以下は覚書です。 ある大学の教育方針に問う力、書く力を鍛える、というのがあり、まことにもっともだと思う一方、なぜもっと早い段階で鍛えないのかという素朴な疑問が浮かぶ。大学では遅すぎる。これは小学校でやることだ。 書いたも・・・
「教育」の記事一覧(44 / 75ページ目)
2018-07-27 本を読むこと
ヨーロッパの古い格言に「本は寡黙な教師である」という言葉があります。 本から学ぶところは大きいわけですが、「饒舌な」先生の方がよいではないか、と思う人がいるかもしれません。 雄弁で流れるように上手な説明をする先生はありが・・・
2018-07-26 「内に自ら省みるなり」
昨日は、「子のたまわく」という言葉をめぐる、古今東西の解釈の相違にふれました。 単純化して言えば、「論語」の言葉(or 学校の先生の言葉)を鵜呑みにするだけではいけない、ということであり、東洋の古典に難癖をつけることが趣・・・
2018-07-25 今できること
世の中はめまぐるしく動いているように見えます。 今も昔も変わらないものは何かと考えたとき、私は一人ひとりの子どもたちが、(押し付けられたものでない)自分の考えを大事にしてほしいと願います。 不動なものを見つめ、心にとどめ・・・
2018-06-17 父の日に寄せて
今日は父の日です。 先代の園長(山下一郎)の遺稿集より、一つのエッセイをご紹介します。 >>「幼な子へ贈る父の遺言状」 お父さんが単身赴任の場合、またそうでなくても、仕事の性質上なかなか日中子どもと接する時間がとれないお・・・
2018-06-10 文字との出会いを大切に
小学校以上の勉強の基本は「文字を読んで理解する」ことだと思われます。 幼稚園時代に、子どもが文字に興味を持てば、その姿勢を無理なく応援することは大切です。しかし、急ぐ必要はまったくありません。 年長の子どもたちは俳句を作・・・