山びこ通信– category –
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2017-08-10 素読と音読
素読と音読についておりにふれて考えます。 幼稚園でやっている俳句は広い意味で素読にあたります。 肩に力をいれないで考えてほしいです。 学校の国語の教科書を親が音読して手本を見せ、聞いたとおりに子どもが発声すれば、それが素読です。 文字を使わ... -
2017-08-09 「子曰わく」
タイトルは「しのたまわく」と読みます。 「先生は言われた」という意味です。 この言葉に対応するラテン語が Ipse dixit.です。 Ipseは先生という意味ではありませんが、オリジナルの文脈からそう解釈できます。 ピュータゴラース(ピタゴラス)を指しま... -
2017-08-08 「何かよいこと」
タイトルは英語の Something Good の訳です。 ご存知「サウンドオブミュージック」に出てくる曲のタイトルです。 その歌詞がなかなか考えさせる内容になっています。 リンク先のエッセイは、その内容をヒントにして書いたものです。 このテーマについて考... -
2017-08-07 「子どもは大人の父である」考
タイトルはよく耳にする言葉です。 イギリスの詩人ワーズワースの言葉です。 あわせて、サンテグジュペリの「星の王子さま」にある、「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない」(岩波少年文... -
2017-08-06 大人の言葉、子どもの心
反芻という言葉があるように、夏休みは同じことについて何度も考えています。 自分が以前書いたエッセイがよいきっかけとなります。 >>大人の言葉、子どもの心 ――思い出を力に変えて 子どものころをふりかえり、感謝したい先生方のあの一言、この一言、と... -
2017-08-05 時代の扉を開く鍵
少し前に書いたエッセイを読み返しました。 >>時代の扉を開く鍵――草の根の教養教育とラテン語と われながらドン・キホーテ的なことを書いていると思いますが、おそらく150年前にクラシック音楽に取り組み始めた人たちも同じような気持ちだったと思います。... -
2017-08-04 「力があると思うゆえに力が出る」
山びこ通信に書いたエッセイを読み返しました。 >>「力があると思うゆえに力が出る」 二千年前のローマの詩人の表現ですが、今にも生きる言葉として欧米では人口に膾炙しています。