山びこ通信– category –
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2018-03-27 「三つ子の魂百まで」の解釈
「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、「三つ子の魂を百まで大切に」という解釈を加えたいと思います。 >>「三つ子の魂」の行方──幼児教育と学校教育をめぐって(山びこ通信巻頭文) -
2018-03-05 昨日の補足(言葉の力を磨く)
昨日、山びこ通信の巻頭文を紹介しました。 その中で、大学生がインファント(言葉が話せない=幼児)になるという皮肉な出来事に言及しました。 私は縁あってここ数年大学で講師を務めていますが、これは年々感じることです。実体験であり誇張ではありま... -
2018-03-04 三つ子の魂の行方
最新の山びこ通信に巻頭文を書きました。 >>三つ子の魂の行方──幼児教育と学校教育をめぐって 日頃ああでもない、こうでもないと考えていることをなんとか形にまとめました(つまり文字通りの意味でエッセイです)。 -
2018-02-18 山びこ通信
山びこ通信最新号の準備を終えました。あとは印刷を待つのみです。 >>バックナンバー >>過去の巻頭文一覧 今回巻頭文に書いた内容は、今年度後期非常勤で大学生に教えた経験を色濃く反映しています。 -
2018-01-14 オトナとコドモ
氷が張ったり雪が降ったりする季節です。 以前書いた原稿を読み返しておりました。 >>「子どもは大人の父である」考 ワーズワースの「大人は子どもの父である」という表現に関して、司馬遼太郎は次のように述べています。 「私の中の小学生が、物や事を感... -
2017-12-29 日本人とクラシックス
クラシックというと「古いもの」というイメージがありますが、語源に照らすと「最高のもの」という意味です。 クラシックスという英語は、日本語の「西洋古典」を意味します。つまり、ギリシア・ローマの古典のことです。 私はこの勉強をしたのですが、大... -
2017-12-27 山びこ通信より:「和して同ぜず」
冬休みに入り、以前書いたエッセイを読み返しています。 >>2017-02 「和して同ぜず」 内容のポイントは、子どもの読書力をいかに育むか、ということです。 大学生にも、大人にも応用のきく話かもしれません。 ローマの小プリーニウスは、「多読より精読」...