今日から三学期がはじまりました。園児は胸を張って登園しました。
さて、今始業式を終えて部屋に戻ってきました。子どもたちに話したことは、表題の言葉の内容です。
「できると思えばできる」
これは、2000年前の人の言葉です、みんなに言葉のプレゼントをしますと前置きした上でこの言葉を紹介しました。「自分にはできないんじゃないか」と思うことは誰にでもあります。でも、そういうときにこの言葉を思い出してください、と。
お空を見てください、飛行機が飛んでいます。空を飛びたい。でも無理だ。みんなはそう思いませんか。でも、「できる」と思った人がいたのです。そして、空を飛べる飛行機を発明しました。
このときです。年中の男の子が「あきらめない」としっかりした口調で合いの手を入れてくれました。
そう、あきらめない、ということです。みんなも、「自分にはできるかな、どうかな」と思う気持ちになったときは、どうか、今日先生がお話しした言葉を思い出してください。「できると思えばできる」と。
ざっと、以上のようなお話をいたしました。
三学期が終われば、それぞれのお子さんは学年が一つ上がります。最後の仕上げの学期。一日一日かみしめるように、子どもたちと接していきたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
PS
表題の言葉の出典は、ローマの詩人ウェルギリウスの言葉。原文では「彼らはできると思えばこそ力が湧いて出てくる」となっていますが、わかりやすく意訳しました。