昨日は6月のお誕生会でした。
先生からの出し物は、Asami先生、Yuka先生、Chinami先生によるペープシアターでした。歌にあわせてカレーライスを作っていくというもので、会場全員で大合唱しました。あまりに精巧な絵にひきこまれて、子どもたちは本当におなかが空いたのではないかと思えたほどでした。このペープシアターはTomomi先生が学生時代に作った作品とのことでした。
その後、雨が上がった頃、園児たちはひみつの庭に散歩に出掛けました。そのときの様子をスライドショーに纏めました。
>>おやまのえにっき(2015-06-16)
このとき私は印象深い経験をすることになりました。
Ikuko先生が、ママの日のお手伝いに来られた保護者と打合せをしているとき、サクラの木からウッドデッキにスズメガの幼虫が落ちてきたそうです。私が到着したとき、こんなのがいました。
次々にやってくる園児たちは興味津々で見つめます。
年少に続き、年中、年長の子どもたちも庭の中に来ました。
モゾモゾ動く幼虫をさわりたくて仕方のない子が、力加減を誤って手で潰したり、葉っぱや棒きれで体に傷をつけてはいけないので、私は子どもたちに「見るだけだよ」と伝えながら、興味のある子どもたちと幼虫の動きを見守りました。
どうしても手が出てしまう子には、「この幼虫はさくらの木がおうちで、今迷子になっている。この子をさがすお父さん、お母さんのおうちに帰らないといけない。みなで応援しよう」と伝えました。
とはいえ、幼虫のことですから、私の思うようには動いてくれず、ウッドデッキの上をさくらの木と反対の方向に行ったりもします。
ところがずっと見ているとさくらの木の前まで戻ってきました。そしてついにウッドデッキから見事落下!「おお!」子どもたちから声が上がります。
そして元気よくさくらの木を登り始めました。幼虫を見守る子どもたちのまなざしも優しかったです。
そして無事におうちに帰りました。
幼虫が木を登りだした時間帯は子どもたちが部屋に戻る時間でした。私は残ってずっと見ていたのですが、幼虫のことが気になる子どもたちからは、「ぜったいしゃしんにとっといてね」といわれたので、こうして写真をアップする次第です。
追伸
Yuka先生によれば、年少児の子どもたちには、スズメガの幼虫の側面が新幹線の窓に見えたらしく(青い部分が窓)、そんなわけで「東京からきはった」ということになったそうです。