担当の梁川です。6/8(木)の記録。
この日も最初に「準備運動」として「何に見えるかな」(予め描かれた模様を手がかりに絵を完成させる)大会をし、その後は、「赤・青・黄」の3原色と、明度を調節する「白」の4色のみによる、自由な混色の実験が行われました。
散りばめておいた生花や林檎のモチーフから色を再現したり、逆にパレットの上でできた色から何かを想起したり、ということが起こりました。
出来上がったお気に入りの色を、画用紙の上にサンプルのように並べて配したり、同心円状に筆を置いて花型にしたり、或いは、試し塗り用に置いておいた紙の切れ端が、ちょうど本のしおりになると考え、気に入った色に塗って持ち帰ったり。ただ混色の実験と言っても、そこから自由な発想が様々に生まれたことを嬉しく思いました。
床で描くメリットは、絵との距離が縮まり、前のめりに絵に入っていけることだと思います。
この葉っぱの色は、エメラルドグリーンだから…
こんな感じかな…
色のサンプルがずらり
前回の続き。花びら一枚一枚の中にある濃淡。集中力のいる作業
穴をあけたらしおりの完成。
やさしいコーヒー色ができました
色だけでなく、タッチを楽しんでいる、Saeちゃんの作品と、
Hannaちゃんの作品
Aoiちゃんのスタディ
命が吹き込まれました。
はさんでギュッとする「デカルコマニー」の技法も。頭にリボンをしたネコちゃんのようになりました(Yuki)
ここからは、「何に見えるかな」の作品。
同じ形でも、
向きを変えると色々に見えます。
ただ円弧の線分が描かれた紙もこのとおり
漢字の六を逆さにしたら、バレリーナ(Yuki)
この日の花
家だと、「もっと離れて描きなさい」「姿勢が悪い」とか言いそうです。
かいがでは体も心も自由に表現出来ていてとても楽しそうです。