春・秋学期:『網目状の帝国―ドイツにおける近代化と全球化の始まり― Das vernetze Kaiserreich. Die Anfänge von Modernisierung und Globalisierung in Deutschland』(Jens Jäger, Stuttgart 2020)の序論
冬学期:『日本の歴史 Geschichte Japans』(Hans Martin Krämer, München 2024)
春学期はドイツの公共放送局ZDFによる動画「ドイツ帝国はどの程度近代的だったか Wie modern war das deutsche Kaiserreich?」の字幕と、デュッセルドルフの歴史家クリストフ・ノン Christoph Nonn による概説書『ドイツ帝国―その成立から滅亡まで― Das Deutsche Kaiserreich. Von der Gründung bis zum Untergang』(München 2021)の序論を取り上げ、秋学期と冬学期は新進気鋭の国制史家オリヴァー・ハールト Oliver Haardtによる学術書『ビスマルクの永久同盟―一つの新しいドイツ帝国史― Bismarcks ewiger Bund. Eine neue Geschichte des Deutschen Kaiserreichs』(Darmstadt 2020)の序論を扱いました。
2025年度の春学期と秋学期はこのテーマを引き継いで、ケルンの全球史家イェンス・イェーガー Jens Jäger による学術書『網目状の帝国―ドイツにおける近代化と全球化の始まり― Das vernetze Kaiserreich. Die Anfänge von Modernisierung und Globalisierung in Deutschland』(Stuttgart 2020)の序論を読む予定です。
そして、冬学期は少しテーマを変え、ハイデルベルクの日本学者ハンス・マルティン・クレーマー Hans Martin Krämer による概説書『日本の歴史 Geschichte Japans』(München 2024)の第8章を読もうと構想しています。19~20世紀の東アジアにおける宗教運動を専門とする彼の描く歴史は、ドイツと日本の近代史に対する我々の認識に、また新たな彩りを与えてくれるでしょう。