山の学校 weblog

山の学校は小学生から大人を対象とした新しい学びの場です。子どもは大人のように真剣に、大人は子どものように童心に戻って学びの時を過ごします。

「ことば」の記事一覧

ことば1年(2019/2/19)

福西です。 先週の俳句のおさらいと、次の句を紹介しました。 春の海まつすぐ行けば見える筈 大牧広 春の浜大いなる輪が画いてある 虚子 どちらも一物仕立ての句です。一物仕立て(いちぶつしたて)とは、一つのことに内容を絞った […]

ことば5~6年(2019/2/14)

福西です。 『西遊記(上)』(渡辺仙州/編訳、偕成社)の第七章、p164~180を読みました。 先の第六章では、唐の太宗の時代に場面が飛び、三蔵法師が登場しました。そして三蔵は観音菩薩のはからいで、唐から西天(インド)を […]

ことば3~4年(2019/2/13)

福西です。 生徒たちが短歌に親しんでくれるように、私も短歌を作って紹介しました。 その後で、セイレーンとオデュッセウスの話をしました。 セイレーンは『オデュッセイア』に出てくる水の妖精です。美しい歌を歌います。それは、こ […]

ことば1年(1/29,2/5,2/12)

福西です。3週分の報告です。 1/29 『きりのなかで』(木村裕一/作、あべ弘士/絵、講談社)を音読しました。 ガブは「ヤギの肉よりも、ヤギが好きだ」とはっきり言葉にして、メイに伝えるシーンが印象的でした。このガブの認識 […]

ことば5~6年(2019/2/7)

福西です。 この日は「俳句を作りたい」という要望から、1時間、俳句作りに専念しました。 T君 ほふほふと皮まで食べるさつまいも 氷柱折りなめる子どものにやり顔 うらにわのねこのあくびも春景色 春来るかばんにつめるメロンパ […]

西洋古典を読む(2019/1/16)

福西です。 ウェルギリウスの『アエネーイス』を読み始めました。   『アエネーイス』(岡道男・高橋宏幸訳、西洋古典叢書) 『アエネーイス』(杉本正俊訳、新評社) と、『アエネーイス』第一巻訳を使います。 「戦争と一人の英 […]