昨日は4月のお誕生会でした。
お誕生会では毎月子どもたちに「お兄さん、お姉さんになるとはどういうことか?」をわかりやすい事例をまじえてお話しするようにしています。
今回は「よい姿勢で会に臨む」ということについて話しました。
誕生会ではお誕生日を迎えたお友達をみんなでお祝いします。一人一人にとって年に一度のお誕生日。
名前を呼ばれて皆の前に立った時、自分ならどういう姿勢でみんながこちらを見ていると嬉しいかを考えてもらいました。
学年ごとにお祝いの歌を歌うときも、そのことを心にとめれば、おのずとよい姿勢で会に臨めるでしょう。
気を付けないと、歌う子はしっかり歌うけれど、中にはよそ見をしている子もいる、という事態も起こりえます。
回を重ねると徐々に初期の緊張は緩みます。それがよい面に出ることもあれば、その逆もあります。
慣れてくると、つい「言われなくても<<わかっている>>」ということが出てきますが、本当のお兄さん、お姉さんは、言われなくても<<できる>>」、つまり<<行動できる>>ということになります。
このことは日頃のクラスの取り組みについてもいえることです。
初心忘るべからず、ということを私なりに幼児にお話しした次第です。
その後、先生からの出し物があり、今回は大型絵本の読み聞かせでした。
とてもほのぼのした楽しい絵本でした。
困ったことが解決して登場人物のキャラクターはみな笑顔になりました。
「幼稚園で困ったことがあったら、いつでも先生にお話ししてくださいね」というメッセージとともに読み聞かせが終わり、子どもたちから大きな拍手がわきあがりました。