文学部で学んだこと――100年先の世界のために―― 更新日:2021年3月17日 公開日:2010年7月2日 山びこ通信巻頭文 山下太郎 私は英文科四回生の秋、思い切って西洋古典文学に専攻を変える決意をした。岡道男先生(当時の主任教授)のおられた研究室は、今はなき煉瓦造りの旧館二階にあった。専攻変更のお願いをするため、おそるおそる先生の部屋の扉を […] 続きを読む
新たなる挑戦――山の学校6周年目を迎えるにあたって―― 更新日:2021年3月17日 公開日:2010年7月2日 山びこ通信巻頭文 山下太郎 今の教育はどこかおかしいのではなく、もはや狂っていると言った方がよいのではないか(私たちが目を覚ますという意味で)。学ぶ者(本来教える者も学ぶ者のはずだが)は、真の学びの喜びを味わうことなく、試験のため、受験の […] 続きを読む
「勉強が出来る」ということ――行いて余力あらば即ちもって文を学ぶ―― 更新日:2021年3月17日 公開日:2010年7月2日 山びこ通信巻頭文 山下太郎 日本では「勉強が出来る子」と言えば、試験で成績の良い生徒のことを意味するが、同じ言葉を世界の中で用いれば、それは「学校に通って勉強できる恵まれた環境にいる子ども」を意味する。世界広しといえども、日本ほど長時間「 […] 続きを読む
「三つ子の魂百まで」をめぐって――深く考え、豊かに感じるために―― 更新日:2019年9月24日 公開日:2010年7月1日 巻頭文 「三つ子の魂百まで」をめぐって――深く考え、豊かに感じるために―― 山下太郎 『星の王子様』(サン=テグジュペリ)を持ち出すまでもなく、常識や先入観にとらわれると、幼いころには当たり前に持っていた好奇心を失う恐れがありま […] 続きを読む