす教室について

2007.07.06

7月6日(金) / 紫陽花・視力検査・園内通信

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   <アジサイ> ユキノシタ科   学名 Hydrangea macrophylla
                        別名 ハイドランジア
紫陽花と言えば、まずこのブルーのイメージが思い浮かびます。これは、第3園舎の下にありますが、毎年結構長い間咲き続けてくれます。夏が過ぎて秋になる頃、ブルーの色がほどよいレトロ色のドライフラワーになるのも自然からの贈り物だと思い、毎年楽しみにしています。紫陽花の花自体、夏場の強い太陽の元だとしんなりしていますが、日陰にある紫陽花はどれも生き生きしています。どちらかと言えば、日陰にあった植物なのでしょう。日陰の庭造りとして、葉がふんわりしている紫陽花をいろんな種類植えられたらとても素敵でしょうね。
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本日と月曜日の2日間、年長児クラスの視力検査のため各クラスへまいりました。視標(ランドルト環→C)から約5m離れた位置に立って、片方ずつ遮眼子を押さえて計ります。ドーナッツ型の開いている方をうまく指さしたり、「右」「左」が解る子はお口でしっかり答えられます。見えにくい場合は、一段大きい環を指すとやはり見え易くなります。立って検査をしているお友だちの横で順番を待っている子が、同じように目を隠しながら一生懸命予備練習している姿は微笑ましく、また少しでも見えるようにと遮眼子をそっとずらしながら頑張って答えようとする姿もとても可愛らしいです。
視力が0.7未満の場合は、小学校の教室の一番後ろの席から黒板の字が見えにくくなりますから、出席カードの視力欄に赤丸の記入をしています。視力が0.7以上の場合は青丸(1.0以上は緑丸)を記入しています。
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本日は、園内通信「お知らせ40」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
◇ 短縮保育について
◇ 祇園祭について(園則)
◇ 絵のアルバムについて
◇ PTAバレーボール大会府下大会出場の結果報告
◇ 園児さんの休園について
◇ 「福音館がおすすめする夏の本」について
◇ 就園奨励費(京都市補助金)について
◇ 1学期終了式について
◇ ミニミニ幼稚園開催について
    明日7日(土)  前10時~11時
    テーマ “たなばたかざりをつくろう!”
    ・幼稚園のお山の笹を使って、親子で七夕飾りをつくって結びましょう!
  *皆さまお誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。
    

2007.07.03

7月3日(火) / 紫陽花・夏の活動・園内通信

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   <アジサイ> ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla
                        別名 ハイドランジア
お山の中に、同じスペース内なのにピンクとブルーの紫陽花が混在しているのが面白い場所があります。紫陽花は土壌のpHによって色が変わり、酸性の土だと青色にアルカリ性の土だと赤くなりますから、土質が微妙に違うのでしょう。この西洋紫陽花も、日本原種の「額紫陽花」や「山紫陽花」などの品種から作り出されたもので、ピンク色がとても愛らしいです。先日あるお店で、ピンクの西洋紫陽花と少々くすんだピンクのバラが花瓶に生けてあり、素敵だなあと見とれたことがありました。
ここは、イノシシが土中のミミズを物色に来て土を掘り返していくので、今年も紫陽花が咲くかどうかと実は案じていたのです。きれいに咲いてくれてよかった、有り難う!
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今日のお昼前は徐々に晴れ間が出てきて、年少クラスは無事、近くの川までサンダルをはいて川遊びに出かけました。今年は小さなサワガニがたくさんいたそうです。その後、元気に園に戻りお弁当を食べました。残る1学期は、各学年とも夏の活動が続きます。明日は、年長クラスが“スイカ割り”をする予定です。目隠しをして、みんなのかけ声をたよりに真っ直ぐ進んで、お目当てのスイカを上手くたたけるかな?ここ暫くのお天気は、湿度があり気温も20℃以上ありますから、きっと気持ちよく夏先取りの活動をいっぱい楽しめることと思います。
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本日は、園内通信「お知らせ38」「お知らせ39」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ38」
◇ 京都市・大津市就園奨励費について
◇ 1学期生活発表会ビデオのお知らせ(申込書つき)
「お知らせ39」
◇ 京都市就園奨励費記入のための詳細について
 ・ご質問等ありましたら、園または市教委までお電話して下さい。

2007.06.27

6月27日(水) / 紫陽花・発表会リハーサル終了・当園バレーボールチームが優勝!・園内通信

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   <アジサイ> ユキノシタ科  学名 Hydrangea macrophylla
                       別名 ハイドランジア
今年は、薄紫色系のアジサイがたくさん咲いています。日本原産の紫陽花は国内でも昔から愛されている花ですが、最も古くは桃山時代の狩野永徳作の障壁画「松紫陽花図」(重要文化財指定/南禅寺)が、紫陽花を描いた初期の頃の絵として残っているようです。
アジサイの花後は短く刈り込んでも、また次の年には新芽がしっかり伸びてきてくれます。この地植えのアジサイの下に、以前に鉢植えで手に入れてからずっと花が咲かないままだったアナベル(ヨーロッパアジサイの種類)を置いたままだったことを思い出しました。そろそろ手入れをしてあげなければいけません。
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昨日、今日の二日間、1学期生活発表会のリハーサルを9時半より行いました。ビデオカメラ2台とカメラ2台での撮影も無事終了しました。演技をする子は日頃の練習の成果を笑顔で力いっぱい発揮できましたし、一方演技を終えて舞台を見守るお客さんとしての態度もなかなか立派なものでした。各クラスで作り上げてきたお遊戯を、28日29日の保護者鑑賞日にはお家の方々に楽しみにご覧いただけたらと存じます。
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 【左京地区PTAバレーボール大会 北白川幼稚園バレーボールチーム優勝!!】
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昨日の試合終了後、優勝トロフィーと賞状が、チームのお母さまの手により園に届けられました。お母さま方は、常々何よりバレーボールを楽しむこと、そしてチームの調和を第一に日々練習を重ねている旨仰っておいででした。そして昨日、突き抜けたようなお二人の笑顔にはうっすら涙が浮かんでいました。ユニフォームに刻まれたラテン語Concordia(コンコルディア=調和)のように、一人一人の調和の心がこんなにも大きな結果に結びついたことを、とても嬉しくお祝い申し上げました。二日間のリハーサルに臨む子どもたちがお遊戯に取り組んできた姿と、お母さま方の試合の姿が重なります。
バレーボールチームのお母さま方、心よりおめでとうございます。
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本日は、園内通信「お知らせ36」「お知らせ37」を持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ36」
◇ 生活発表会保護者鑑賞日について(補足)
◇ 「中学生生き方探求・チャレンジ体験」受け入れについて
◇ 「保護者の声(HP)」について
◇ 祝優勝!左京地区PTAバレーボール大会速報
◇ 絵本貸し出しについて
「お知らせ37」(年長用)
◇ 月ぐみ水泳教室について
◇ 月ぐみ視力検査について

2007.06.25

6月25日(月) / 柏葉紫陽花・園内通信

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     <カシワバアジサイ>   ユキノシタ科
                      学名 Hydrangea quercifolia
                      別名 スノーフレーク
色とりどりのアジサイが美しい頃、このカシワバアジサイも今年はさらに大きな株になり、多くの白い円錐状の花穂をつけてくれました。葉の形が、柏餅を包む柏の葉に似ていることから柏葉アジサイと名付けられました。これは八重咲スノーフレークの種類。
紫陽花の原産地は日本です。京都には、宇治の三室戸寺のあじさい園,西京区大原野の善峯寺などその他アジサイの名所がたくさんあります。そう言えば大原三千院にも、多くのアジサイが咲く裏庭がありましたが今も咲いている頃でしょうか。
その昔、P.F.シーボルトが日本のアジサイに魅せられてヨーロッパに持ち帰ったことにより、ヨーロッパでも多くの品種改良が行われて、800~1000種以上のアジサイが育てられています。
フランス北部、ノルマンディ地方ジヴェル二ーには画家モネの庭がありますが、日本がとても好きだった彼の庭にもフジ,スイレン,アジサイなどの美しいブルーの花々が咲いている頃でしょう。同じくノルマンディのヴァランジュヴィル・シュル・メールという小さな村に、神秘的なアジサイ庭園「「シャムロック庭園」」があります。ヨーロッパ一のアジサイの収集家であるコリンヌ・マレさんという女性がご夫婦で維持管理するシャムロック庭園も、日本と同じアジサイの季節6月から9月一杯まで開園しています。酸性が勝ったシャムロックの土は、アジサイを魔法のように見事に咲かせてくれるそうです。
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      【御結婚おめでとうございます】
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週末は、3月末に退職された純世先生の挙式,披露宴が北山ル・アンジェ教会で執り行われました。梅雨の最中の夏日のように晴れた一日、まさにカシワバアジサイと同じく純白の美しいジューン・ブライドでした。挙式後の中庭には、元ほし組の子どもたちや保護者の方々が中心に大勢がお越しになり、先生のご両親もその様子には驚いておいででした。最後に撮影された子どもたちが取り巻く記念写真は、先生ご夫婦の思い出の宝物になることでしょう。岩倉にお住まいですから、今後たびたびお目にかかれることと存じます。お幸せをお祈りしています!
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本日は、園内通信「お知らせ34」「お知らせ35」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ34」
◇ 内科診断(先週末21日,22日実施)の総括
「お知らせ35」
◇ 尿検査,ぎょう虫検査について
  ・検査用品5種類をお持ち帰りいただきました。 

2007.06.21

6月21日(木) / ホタルブクロ・カブトがいたよ!・園内通信

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   <ホタルブクロ>(蛍袋)    キキヨウ科 ホタルブクロ属
                      学名 Campanula puncutata
ラテン語学名の「Campanula」は小さな鐘を意味しますが、カンパネラと言えばリストの代表作で、鐘の音が遠くから響いてくるように、オクターブの指使いで音色を効かせる美しい曲「ラ・カンパネラ」が思い浮かびます。また、別名ツリガネソウとも言うように、下向きに揃って咲く様子はなるほど可愛らしい鐘のようです。私は、小学生の時に信州の山で高山植物の存在を知り、ヤマホタルブクロに出会ったのがこの植物を知るきっかけでした。
このお山にも、たった一株ですが、毎年同じ場所に咲いてくれるホタルブクロがあります。この和名ホタルブクロの名の由来は、子どもがちょうどこの花が咲く季節に現れるホタルを中に入れて、虫かご代わりにしていたからとか、提灯を「火垂る(提灯の古語)」と呼んだからなどと言われていますが、どちらも風情豊かな初夏の風物詩を思わせます。実際に、ホタルがこの花の中にいることがあるようで、実はこの中で休憩するのが好きなのかも知れません。
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6月も早後半。お山は毎朝、ウグイスの声やコゲラ(キツツキの仲間)が木の幹をつつく音が響きます。そして朝9時前になると、入れ替わりに子どもたちの元気な声に包まれてお山の一日がはじまります。
子どもたちの大好きなダンゴムシは、昆虫ではなくエビやカニと同じ甲殻類の仲間です。お母さん(メス)は、真っ黒のお父さんダンゴムシとは異なり、背中に金色の点々がついていることは今ではみんなが知っていますが、そのお腹をひっくり返してみるとお腹の袋(育房←いくぼう)に、たまごをたくさん抱いているのが近頃見られます。お庭遊びの最中、子どもの手の平でお腹の袋が破れ、薄黄色の赤ちゃんが山ほど(100匹以上)出てくるところに出会うこともあります。赤ちゃんは、秋を過ぎて冬を越して、来年の夏まで約1年かけて大人になります。ほかに、糸のように細いカマキリの子どもにも出会います。手の平に乗せて観察しているシーンをよく見かけます。
こうしてたくさんの命が育っていることを嬉しく思うこの頃、保護者のお母さま方の中には、ご出産を控え大切な命を身ごもっていらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。先日、「陣痛が始まりましたので、お迎えは代わりの○○さんに・・・」とお電話を頂戴したときには驚きましたが、無事ご出産されますようにと、ただただ祈るような心境になりました。そして、無事のご出産をお聞きした折りには、皆で安心しました。今後、夏休みから秋にかけ、暑い夏を乗り越えてご出産される方もおいでです。どうぞお体ご自愛下さいますように。
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【お庭にカブトムシがいたんだ!】 / 年少児外遊びのとき        
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  <カブトムシのメス♀>     <ぼくが見つけたよ!ってKくん>
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<昆虫ゼリーをあげたら、ペロリと二つ食べちゃったよ。またお山に帰してあげよう>
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本日は、園内通信「お知らせ31」「お知らせ32」「お知らせ33」をお持ち帰りいただきました。
内容は、
「お知らせ31」
◇ 昨日の避難訓練(左京消防署より消防士さん3名来園)についてのご報告
「お知らせ32」
◇ 1学期生活発表会(保護者鑑賞日)・左京地区PTAバレーボール大会のお知らせ
「お知らせ33」
◇ 悪天候(注意報,警報発令)の場合の保育について

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