福西です。
まよったとき、スタート地点から確認すると、現在位置がよく分かることがあります。
数学の問題で、行き詰まったら、「定義に帰れ」とよく言われます。
色や音を使った表現でも、「おかしいな」と思ったら、原点を再確認します。
いわゆるレベルセットとか、チューニングといわれる作業です。
そういうわけで、私も「ことば」クラスの取り組みにおける原点を確認しました。
山の学校開校1年目、18年前に書いた記事です。
そこで触れている、Kisaka Toshiki君の詩です。
もどれるなら、3、4才にもどりたい。
3、4才になったら、ゆき先生と遊べるから。
「ゆき先生に会える」という言葉は、Toshiki君の心の中では特別な位置を持つ古典なのですと、当時の私は書いています。
この生徒は、次のような詩も残しています。
(その2につづきます)