今日は今年度最後のお誕生会がありました。
プレゼントの歌を歌う年少児、年中児も元気いっぱいでした。「虹の向こうに」という歌が大好きな様子で、大きな声で合唱できました。年長児は「春の光りに」という歌を歌いました。とても長い歌詞なのに、しっかりよく覚えているなあと感心しました。
映画は例によって「ピングー」と「日本昔話」から一つずつ見ました。「ピングー」は、ピングーがピンガと協力し、子どもたちだけでたこ揚げに成功するお話でした。ほのぼのする展開でした。
昔話は「ものぐさ太郎」でした。私の覚え違いで、もっと町の危機を助けるような話だと思っていたのですが、すくなくとも今日見たものぐさ太郎は、とくに何の活躍もしません(笑)。
殿様がものぐさ太郎に酒とご飯を提供するよう村人におふれを出し、そのばかばかしさに嫌気のさした村人たちが「京のみやこにいけば、よめっこがみつかるぞ」とそそのかし、それにつられて京にやってきたものぐさ太郎は、一目惚れした女の家に養われ、そのまま役人に重用され、故郷に錦の御旗を飾る・・・という流れで、どこにもドラマチックな山場がなかったのでしたが、こんな凡庸とも思える話の展開にも、子どもたちは静かに見入っていたのに驚かされました。
「むかしむかしあるところに・・・」のお話は、子どもたちは基本的に大好きなのだと実感しました。