「雑談」の記事一覧
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山下です。 キケローの『アルキアース弁護』(16節)に「文学万歳!」と要約できるような内容の表現が見つかります。 リンク先で、語釈と逐語訳を紹介しています。 Quod sī nōn hīs tantus fructus […]
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山下です。 英語の語源について簡単なエッセイを書いています。 「「芸術」という言葉は、art (アート)の訳語として明治時代に生まれたが、カタカナの「アート」とともに今ではすっかり日本語の中にとけ込んでいる 。・・・」 […]
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山下です。 英語の基本は音を使った勉強だと思います。音楽のように英語の音に親しむのがよく、英語の歌詞を含んだ曲を聴くのはよい方法だと思います。 好きな映画があれば、格好の教材に早変わりします。 今は昔と違って学習材料は有 […]
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山下です。 英語にipsedixitism(独断的断定)という言葉があります。 この単語はキケローのラテン語 ipse dixit.(彼が言った)に由来します。 元のエピソードについて、リンク先で語っています。 キケロー […]
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山下です。 ラテン語に「フェスティーナー・レンテー」という格言があります。 いろいろな訳の仕方ができますが、関西弁の「ぼちぼちいこか」も意訳の一つたりえます。 この言葉をめぐり、エッセイを書きました。 >>「ぼちぼちいこ […]
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山下です。 ホラーティウスの「カルペ・ディエム」は短い詩です。 この言葉を訳せば、「その日を摘め」、「一日の花を摘め」となります。読み方はラテン語で「カルペ・ディエム」となります(carpeは動詞 carpoの命令法、通 […]
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山下です。 カエサル『ガリア戦記』冒頭の解説をご覧ください。 文法を一通り終えたらカエサルを読むとよいでしょう。 最初は時間がかかっても文法的に納得ゆくまで調べ、粘るのがコツです。 >>カエサル『ガリア戦記』冒頭の解説
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山下です。 人間とは何か。人間とは言葉を用いる生き物であるとキケローは述べています。 だれでも言葉を用いているという自負を抱きますが、本当にそう言えるのかどうか(動物と変わらない場合もある)。 人間らしい言葉の使い方とは […]
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山下です。 セネカが読書のコツについて述べています。結論から言うと、彼は古典の精読を勧めています。 だが、気をつけたまえ。君のようにたくさんの作家やあらゆる分野の書物を読んでいると、あてどなく不安定な面も生じかねないから […]
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山下です。 セネカは『倫理書簡集』の中で友情について次のように述べています 君はどんな思案も友人と一緒にすればよい。しかし、その前に友人とはどういうものか考えたまえ。友情とは、結んだあとには信頼を置くべきであり、結ぶ前に […]
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山下です。 ウェルギリウスの『牧歌』第4歌はキリスト教徒によって救世主の誕生を予言した作品と信じられたことがありました。 >>『牧歌』第4歌の全訳 赤子の誕生とその成長にあわせ、時代が鉄の時代的要素を捨て去り […]
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山下です。 セネカの『倫理書簡集』に次の言葉があります。「虚妄に喜ぶ」人の多い中、本当の喜びとは何かをセネカは追及しました。 <和訳> 私はなにか私にも君にも役に立ちうることを書こう。だが、君を励まして立派な精神へ向かわ […]