今日も寒さに負けず子どもたちは元気に過ごしています。
年少児の外遊びの一コマをえにっきにまとめました。
幼稚園の梅はどんどん開いています。
年長児は朝一番で俳句の時間をもちました。
1つの俳句について4日かけて取り組みます。
今日は「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ 嵐雪」という梅の俳句の最終回でした。
まさに今の季節にぴったりの俳句だと思います。
年長児は梅が満開に近づくにつれ4月からの小学校生活のことを意識します。
今日の俳句の時間、次のような話をしました。
今日手を挙げて発表した人は立派でした。
発表しようと思ってもドキドキして発表できない人がいるかもしれません。
先生は子どものときそうでした。
発表することも大事ですが、それより大事なことがあります。
そしてそれをここにいるみんなはしっかりできています。
今みんなはよい姿勢で先生のお顔を見て話を聞いています。
これは簡単なことのように見えて、簡単ではありません。
油断するとついうっかりしてしまいます。
以前お話したように、「初心忘るべからず」です。
これから小学校に行っても、このことを大事にしてください。
小学校に行くことを考えると少しドキドキするかもしれませんが、これができれば心配はありません。
みんなに話をされる先生の顔をよい姿勢で見て、お話を聞いてください。
「わかった、かんたん。」とうっかり油断しないでください。
よい姿勢で先生のお話を聞くこと。
これが小学校に行ってから一番大事なことだと先生は思います。
みんなは今このお山の上で過ごしていますが、地球は丸くて大きいです。
今お話ししたことは、じつは地球の裏側の外国の小学校でも同じことです。
先生が子供の時にも、みんなが小学校に行くときも、みんなが大人になっても大事です。
今お話ししたことは、外国でもいつの時代でも、一番大事なことなのです。
違う国に行って、最初はドキドキしても、知らない人がいっぱいいる教室に入っても、いつでも、どこでも大事です。
今こうしてみんなが集まってお互い友達になると、この大事なことをつい忘れがちです。
日頃、先生のお話を聞くときにも、お友達と遊ぶときにも、相手の言葉にしっかり耳を傾けてください。
それができれば何も心配はいりません。
私も幼稚園時代、当時の園長先生から似たような話をよく聞いた覚えがあります。
車の運転で、よそ見をしたらどうなる?という問いかけもありました。