福西です。
『びりっかすの神さま』(岡田淳、偕成社)を読了しました。受講生のみなさん、おめでとうございます!
この日は、「13 本気で走る」「14 最初は はじめ」を読みました。
運動会当日。悟のクラスは、全員がリレーで本気を出して走ります。
ところがアクシデントが起こりました。英子がころんだのです。それによって悟のクラスは一位からびりに転落します。
英子は走り終えるなり、しゃがみ込んで泣き出します。
けれども悟たちは、びりっかすを通じた「心の声」を使って、走者に声援を送ります。特に、バトンを渡すタイミングではそれが役立ちます。
なんとか2位に浮上したところで、アンカーの悟にバトンが渡ります。
「一組のいいところはチームワークねえ。ほんとにみんなが力をだしきってるって感じがしたわ。いいクラスにはいれて、よかったわねえ。」
これはその日の夜に、悟の母親が悟に言ったことでした。
(その2)に続きます。