福西です。
(その1)の続きです。
盤上解説で、以下のことを確認しました。
1)駒の動き方
2)駒の点数(目安)
3)玉は意外に強くて、どんどん突破してくること。入玉されないように気を付けること。
4)歩を「と金」に変えること。歩を100点としたら、と金は500~700点。この差を使って、局面のバランスを崩すことが、将棋に勝つ秘訣。
5)香には田楽刺し、桂にはパッチという、「両取り」の手筋があること。また、相手からそれをされないように気を付けること。
6)銀は攻め駒。ななめ移動が得意。割打ちという両取りの手筋があること。
7)金は守り駒。終盤は相手の金をはぎ取ることが、寄せの極意。また、相手からそれをされないように気を付けること。
8)角と飛車は、成ると、極端に強くなること。とくに、竜の横利きは大暴れすること。(敵陣が横長なため)
そして、以上のことを全部忘れたとしても、これだけは覚えておいてほしい手筋を伝えました。
そして、相手が金などで受けてきても、竜を逃げずに、連続王手。
これは、飛車だとできない技です。竜になる意味の一つがこれです。
これをマスターすれば、寄せがぐんと楽になります。
相手の守り駒を「ただ」でぼろぼろと取っていけるからです。
(上記の場合は3一銀打でも可。ただし持ち駒が金の場合は、3三金打の一択。銀の方が柔軟です)
以上のことを踏まえて、残りの30分で対局しました。
(その3)に続きます。