来年10月から幼児教育・保育の無償化が正式に決定されました。
私立幼稚園の場合、(1) 保育料を納める、(2)納めた額が還付される、という「就園奨励費」の流れになります。
「就園奨励費」の場合、所得のランク分けに応じて還付金額が異なりましたが、今回の無償化によって所得区分が撤廃され、全員等しく保育料の全額が還付されます。
私立幼稚園の場合各園で保育料はまちまちです。25,700円(月額)を上限として納めた保育料が還付されます。
この数字を超える保育料の幼稚園は、差額を保護者は負担しなければなりません。
逆にこの数字を下回る保育料の幼稚園の場合、その幼稚園の保育料(2万なら2万)を上回る金額が支給されることはありません。
25,700円の数字が独り歩きすると、この点で誤解が生じる恐れがあります。
いずれにしましても、今まで以上に多くの税金が投入されるため、各園それぞれが自園の教育に一層の責任をもって取り組むことが求められます。
教育はそれを受ける子どもの目線、子どもの立場で考える視点が何より大切であり、本園は本園の独自性を生かし、これからも子どもにとってよりよい教育を目指して取り組んでまいりたいと思います。
追伸
全国の私立幼稚園は、「子どもの視点に立った良質な教育環境を守り育てよう!」というメッセージをこめて「子どもがまんなかプロジェクト」を立ち上げ、今に至ります。上の画像はそのロゴです。