山びこ通信– category –
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2025-08-03 「三つ子の魂」の行方──幼児教育と学校教育をめぐって
昨日の続きで、次のエッセイを読み返しました。 >>「三つ子の魂」の行方──幼児教育と学校教育をめぐって 世の中が今のように余裕がなくなると、「子どもの心」はあとまわしになりがちです。 自然環境と同じく、守るべきは「子どもの心」だと私は強く感じて... -
2025-08-02 大人の言葉、子どもの心 ――思い出を力に変えて
以前書いたエッセイを読み返しています。 >>大人の言葉、子どもの心 ――思い出を力に変えて 10年前は月一で「論語の素読」を担当していました。体が二つ、三つあれば、今でも続けたいのですが。 幼稚園の子どもたち、山の学校の子どもたちを前にすると、そ... -
2025-04-03 「三つ子の魂」の行方
私はあちこちで、「三つ子の魂<を>百まで」(持ち続けてほしい)と述べています。 古代ローマの哲人にセネカがいて、『人生の短さについて』と題する作品を残しています。 哲学書というよりも、現代風の人生論といった趣の作品で、かのミヒャエル・エン... -
2025-04-02 何かよいこと(Something Good)
これをやるとあれに効き目がある、等、わたしたちは、日々「これは何のためになるのか?」確認し、効能が期待できそうだとアクションを起こします。 それとは逆に、これが何かのためになると思わずに無意識によかれと思って行動することの積み重ねで、将来... -
2025-03-31 時代の扉を開く鍵――草の根の教養教育とラテン語と
年度の締めくくりとして、「時代の扉を開く鍵――草の根の教養教育とラテン語と」と題したエッセイをお届けします。 幼稚園児が巣立っていくこの社会を、少しでも風通しのよいものにしたいと願い、「幼稚園」の付帯事業として「山の学校」に力を入れてまいり... -
2025-03-30 AI時代と子どもたち
今から6年前に「AI時代と子どもたち」と題するエッセイを「山びこ通信」に寄稿しました。 >>AI時代と子どもたち その後のAIの急速な発展、浸透を見る中、一方、卒園児の多方面にわたる充実した活躍を見聞きする中、ここで書かれた内容は今も書き換える必要... -
2024-05-03 憲法記念日に寄せて:温故知新と西洋古典
今日は憲法記念日です。 我が国の法の概念の形成に、西洋古典の理念は大きな影響を与えています。「温故知新」という孔子の言葉を応用し、10年近く前に以下のエッセイを書きました。子どもたちの未来が輝きを増すことを祈念し、ここに再掲いたします。本園...