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2022-08-11 数の話
このブログでは学校教育における数値評価重視の懸念をいつも書いています。 「数」は毒にも薬にもなります。 子どもたち、とくに年長児は数(を学ぶこと)へのあこがれを強く持っています。 本園の場合、石段が続くので、数を数えながらのぼりおりするシー... -
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2022-08-09 成熟と未熟のはざま
数学者岡潔氏の言葉を紹介します。 すべて成熟は早すぎるより遅すぎる方がよい。これが教育というものの根本原理だと思う。岡潔『春宵十話』より チューリップの球根を同時に植えても、早く花を咲かせるものもあれば成長のゆっくりなものもあり、自然を手... -
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2022-08-07 人事を尽くすこと
高校の卒業文集に好きな言葉を書く欄があり、私は「人事を尽くして天命を待つ」と書きました。 今もそう書くでしょう。 人事ですべてを解決するぞ、と意気込むところからストレスは生まれます。 過去を振り返ると、人事ですべて解決したわけでないことに気... -
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2022-08-05 Ikuko Diary 更新
Ikuko 先生のダイアリーが更新されました。 >>8月4日 (木) / 夏期保育 “お盆をつくろう!”(各学年7/19(火)記録) 納涼保育2日目の活動が写真付きで詳しく紹介されています。 想像以上に全員が集中して作業に取り組んでいました。 出来上がりにみな大満... -
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2022-08-03 昆虫に寄せる心
お山の幼稚園にはたくさんの植物と昆虫がいます。 子どもたちは、日々園庭で出会う昆虫に興味津々で、部屋で飼うこともあります。子どもたちのまなざしを見ていると、興味という言葉では不十分で、愛情と呼ぶべきものが感じられます。 Ikuko Diaryにはそん... -
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2022-08-02 君子は器ならず(再考)
「君子は器(き)ならず」は好きな言葉の一つです。 この言葉をめぐる解釈はこのブログで幾度となく扱ってきました。 ちょうど一年前に、まとまった意見を書いています。今読んでも、まあこういうことだな、と思います。 >>2021-08-30 君子は器ならず 教育... -
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2022-08-01 「そろそろ登れ」考
年長児が最初に覚えた俳句は、一茶の「かたつぶり そろそろ登れ 富士の山」です。 かたつむり(昔の表記はかたつぶり)を見つめる作者のまなざしに思いを馳せてください。 この句が今に残るのは、共感できる人が多いからだと思いますが、これから先もそ...