福西です。(その3)の続きです。
後半の45分は、指導対局をしました。
ここで、サプライズがありました。
将棋教室OBの、Sin-Ichiro君が来てくれました。みんな喜んでいました。
以前、将棋の冊子を自作して、みんなに配ってくれた人です。彼には対局の一部をお任せしました。
この日から、なかなか勝てずにいる受講生には、要所要所でヒントを出し、勝ち筋を覚えてもらいました。
決め手は、やはり一間竜の活用です。
勝てた時、受講生は「一間竜(いっけんりゅう)!」と必殺技を覚えたように、得意になっていました。
この日は、全員、最低1回は勝つことができました。
勝てば、やっぱりうれしいものです。そして「次も」と欲が出ます。
それでいて、次は負ける。
悔しい。
だから、手筋を覚えようとする。
これの繰り返しです。
手筋を覚える人は、すぐに強くなります。
馬跳びのように、どんどん私を跳び越してほしいなと思います。