今日は8月のお誕生会でした。
先生からの出し物は「おむすびころりん」にちなんだペープサートでした。
私はあらためて「手は手を洗う」という言葉を引用し、「力を合わせること」についてお話をしました。
何処まで伝わったかはわかりませんが、手は勝手に動かないので、手を動かす心が大切と伝えました。
これは子どもたちに言ったことではありませんが、片手で拍手はできません。拍手するために両手を動かすのは心です。
力を合わせるために手と手を繋ぐことが大事ですが、形だけ繋いでそれでよい、とするのではなく、繋ぎたい、力を合わせたい、と希望する心がおおもとになければなりません。
手に限らず、心はさまざまな道具を使ってさまざまな運動、表現を行います。
学校で学ぶ知識も道具の一つと言えるかも知れません。
人を思う優しい気持ちや、矛盾や困難を乗り越える勇気が根っこにあればこそ、言葉や数字、様々な知識を習得することに大切な意味が与えられるのでしょう。