古文講読 更新日:2021/10/11 公開日:2010/10/08 古文 前川です。 前回は『枕草子』第35段の後半を読みました。 法華八講という宗教行事の場でありながら、人々の有様が興味深く描かれています。また清少納言の機知ある返事など、自らの自信の様も伺えます。 最後の3文には清少納言の嘆きのような声が聞こえます。このような華やかな場と、すぐに中納言が出家してしまったこととの対照が、彼女の心を強く揺すぶったのかもしれません。 次回は36段から読みます。 関連記事 古文講読「古文講読」を受講して古文講読古文講読古文講読 投稿ナビゲーション 古文講読古文講読