教育– category –
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2021-12-27 教育は習慣を作る
「習い性になる」という格言があります。 「論語」に「性、相近きなり。習、相遠きなり。」という言葉があります。 人の本性は似ているが、習慣によって大きな差ができる、という意味です。 習慣は教育(学校、家庭、自己)によって作られます。 年末年始... -
2021-12-26 子どもの三つの姿
年末に当たり、メモ書きを読み返しておりました。 細かい話を抜きにすると、幼稚園で接する子どもたちは、次の三つの姿を見せます。 1つ、大人のようにがんばる姿。(努力) 2つ、子どもらしくたのしむ姿。(喜び) 3つ、駄々をこね、ふざける姿。(甘... -
2021-12-25 教育の言葉を読む
一年前の投稿を読み返しました。佐々木正美氏の言葉を思い出し、また、自分の書いたコメントを読み、なるほどと思いました。 今年度前半をふりかえると、「ママー」の言葉は少なく、「見てー」が圧倒的に多かったと振り返っております。 >> 2020-12-28 教... -
2021-12-24 自立の一歩一歩を見守りつつ
自著(『お山の幼稚園で育つ』世界思想社)の中から個人的にアンダーラインを引きたい箇所を抜き出してご紹介します。 子どもの登園をめぐるタイミングの問題は、桜の開花日の予想と似ています。多少の誤差はあっても毎年三月下旬から四月の上旬にかけて桜... -
2021-10-28 今日の俳句:ゼロはゼロでない
今日は一茶の俳句の四回目でした。 みなよい姿勢で声をそろえて取り組むことができました。 終わってから、「ゼロはゼロでない」話をしました。 鉄棒、縄跳びの取り組みを思い出してもらいました。 誰だって、最初からたくさん回れたり、跳べたりしません... -
2021-09-21 わたしが小さかったとき
先日の説明会で、年長の子どもが秋のもみじを見て「なつかしい」と声に出した話をしました。 子どもの言葉でハッとさせられたり、しみじみ感じさせられる経験はほかにもあります。 これは何度かあるのですが、年少児が「わたしが ちいさかったとき」とい... -
2021-09-19 他者と生きる
幼稚園生活の意義というのは何か、子どもたちは何を学んでいるのか、と問うとき、「社会の人」として他者を信じ、他者を助け、他者とともに生きる喜びを味わうこと、と答えたいと思います。 手をつないで登園することのなかにも、日々の遊びの中にも、クラ...