今日は待ちに待った2学期スタートの日でした。

子どもたちは凜々しい面持ちでグループの集合地点を出発し、1学期以上に確かな足取りでお山の上を目指しました。

到着時間は行きも帰りも予想以上に早かったです。

始業式においても、子どもたちの真剣な気持ちが伝わってきました。いよいよ始まるぞ、という期待と喜びが顔の表情ににじんで見えました。

日頃年長児には「姿勢が大切」ということを伝えています。今日の始業式の態度は卒園式のときのようにまことに凜々しく見えました。

子どもたちには「力を合わせる」大切さを話しました。

手と手を合わせて押し合っても何も生まれませんが、両手を前に突き出せば、その方向に大玉を押すことは可能です。

クラスが一つになって両手を前に突き出せば、大きな力が生まれます。

2学期は運動会を始め、いろいろな場面で力を合わせる必要があります。

一番身近なところでは、遊んだ後のお片付け。みんなで一緒に片付けなければ、時間も掛かるし、特定の人だけしんどい思いをすることになります。

また、クラスで先生が話しをされるときに、しっかり聞くという態度。これも、「全員」が同時にしっかり口を閉じて聞く姿勢をもたなければ、よく聞きたいと思うお友だちの邪魔になります。先生も話しにくくなります。

実際、全員しーんと静かに聞いてくれていたので、私からは何も言う必要はないくらいでした。

続いて、2学期から入園することになった年中のお友だちを紹介し、全員で「よろしくおねがいします」と言い、そのお友だちも同じ言葉を返しました。

その後、それぞれのクラスで夏休みの思い出に花を咲かせたり、外に出て虫取りをしたり、思い思いの遊びに興じたりしました。

帰り道は暑かったですが、最初にふれたように、誰もが皆スタスタと歩き、思った以上に早く集合地点に到着しました。

初心忘るべからず、といいます。

この日の気持ちを大切にし、みなで楽しい毎日を過ごしていきたいです。

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