今日は学年ごとにつき組の部屋で運動あそびに取り組みました。

どの学年も平均台を使った取り組みに挑戦しました。

平均台というとバランスを取って端まで歩くイメージがありますが、Segawa先生の指導を見ていて、平均台は奥深いと感じました。

年中と年長は最後に難しいチャレンジが待ち受けていました。

二つの平均台をほんのわずかズラしてつなぎ、両サイドから落ちないで端まで渡りきるというものです。

緑と赤が10センチくらい重なってつながっています。めいめい反対側に進みたいのですが、相手の体があるためふつうに進もうとするとぶつかります。

どうすれば落ちずに反対側の端までたどり着くでしょうか?

この日は両学年を通じて、ほんの数組成功しました。

年中のAちゃん(女児)とH君(男児)の組み合わせはクラス全員の感動を呼びました。

Aちゃんはすいすい中央部分までたどり着きましたが、H君は立って歩くのがこわく、しゃがむように進みます。Aちゃんはしびれを切らすことなく、時にはH君のそばまで進み、手を引いて助けようとさえしました。

どんどん時間が経ちますが、H君はあきらめずようやく中央の「すれ違いポイント」に到達しました。

そこに高いハードルが待ち受けます。Aちゃん、H君はなんとか向こう側に進もうとあの手この手の方法を試します。応援する子どもたちもハラハラドキドキし、中には手で目を隠す子もいます。

なんとかうまくお互い体をかわして反対側に進むことができましたが、H君はカタツムリのようにゆっくり、しかし着実に平均台にしがみつきながら前進し、クラスのお友達と先生全員の拍手を受けながら、最後まで到達できました。

Segawa先生はこの日、「あきらめないことが大切です」、「やる前からできないと言うと何もできません。失敗しても何度でもやり直すことが大事です」というメッセージを随所で口にされ、粘り強く最後までがんばったH君を称えられました。

この日の取り組みを各学年「えにっき」(フォトギャラリー)にアップしました。

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