先日年長のクラスから大きな声が響きました。
勢いよくふる雨を見て、部屋の中から外に向かって高らかに声を出している男の子の声でした。
あめ、あめ、あめ、あめ、もっとふれ
日本語のリズムとして、「あめ」は四回繰り返すのが自然であり、誰に教わらなくても感覚として身に着いたものだと思いました。
同じように、指を折って5,7,5と数えなくても、芭蕉や一茶の俳句はスラスラ朗誦できますし、自分たちで身の回りのことを題材として、5,7,5の作品を作ることもできます。
文字で学ばなくても、日本語のリズムは耳から自然に学んでいるのだと思います。
同様に、英語をはじめとする外国語の学習も、学びの順序は耳からだと思います。