教育– category –
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2024-01-28 子どもの耳にする音について
去年の暮れに書いた「素読のこと、日本の教育のこと」を読み返しておりました。 >>素読のこと、日本の教育のこと 手本となる音を耳から吸収することが、自ら音を発するより先にある、という事実が重要なのだと思います。 原点を探っていくと、赤子への子守... -
2024-01-01 謹賀新年(雨のち晴れ)
あけましておめでとうございます。 珍しいことに、今年は雨のお正月となりました。 天気予報では「雨のち晴れ」となっていますので、やがて晴れ間が出るでしょう。 「雨のち晴れ」は四字熟語だと「雨過天晴」といいます。 悪い状況がやがて改善することを... -
2023-12-31 素読のこと、日本の教育のこと
素読と書いて「そどく」と読みます。 日本の伝統的な学びを支える方法の一つでした。 評論家の小林秀雄が素読の大切さを力説しています。 素読教育を復活させることは出来ない。そんなことはわかりきったことだが、それが実際、どのような意味と実効とを持... -
2023-12-30 幼稚園で学ぶもの
知識であれ技術であれ、時代が進む中で、自宅に居ながらにしてその取得方法が洗練され、幼児期において大きな成果を生むことが可能になったように感じられます。 幼稚園で学ぶものはいろいろありますが、今ふれた、そうした方法論を効率的に集団教育に適用... -
2023-12-29 「勉強が出来る」ということ――行いて余力あらば即ちもって文を学ぶ――
以前「山びこ通信」(山の学校の機関誌)に寄せたエッセイを読み返しました。 題して、「「勉強が出来る」ということ――行いて余力あらば即ちもって文を学ぶ――」 今から20年近く前の文です。 今読むとひねりのないありきたりのことを書いていると思いますが... -
2023-12-28 収穫を問うなかれ
以前ご紹介した記事を再読しました。 「収穫を問うなかれ」。これは中国、清末の政治家曾国藩の金言で、「ただ耕耘(こううん)を問え」と続きます。耕耘とは田畑を耕し、雑草を除去する作業を意味します。学校教育にあてはめてみると、なかなか含蓄のある... -
2023-12-27 子どもの頃の思い出
幼稚園から西の山が見えます。 京都の中で、東の比叡山と並び立つのが西の愛宕山です。 中学1年生の時、自然観察会の活動で一度登りました。 中々大変な山道でしたが、頂上についた後、飯盒炊飯してカレーを食べた記憶があります。 苦あれば楽あり。味覚の...