昨日の午前中は瀬川先生をお招きし、年長、年少、年中の順に指導を受けました。昨年度から月に一度先生に来ていただいているので、子どもたちは何をすべきかをよく心得つつ、終始喜々として取り組んでいました。
転んだ時にとっさに手を付けるようにする運動だとか、横転の練習だとか、さまざまな体の動きを引き出すようなメニューでした。日常を顧みると、石段を上り下りするさいにこける子はほとんど見受けられませんし、たまに転ぶことがあってもしっかり手をつけているので大事に至ることはなく、私が「その手が守ってくれたね」と声をかけるとまずといっていいくらい涙は出ません。
瀬川先生は年長の取り組みの開口一番「今日はたくさん走ってもらうよ」と言われました。実際、この日の子どもたちは室内のダッシュを何度も繰り返しました(※園庭で取り組むと子どもたちの集中が拡散するため今は室内でしっかりと取り組みます)。
子どもたちの体力には脱帽です。えにっきの写真を見ていただければおわかりになるとおり、どこにカメラを向けても笑顔ばかりでした。先生の導きもユニークで、たとえば、「きのうサザエさんを見た人走って」と先生が声を掛けると、該当する子どもが一斉に走り出します(あるいはジャンプして進みます)。先生の指示をよく聞く力も身に着けてもらい、同時に楽しみながら走ることを繰り返す・・・。
この日、一番に取り組みを終えた年長児は12時すぎまで園庭でリレーをしたり、思い思いの遊びに取り組みましたが、12時過ぎにお片付けをしたあと、なぜか先生が全員を一列に並べています。
見ていると、「髪の毛をくくったお友だち、けんけんで!」と先生が号令をかけました。子どもたちは「またあれができる!」といわんばかりに、誰一人グズグズすることなくあっという間にお部屋に戻ることができました。