「論語の素読・勉強会」
・論語の素読(8:30〜9:00)では、毎回論語の一節を紹介し、参加者皆で声を出して読みます。最初は意味が分からなくても、繰り返し復習し、音で親しむことにより、シンプルなフレーズが、心の栄養として育っていきます。
素読の例(山の学校weblogより)
2011.01「子曰く、人の己を知らざるを患(うれ)えず。人を知らざるを患う」、
2011.7「曹子曰く、吾日に吾が身を三省す。・・・」、
2012.05「君子は義に喩(さと)り小人は利に喩る」など。
・勉強会(9:00〜11:00)
こちらは、単なる「自習の時間」ではありません。
「この生徒は、今どんなことが得意で、どんなことにつまずいているのか」、「今もっとも必要な学びは何であるか」、「普段の学習量に過不足はないか」、「学習の〈しかた〉に問題はないか」・・・
など、参加者の性格や修得度をみつめながら、静かに歩み寄り、参加者が心を開きやすい空気づくりに努めています。また、「自分より下の学年に教える」「自分より上の学年に教わってよい」というルールにより、学ぶことの誇り、仲間と共に学ぶ喜びを味わえる時間にもなっています。→[new]勉強会の様子(2013.5.11/ 山の学校weblogより)
・山びこ通信2012〜2013冬学期号より『論語の素読・勉強会』(山下あや)
講師が何より気をつけて見ているのは、「背伸び」や「先取り」ばかりになってはいないか、分かった「つもり」になり、「基本」がおろそかになっていないか、ということです。それは、山の学校のどのクラスにも共通することで、「〈山の学校の学び〉のエッセンス※」が詰まったイベントと言えます。
※こちらをご参照下さい ・「本当の勉強──Age quod agis.」(山びこ通信2011.06巻頭文)
・「学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや——根気強く学び続けるために大切なもの」(山びこ通信2012.11巻頭文)
また、私どもと致しましては、参加して下さる生徒さんの、学習の経過も見守りながら、応援したいと考えておりますので、是非、継続的な参加をおすすめ致します。
■中高生の勉強会、「何でも勉強相談会」につきましては、こちらをご覧下さい→ 何でも勉強相談会の記録(山の学校weblogより)
普段の学習に弾みをつけたい方、または、山の学校への入会をご検討の方は、是非、当イベントへ足をお運び下さい。(→お申し込みが必要です。)