毎年年長児には週に一度、俳句の時間を持ちます。一学期を振り返ると、いろいろな記憶が蘇ります。芭蕉や一茶の俳句を園児に紹介するだけでなく、園児が作った俳句も紹介しています。
今学期の園児の作品に、次の一句がありました。
だんごむし くるっとまるまり はずかしい?
これは虫好きの子の俳句です。季語は「だんごむし」でしょう(夏かな)。最後の?に万感の思いがこめられていると感じられ、この?は外すことができません。この子はだんごむしと「対話」しているのですね。それゆえの?マークと感じられます。
味わい深い一句です。