大晦日となりました。 星野道夫氏の言葉を引用して一年を締めくくりたいと思います。 無窮の彼方へ流れゆく時を、めぐる季節で確かに感じることができる。自然とは、何と粋な計らいをするのだろうと思う。一年に一度、名残惜しく過ぎゆ・・・
「2020年」の記事一覧
2020-12-30 言葉を重んじること
昨日の話の続きです。 程よく頑張るという言い方は、真摯に努力する人にとって甘いというか、ゆるい言葉に聞こえます。 今日はその補足です。 中国の古典に「天地不仁」というのがあり、この言葉を念頭に置けば、努力する者を天は正当・・・
2020-12-29 程よく頑張る
一昨日に続き、星野道夫さんの言葉を紹介します。 多くの選択があったはずなのにどうして自分は今ここにいるのか。なぜAではなく、Bの道を歩いているのかわかりやすく説明しようとするほど、人はしばし考え込んでしまうのかもしれない・・・
2020-12-28 教育の言葉
教育のことを考えながら本を読むと、心に響く言葉に出会えます。 「こっちを見て!」という感情のいちばん旺盛は時期は乳幼児期です。そういう時期にうんと気持ちを満たしておいてあげないと、安心してものが言えなくなるのです。幼稚園・・・
2020-12-27 心の風景
子どものころに見た風景が、ずっと心の中に残ることがある。いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりすることがきっとある。–星野道夫『長・・・
2020-12-25 クリスマスの日
今日はクリスマスです。子どもたちの幸せな顔が浮かびます。 本園は宗教に関して「無宗教」ですが、宗教的意味、また異なる文化の歴史的背景に思いをはせたいと思います。 学期末、「イエスは何歳で死んだか?」と年長児に問われ、なん・・・