山びこ通信– category –
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2024-01-05 希望と不安の中で今を生きる
ローマの哲人セネカは希望と不安は表裏一体という考え方を伝えています。 これをもとにしたエッセイを以前山びこ通信(山の学校の機関誌)に寄せました。 >>希望と不安の中で 今を生きること 子どもたちの未来にも思いをはせながら、「今を生きよ」の言葉... -
2023-12-24 和して同ぜず
中国の古い言葉に「和して同ぜず」があります(孔子の言葉)。 この反対が「同じて和せず」です。 学校教育との関係でこの言葉の意味を次のように解釈しました。 幼稚園から小学校に上がると、子どもたちは無意識のうちに「同じもの」を目指すように促され... -
2023-08-19 和して同ぜず
やまびこ通信の記事を読み返しました。 後半に出てくる小3男児は卒園児で、現在高校2年生。「れきし」クラスは「歴史」と名前をかえて今も熱心なやりとりが続いています。 幼稚園から小学校に上がると、子どもたちは無意識のうちに「同じもの」を目指すよ... -
2023-08-18 本当の勉強
自然の異変により、各地で自然災害に見舞われるニュースが後を絶ちません。今日もやまびこ通信の過去の記事を紹介します。2011年に書いたものです。 本当の勉強──Age quod agis. 好きなことをとことんやる。そこから何か別の道が開けてくる。好きなことと... -
2023-08-17 考えること、学ぶこと
山の学校のエッセイを読み返しました。 学校時代を振り返り、遊び心のある先生の授業は何でも楽しく、前向きに取り組めたと思い出しています。 『論語』に「学びて思わざれば即ち罔し。思いて学ばざれば即ち殆し」という言葉があります。知識を丁寧に学... -
2023-08-11 「三つ子の魂」の行方−−幼児教育と学校教育をめぐって
以前「山の学校」(幼稚園の付帯事業)の機関誌に載せたエッセイを読み返しました。 「三つ子の魂」の行方−−幼児教育と学校教育をめぐって 英語で「子ども」をインファント(infant)と言いますが、原義に照らすと「言葉を話せない者」という意味になり... -
2023-07-22 AI時代と子どもたち
定期的にこのエッセイをここで紹介しています。 「AI時代と子どもたち」(やまびこ通信)。 4年前に書いたものです。 全文引用して掲載します。大人も子どもも「三つ子の魂<を>百まで」輝かしたいですね。幼稚園はそれを守り磨く場所であると思います。...