今日は1月のお誕生会を開きました。
先生の出し物は「北風と太陽」をアレンジした寸劇でした。
同じことを伝えるにも、言葉は太陽のように優しい気持ちで伝える方が、北風のように強く厳しく言うよりも相手によく伝わりますね、という話でした。
私からは、日々子どもたちがさまざまなことに「挑戦」している好ましい例を挙げたうえ、日常に目を向ければ、「簡単だ」と思えることにも挑戦して乗り越える場面がある、という話を伝えました。
朝の登園からふりかえりつつ、部屋に着いたらキビキビ準備するか、それともちょっとくらいいいや、と思ってダラダラと過ごすか。「挑戦する人」はどちらだろう?と聞くとみな正解を答えます。
こういう調子でさまざまな場面でどうすべきかをふりかえってもらいましたが、正解を言えても幼稚園で(またおうちで)そのとおりできているかどうかは別問題。
「ほんとうにできるだろうか?」
頭でわかっていても、実際にできなければ意味がありません。
今日一日、さまざまなことに「よし、がんばろう」と挑戦してみてください、と結びました。
するとさっそく今日の帰りの準備をするとき、「ぼくは~やってみた。「挑戦」してみた」と言う年中の男の子がいて、「挑戦」という言葉は子どもたちの胸に響くキーワードだと思いました。