教育– category –
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2017-01-07 「独学のすすめ」
正月気分もそろそろ終わりですが、休暇中私なりに思うことはたくさんあり、学校教育のこれからをあれこれ考えておりました。 一番の根っこは、教科書に書かれたこと(先生が言われたこと)のみを「正解」として教えていくのか、それとも逆に、一人一人自分... -
2017-01-04 文字に頼らない教育
学校教育で文字を使うのは当たり前だと思われています。幼稚園によってはその先取りとして文字を教えるところもあるでしょう。本園はあえて文字を教えることをしていません。年長児に俳句の素読をするだけです。なぜかと言えば、言葉とのつきあいの最初の... -
2007-01-03 挑戦すること
「一年の計は元旦にあり」ということ「挑戦すること」について好きな言葉をご紹介します。 難しいから挑戦しないのではない。挑戦しないから難しくなるのだ。(セネカ) セネカは2000年前のローマの人です。単なる食わず嫌いが様々な可能性を閉ざしている... -
2017-01-02 面白いもの、役立つもの
新しいことを開拓する人と同様に古いことを学びその意味を問う人もまた世の中に必要だと思います。何かを指さして役に立たないと言う人がいたら、逆に何が役に立つのか尋ねてみても面白いと思います。 本当に役に立つものとは何なのか、それはいつになった... -
2016-12-30 素読について
一昨日からの続きです。 小林秀雄氏は「素読」の大事さを以下のように述べています。 「情緒」が岡氏のキーワードであるのに対し、小林氏の場合は「すがた」が鍵を握ります。 書いた文章が難解で知られる小林氏ですが、ここで言わんとされていることは明快... -
2016-12-29 文章を書くこと
昨日の抜き書きの続きです。 岡:文章を書くことなしには、思索を進めることはできません。書くから自分にもわかる。自分にさえわかればよいということで書きますが、やはり文章を書いているわけです。言葉で言いあらわすことなしには、人は長く思索できな... -
2016-12-28 没頭すること
本を読んでいて次の表現に出会いました。 岡:人は極端になにかをやれば、必ず好きになるという性質をもっています。好きにならぬのがむしろ不思議です。好きでやるのじゃない、ただ試験目当てに勉強するというような仕方は、人本来の道じゃないから、むし...